パーツ数の少ない旧キットなのにちっとも進んでいないミデア。
今回報告でもあまり進んでません(笑)
まずは機体の工作。
キットでは翼の後端が分厚いままになっており、これでは揚力を発生させることができません。よって鋭角に削ります。

左が施工前、右が施工後です。
さらに、前回機体表面に盛り付けたエポパテを削ってヤスりました。
次にキャノピーを透明化します。
切り取ったパーツを型想いで型どりし、透明レジンを流し込みます。その際、パーツを薄くするためアンコになる部分をエポパテで作っておきました。

うむぅ、透明度が低い…。
アンコパーツの表面をヤスってリベンジ。さらにアンコパーツなし版も作ってみました。

左が試作1号、真ん中がアンコ平滑版、右がアンコなし版です。
やはりアンコがあると透明度はひくいです。アンコ無しは非常にクリアですが、底面が白い状態なので、コックピット床面の塗装に困りそうです。
悩んだ結果、平滑アンコ版を使うことにしました。

この後、段差解消のヤスりんぐ予定。
次に脚部の工作です。
ミデアの脚は↓のような形状。

前1本、後ろ2本の計3本とも概ねこの形状です。しかしこれは2つの問題があります。
①ローターへのエアインテイクがローター面積の半分しかない
②前後に3つ並ぶ車輪のうち真ん中以外は駆動部と連結するスペースがほぼない
これらは物理学的な問題なので、宇宙世紀の超技術でも解決困難ではないかと(笑)
課題解決の前に、ローターのパーツを作り直します。キットのパーツは羽根と羽根の間が抜けていないので実感を損ねています。
よってプラ板でスクラッチ↓

併せて回転軸も太くしました。
この工作、めちゃくちゃ難しいです。回転軸と羽根の接点が小さいので、羽根の角度をピタリと決めるのはほぼムリですね。
しかもこれが回転した場合、羽根の外縁部が広いので遠心力が大きく発生し羽根が外れてしまうでしょう。
次に試したのはパーツの羽根の間を削る方法。エッチングノコで切れ込みを入れてデザインナイフで削ります。
これはすごくめんどくさいw
羽の数が多いので、ローター1式の工作時間が1時間くらいかかります。しかもキレイに削れないので羽根の傷が目立ちます。

左がキットパーツ、右が削ったもの。
苦労した割に効果が低いorz
さて、どうしよう…。
待てよ、そもそも羽根は停止状態で作るのか?
今回はビネット化を目論んでいますが、場面は飛行時。よってローターが回転していても不自然ではありません。
ということでコンビニ弁当のフタに回転エフェクトを施したものを作りました。
さていよいよ課題に取り組みます。
というところで続きは次回。
Posted at 2021/08/04 22:37:22 | |
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