2021年09月23日
既に何シテルでもつぶやきましたが、今週火曜日の朝、そらくんが亡くなりました。
享年13歳3ヶ月。
今週月火は1人キャンプに行っていました。
月曜の夜はキャンプ場で中秋の名月イブを楽しみながら、そらは元気にしてるかな、ご飯はちゃんと食べたかな…などと考えていました。帰ったら庭で嬉しそうに寄ってくるだろうな。そしたらぎゅって抱いてやりたいな…などとも考えていました。
翌朝6時半過ぎ、奥様よりLINEが。
奥様「そら、死んじゃった」
ザク違「え…」
あまりに突然過ぎて、頭が真っ白になりました。予定を切り上げてキャンプ場を早々に立ち、急ぎ帰宅。
そらは庭の倉庫の下へ頭を潜り込ませ、そのまま亡くなっていました。触ると既に冷たく、体も硬直していました。
死んでしまうと体全体がむくむんですね。地面と倉庫の隙間に頭が嵌りこんで、そらの体を引っ張り出すのが大変でした。
倉庫の下では血を吐いたようです。その瞬間、苦しかったかな…。でもそらは目を閉じていました。すーっと意識が遠のいていったのかもしれません。そうであってほしい…。
大きなダンボール箱を2つ繋げて棺を作り、ビニールシートとタオルを敷き、その上にそらをそっと置きます。
抱き上げてもそらはもう動きません。
ちょうどその時隣家の奥様が通りかかったので、亡くなったと報告すると大粒の涙を零しながら庭に来て下さり「そらちゃん、頑張ったね。皆を癒してくれてありがとね。」と何度も声をかけ、そらの体をたくさんさすってくれました。その後娘さんも一緒に泣きながらそらの体を何度もなでてくれました。
そして私と奥様、隣家の奥様と娘さんで、棺にそらの好きだったご飯をたくさん入れてあげました。
上の娘にも連絡すると、早速駆けつけてくれ、涙を流しながらそらの身体をなでてくれました。娘は棺にそらの小さい頃からの写真を何枚も入れてくれました。
名残惜しくはありますが、いつまでも家に置いておく訳にもいきません。そらの上からタオルを掛け車に載せて市役所へ持っていきます。
動かなくなったそらを見る度に涙が溢れます。
窓口で書類を書いて棺を引渡し、合掌しお別れしました。
私の住む自治体ではお寺さんと契約があるようで、そのお寺で遺体を焼き、合同で埋葬してくれるとのこと。
これならお参りに行くことも出来ます。
そらが我が家に来た時、下の娘は3歳。発達が遅く、まだ言葉があまり出ていませんでした。でもそらが来てくれてから一気に喋れるようになりました。
そらは極度のビビりだったので、ドッグランに連れていった時は私の足元から一歩も離れなかったことも思い出します。
キャンプには家族と一緒に何度も行きました。車に乗るのも好きだったので、私がキャンプの準備をし出すと必ず尻尾を振り回してそわそわしていました。
雪も大好き。一面真っ白になった冬は、一日中1人で庭を駆け回っていました。
芝生も好きだったようで、散歩中に芝生の場所があると必ず嬉しそうに走り出したものです。また庭に繋いでいたからか、散歩中にすれ違う人から「あ、そらくんだ!」と声をかけられることもしばしば。皆に愛されていたようです。
そらは隣家にもすごく愛されていました。ご主人もそらを大好きだったので、仕事中にも関わらず我が家に来てくれたそうです。残念ながらその時にはそらを運び出した後だったのですが…。
思い出は尽きません。
こうして文面を綴るのも涙をこらえながら。
柴犬の寿命は12~15歳くらいらしいので、ガンになってしまったとはいえ、天寿を全うしたと言ってもよいと思います。
でももう少し、せめて年内、出来れば来年の誕生日(6月)まで生きてほしかった…。
いま思うのは、そらに楽しい嬉しいって思ってもらえただろうか、ザク違家に来てよかったって思ってくれてるだろうか、そんな思いばかりが浮かんで来てしまいます。
でもいつまでも塞ぎ込んでいては、そらも喜ばないでしょう。
ザク違「そら、俺はもう悲しまないぜ。お前からもらった恩を返すためにも一生懸命生きる、精一杯な。」
そら、本当にありがとう。
いずれそっちに行くから、その時はまた一緒に散歩したりキャンプしたりしようね。
Posted at 2021/09/23 20:06:04 | |
柴犬そらくん | ペット