前々回のジオラマベース製作その1では、台座に枠を立てるあたりまででした。
その後、その上に石粉粘土を塗って波の形などを整えました。

粘土部分にロイヤルブルーを筆で3度塗り重ね、その上からクリアグリーンをまだらになるように吹き付けました。

艦によって波だった部分は未塗装になっていますが、ロイヤルブルーの二度塗りの上からクリアグリーンを濃い目に塗りました。波頭などは面相筆を使ってホワイトで描き込みました。
今までならこの上から水溶き木工ボンドを塗ってベースの完成となるところですが、今回は新しいマテリアルを導入しようと思います。
それがこちら↓

ホルベイン社のジェルメディウム(水性アクリル絵具)です。300mlも入って約1,000円と格安!ボンビーモデラーの味方です(笑)
※情報提供していただいたみん友・痛風とうつさん、この場を借りてお礼申し上げます。
初めて使う前にはまず実験。
刺し身パックのフタに石粉粘土を塗って、その上からメディウムを塗りつけます。

厚塗りをすると表面だけが乾燥して白い部分が残ってしまうので1~2mm程度までで抑えるようにし、12時間程度経過するときれいな透明になります。
一度塗っただけだとあまり厚みがでないので、これを三回繰り返しました。

画像では分かりませんが、実物だと若干の厚みが出て「水」感が出た気がします。
そしていよいよ本番。
現在、メディウムの塗り重ね中です。
同時並行で電飾の準備も進めます。
ジオラマでは桑が被弾して火災を起こしている場面を再現するので、炎がゆらいでいる様をLEDで表現したいと考えました。
ゆらぐ光を作るに当たり、当初はダイソーのミニキャンドルを買ってきましたが、LEDの直径が5mmと大きいことに加え、光量が足らないと感じられたため却下。
みん友・die・mrさんに相談したところ、「秋月電子さんから出てるよ♪」と紹介を受けました。
早速購入。
早速はんだ付け。

チップ(?)は三本足で、どうつなぐかが分からず、回路図をググって探すのに苦労しましたが、やり方さえ分かれば難しいことではありません。
せっかくなので以前に作ったキャンプジオラマに仕込んでみました。
この仕込み前は極小麦球が点灯するだけでしたが、やはりゆらいだ光になると雰囲気出ますね~。
これも実験することができたので、実行に移します。
手元にあるLEDは白色のものなので、赤で塗って炎らしくします。

そしてこれからはんだ付け。
まだまだ完成への道のりは遠いです…。
Posted at 2021/12/19 11:14:34 | |
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