先日は気持ちの良いはずの1人キャンプを夜中までの大声に邪魔されたザクとは違う。
早速お口直しに行ってきました(笑)
今回攻めたのは滋賀県。
午前中だけで城跡を5箇所、そのうちハイキング的な山城を3つ攻略し、Tシャツの色が変わるほど汗びっしょりになりました。
(翌日、筋肉痛にならなかったのはエラいぞ俺!)
その後に訪れたのは滋賀県立美術館。
ここでは「山元春挙展」が開催されています。
春挙は私の最も好きな日本画家。
春挙は明治4年滋賀県大津市に生まれ、61歳で亡くなりました。円山応挙を始祖とする円山・四条派で、近代京都画壇を代表する画家です。空気遠近法を用いた雄大な風景画を得意とし、人物画はあまり描いていません。その画風は時の天皇家からも深く愛されたようです。
彼の必殺技「春挙ブルー」はどのように発色させたのか今もって不明だそうです。
以前、ハモン様と一緒に美術館巡りをした時期がありましたが、そのうち名都美術館(愛知県長久手市)で出会ったのが春挙。
その時に心を撃ち抜かれましたポイントは
①いわゆる「春挙ブルー」の鮮やかさ
②画の中に人や動物が何処かにいる
今回は春挙20代の作品から始まって、亡くなる前年の作品まで約10点ほどが展示されていましたが、その時代によって味があり、晩年になるに連れ深みが増していると感じることが出来ました。
一通り見終わった後、ミュージアムショップに立ち寄り、春挙作品の絵葉書を爆買い!

絵葉書はそのサイズゆえに本物の迫力には程遠いですが、春挙の画風を感じることが出来ます。
んー、もう一度見たい。
ということで、再び展示作品を見に行きました。
来客数が少なかったため、近寄ってディテールを見たり、遠ざかって全体を見たり、椅子に腰かけてぼんやりと眺めたり…。
やはり素晴らしい。
滋賀県立美術館は春挙の作品を多く所蔵しているようです。
展示期間に作品の入れ替えを行うことがあるので、期間後半にもう一度見に来てもいいかな♪
その後も2か所ほど城跡を見てまわり、いよいよキャンプ場へ。
今回訪れたのは竜王町にある「蒲生の里」。
ここは日帰り温泉施設ですが、キャンプ場も併設されているというところです。
ソロ用とデュオ用は来客用駐車場の一角にあるので、ちょっと恥ずかしい…

利用者が私一人だったので、少し広めのデュオ用を貸してもらえました。
この日の日中の気温は35~37℃。キャンプ場はさほど高地にあるわけでもないので、夕方でもそのくらいの気温です。
よし、お風呂に入ろう!
この施設、キャンプ場利用者はお風呂入り放題。設営の汗を流しに入って、その後日が暮れるまで涼しい休憩室でまったり…。
整いました(笑)
サイトに戻って夕飯タイム。
その後もう一度お風呂に入って汗を流しなおして就寝。
今回は他のキャンパーもいないし、周囲も田んぼや畑がずーっと広がった場所なので、たった一人の時間をがっつり満喫できました。
春挙で心が満たされ、お風呂で心身が整うという充実した一日が過ごせました(^^)
よし、また行くぞー!
Posted at 2023/09/02 09:29:14 | |
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