いつまでも凹んでいる訳にも行かないので、次車の選定を続けます。
前回ブログではカローラツーリングに決定するまでを書いたので、次はいよいよ商談モードです。
大きく破損した車に普通に乗る度胸は無いので、一日でも早い納車を目指して平日に休暇を取ってディーラーへ。車を使わず自転車で移動しますが、これがまた遠い…
片道小一時間かけて起伏のある道を走り続け、大汗をかきながらツーリングに試乗(笑)
同乗の営業マンから指示されたのは密集住宅街の狭い道を細かく進んで停まって曲がってを繰り返すルートだったので、道中は安全確認ばかりで車の性能を見極めるどころではありませんでした。
店に戻ってから後席を倒した上に座ってみると、屋根が低すぎて頭を30度くらい傾けないといけないと判明。これでは使えない…。
ヤリスクロスも確認しましたが、やはり低い。
せっかく遠くまで頑張って来たのに…と思いつつ店を退出し、ダイハツ店へ移動しロッキーを試乗します。こちらでは
「5~10分くらいで戻ってもらえば、どこを走ってもいいですよ」
と言われたので、少し急な坂や長い直線などを走って性能を確認。日産のe-Powerと同じシステムを積んでいるので、アクセルを離すとブレーキを踏まなくてもかなり強い制動力がかかります(いわゆるワンペダル)。これには少し慣れが必要ですね。
コンパクトSUVゆえに後席は広くないですが、スタイリングもパッケージングも好感が持て、車中泊もこなせそうな後半部だし、燃費もよさそう(高速はスピード遅めで走る想定)なので、見積書を作ってもらいました。
帰宅後に再度調べ直すと、ロッキーはライズと名前を変えてトヨタでも販売していると分かったので、そちらも見積もりをもらうことにしました。
まず1店目。
ザク違
「オプション全くなしでいくらになりますか」
営業さん
「オプションなしでの販売となると転売目的と疑うことになります。特にその条件を店長に持っていくと必ずそういう話になります。」
はぁ?
こちらは事故をやったばかりで気分の落ち込みから復活できないまま、どうにか気を奮い立たせて商談に来ているのに、証拠もないまま面と向かって転売ヤー扱いされるとは…
2店目と3店目でも同様の会話があり、3店目に至っては値引きどころか定価より高い価格を言われ、見積書すら作らずに早く帰れオーラを全身全力で出してくる始末。
トヨタDの中で唯一転売ヤー発言が少なかった2店目でよくよく話を聞くと、近年ではトヨタ車(特にSUV)を転売すると定価より高く売れ、しかもそれが軍事目的で中国やロシアなどへ行ってしまうため国際的な問題になっているのだとか。そのため本社からその確認徹底の厳命が下っており、さらに転売の事実が分かった時はその店が処分されるのだそうです。契約前には店の偉い人から「転売はしないですね」と確認され、更になりすまし防止のためスマホ等による宣誓まで求められるそうです。
ここまで徹底的に疑われることも勿論ですが、何の根拠もないまま白い目で見られ続けるのは、決して気分が良くないです。
閑話休題。
ロッキー&ライズはいずれも人気車で、しかもダイハツの認証不正問題により9月~10月あたりに工場停止が予定されており、ライズは受注台数の多さもあって納車は11月~12月になりそうと。一方のロッキーは自社の車であることなどから8月末頃になりそうとのことでした。
どちらにするか…。
トヨタのネームバリューが発揮されるのは10万km乗って売却する10年後。その状態ではロッキーでもライズでもさほど大きな価格差が出るとは思われません。それなら納車が1日でも早い方を選びたくなるのが人情。ちなみに値引き後の総支払額は数万円程度ロッキーが安いです。
ということでロッキーに決定!
色をブルーかレッドで迷いましたが、今回はレッド(いま流行りの赤いガンダムw)にしました。
普通なら納車が待ち遠しくてウキウキした気分になるはずですが、なんとなく気分が上がってきません…。新車に乗り出すと変わるのかな…。変わるといいなぁ。
Posted at 2025/06/07 11:04:47 | |
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