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少し前に完成したキャンプジオラマ。

舞台は、岐阜県郡上市の和良川公園オートキャンプ場です。
完成報告ブログでも触れましたが、この作品をより多くの人に見てもらうため、同キャンプ場の受付に置いてもらいたいと考えました。
そして今日、いよいよその交渉へGO！
自宅から約２時間で現地到着。
デイキャンプの受付を済ませ、管理人さんに置いてもらえるかどうか、相談しました。
キャンプ場からは、壊れてしまっても責任は取れないことなどについて言われましたが、置くことについてはOKとのこと。
ほっ。

こんな感じで置いてもらえました。



いやぁ、置いてもらえて本当に嬉しいです(^^)
ただ、前日辺りから我が子を嫁に出すような感覚に陥り、「本当に置いてきてしまうのか…」などと逡巡したりもしました。
というのも、このジオラマは非常に気に入っていて、手元に置いて眺めながら酒を飲んだりするのもすごく楽しいからです。
不特定多数が訪れるキャンプ場の受付は、小さな子供がジオラマに興味を持って、つい落としてしまうという場面も想定されます。
それはそれで、ちょっとうれしいと同時にちょっと悲しい。
複雑な気持ちです。

でも約１０年間、毎年必ず家族や友達と、そして一人でも訪れているお気に入りキャンプ場でもあり、子供たちの成長を感じる場面にも遭遇した想い出深いキャンプ場でもあります。
そんな場所にささやかな気持ちを伝えたい、小さな小さな恩返しをしたい。
そんな思いでジオラマを置いてもらう気持ちを固めました。

これから何人のお客さんがあのジオラマを見てくれるだろう…
そのうち何人の人が楽しい気持ちになってくれるだろう…
今はそんな想像をしています。

さて、無事ミッションを果たしたので、記念写真。


ジオラマの舞台となったサイトです。
ちょうどこんな配置をジオラマ化しています。

そして予約したサイトへ移動し、ちゃちゃっと設営した後は、近くの道の駅まで散歩。
道すがらはこんなきれいな景色。



買い物して帰ってからは椅子にどっかりと腰掛け、爽やかな風と川のせせらぎの音と鳥たちの声に包まれながら本を読んだり景色を見たり。


ぼちぼちお昼かな。
今日のお昼は道の駅で買ってきた「鶏ちゃん」です。

やはり現地の名物を現地で食べるのって至福の瞬間ですよね～♪

お腹いっぱいになった後は、久しぶりに鉛筆スケッチしようか、近くの観光スポットまでぶらぶら歩こうかなどと考えましたが、結局夕方まで何もせずぼーっとして過ごしました。


普段は息苦しい都会の中で、常にせかせかした気持ちで、周りに神経を遣い、成果を追い求め、あるいは追い立てられるという日々。仕事でも家庭でも課題は山積みです。
特にこの４月以降、仕事が忙しくなってしまって模型工作もほとんどできておらず、気の休まる瞬間はあまり多くありません。

そんな中で一人で大好きなキャンプ場へ行き、何もせずにぼーっと過ごす。
実はそんな時間が最も幸せなのかもしれません。
（単にものぐさになっただけ？）

さて、また明日から頑張るかな(^^)