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ザクとは違うのブログ一覧

2019年05月20日 イイね!

舞鶴まちある記(後編)

まちあるきもぼちぼちお昼を迎える頃になってきました。
昼食はやっぱり海軍カレー。
舞鶴では「海自カレー」の名で売り出していますが、私は海上自衛隊より旧海軍に興味があるので、ラインナップのお店から選ぶのは、旧海軍のレシピを使ったところ。
唯一の選択肢が西舞鶴駅前にある「カフェレスト 駅カフェ」です。
しかし…

おやすみでしたorz

仕方なく近辺を歩いていると小さな蕎麦屋が。
店頭のメニューを見ると肉じゃがを出しているとのこと。
肉じゃがは舞鶴鎮守府の初代長官となった東郷平八郎元帥がイギリスで食べたビーフシチューをいたく気に入り、そこからヒントを得て開発したものなのだとか。(諸説ありそうですが)


厨房にはこんなポスターも。

そこにはレシピの表示もあります。
この店では基本的にはこのレシピ通りに作っているそうですが、少し板前さんのアレンジが入っているとか。
女将に聞くと、まちおこしで肉じゃがを売り出すようになったのはここ15年くらいではないかとのことでした。意外と最近ですね。

さて、此処から先はスタンプラリーとは関係ないディープな世界へ行くことにしましょう。
行き先は旧舞鶴要塞。
明治時代、ロシアからの侵攻を想定した日本は、舞鶴を軍港として開発し、その防備として湾口に大砲などを並べて要塞化しました。
その跡が残っているようなので、行ってみます。

道の駅「とれとれセンター」の信号交差点を北進し、海沿いの道を30分くらい走ると「槙山公園」と書いた小さな看板のある角があるので、そこを山へ向かってさらに走ります。
クルマ一台分しかない狭い道を30分くらい進むと、突然現れます。


おー!
これが槙山砲台跡。日本遺産にも指定されています。
草木に覆われつつあるとは言え、とても100年前に建設されたものとは思えないほどしっかりした状態。
内部もきれいな状態を保っています。
道沿いに進むと同様のものがいくつも。


3連式のものまでありました。
いずれも蔦などに覆われ土が崩れ落ちつつある状態で、高い「ラピュタ感」が得られます。

脇に作られている階段を登って向こう側に進んでみると…


パラグライダーなどの出発地点があり、そこから見下ろす舞鶴湾の美しいこと…
少し不謹慎かもしれませんが、砲台跡でそんなことを思ってしまいました。

実は槙山砲台跡のすぐ近くに金岬砲台跡というのもあるらしく、むしろそちらのほうがかなりの遺構が残されているとの情報を得ました。
槙山砲台跡を出て、来た道を引き返し、途中にある↓のようなヘアピンカーブで車を停めます。

↑の左端に写っている倒木を乗り越えていくと、奥に向かって獣道が続いています。

倒れかかっている木の下をくぐり、垂れ下がっている蔦などをかき分けながら進みます。
途中にはこんな場所も↓

足の幅ほどしかない場所を、左端に写っているロープを掴みながら進む。さながら探検です。
こうして20分ほど歩くと…

入り口らしき場所に着きました。

激しいラピュタ感…
さらに進むと…

出ました、金岬砲台跡の掩蔽壕。
確かに槙山砲台跡よりも様々な遺構が残されているようです。
内部も大変綺麗な状態で保たれています。
さらに奥へ進むと5連掩蔽壕も。

内部では横でつながっているようです。
近くには烹炊所跡と思われる場所もあります。

キャンプ魂を揺さぶられますね。
掩蔽壕の上に登ってみると…

円形の構造物があります。この中心に大砲を置いてあったのでしょう。
さらにはこんな作りのところも。

3本の石柱の上には測距儀などを置いたのでしょうか。
また、半地下式の掩蔽壕もありました。



いずれも激しいラピュタ感…

こうした山の奥深くに施設を作り、侵攻してくる敵を眼下に確認しながら砲撃を加える。
その瞬間のために明治から大正にかけて、ここまで資材と労働者を運び、しっかりとした施設を作って、完成した後には兵隊や弾薬などを運び、いつ来るか分からない敵に備えてじっと待つ。
建設労働者の中には大陸から強制的に連れてこられた人もいたかもしれません。
現地までは狭く険しい道のりが続いているので、資材や弾薬などの運搬も自動車などではなく牛車などだったかもしれません。
そんなことを考えながらこれらの施設を見ると、改めて戦争の愚かさ、争うことの無意味さを感じざるを得ません。

スタンプラリー目的で訪れた舞鶴でしたが、美しい景色に感動し、勇壮な軍艦の姿にワクワクし、そしていろいろと考えさせられる、非常に中身の濃い旅となりました。


今回の旅で撮影した約200枚の画像は、以下のアルバムに収めました。
舞鶴のまち
舞鶴の自衛艦見学
Posted at 2019/05/23 06:57:48 | コメント(2) | ダークツーリズム | 旅行/地域
2019年05月20日 イイね!

舞鶴まちある記(前編)

「海軍さんの港まちスタンプラリー」の3都市目は舞鶴です。
今回は日帰り。
片道200kmを3時間で走破し現地へ到着。
まずは舞鶴引揚記念館へ行きました。

太平洋戦争が終わり、中国、朝鮮やシベリアなどへ出兵していた兵士や彼らに伴って渡っていた人々が日本へ引き揚げる際に使われたのが舞鶴港。
その歴史を綴ったのがこの引揚記念館。
しかし今回は時間がないので館内見学は省略し、スタンプだけ押してきました。
でもすぐ近くに引揚桟橋が復元されていると知ったので、現地を訪れました。

記念館からクルマでわずか2分。
「岸壁の母」が聞こえてきそうです。

次に向かったのが赤レンガ博物館。

赤レンガの歴史について、貴重な資料を使って解説されていました。
建物は戦争中に魚形水雷(いわゆる魚雷)の倉庫として使われていたものだそうです。
私は知りませんでしたが、こうした建物などのレンガの積み方には数種類あるそうです。
赤レンガ博物館の積み方は「フランス積み」。


次に訪れたのが赤レンガパーク。

こちらは2年前の10月に訪れているので、内部の見学等は省略し、外観の撮影とスタンプを押すのみ。
こちらのレンガの積み方を見ると…

「イギリス積み」でした。
博物館とパークはすぐ近くにあるのですが、両者で積み方が違うのは興味深いですね。

次に向かったのが北吸桟橋。
こちらでは土日限定で、桟橋に接岸している自衛艦10隻近くをすぐ目の前で見学することが出来ます。






んー、カッコいい!
比較的シンプルなフォルムのイージス艦よりも、昔ながらのごちゃごちゃした護衛艦のほうが個人的には好みです。

潜水艦・くろしおの見張り役をしていたこのおじさん↓

本職は潜水艦内でのレーダー監視役。
この日は艦の上でニコニコしながら「何でも聞いてくださいよ♪」と気さくに仰ってました。
せっかくの機会なのでいくつか質問。

ザク違:潜水艦の表面になにか張り付いてますよね?↓

おじさん:これはゴムですね。金属のままだとレーダーなどの電波や音波を反射してしまうので、それを吸収するためですよ。
ザク違:なるほど。でもいずれ劣化するので交換するんですよね。
おじさん:はい。4年に一度定期的にドック入りして整備する際、すべて張り替えますね。
ザク違:魚雷やミサイルは常時積んでいるんですか?
おじさん:ドック入りしている時以外は常に積んでますよ。いつでも出撃できるようにってね。
ザク違:乗組員のプライベートスペースはどのくらいですか?
おじさん:艦長以外は、ベッドのみです。プライベートスペースはありません。
ザク違:へ~、航海は長期の時もありますよね。息が詰まりませんか?
おじさん:仕方ないですよね(苦笑)
ザク違:航海中はどんな生活をされてるんですか?
おじさん:主に訓練ですね。1日あたり6時間。それ以外は自由時間です。
ザク違:自由時間は何をしてるんですか?
おじさん:本を読んだりゲームをしたりかな。
ザク違:インターネットは使えませんよね。
おじさん:使えないですね。探知されちゃうから。でもほとんど寝てますよ。寝てばっかりかな。ほんと、やることないですね(苦笑)
ザク違:潜水艦以外でも同じですか?
おじさん:どうでしょうね~。私は水上艦に乗った経験がないので。

うーむ、水上艦船に比べて隠密行動が求められる潜水艦乗りゆえでしょうか。なかなかに過酷です。でもこうした方々の努力によって日本の平和が守られているのでしょうね。

お次は海軍記念館。

海軍記念館は、自衛隊員の教育に資することを目的として1964年(昭和39年)5月27日に舞鶴地方総監部大講堂(旧海軍機関学校大講堂)の一部を利用して設置された。1901年(明治34年)に舞鶴の地に鎮守府が設置され、初代司令長官に赴任した東郷平八郎元帥に関する資料の他に、旧日本海軍の資料が約500点展示されている。
(Wikipediaより)
内部には大きな講堂がありました。
ステージ脇にはこんな貴重なポスターがわりと無造作に置いてあったり…

ちなみにこの建物のレンガの積み方は「長手積み」でした。

ここで痛恨。
この記念館のすぐ近くに東郷平八郎の邸宅が保存されているのですが、見忘れました!
残念…。

気を取り直して向かったのが、五老スカイタワー。

タワーの頂上は海抜325mで、その展望室からは舞鶴湾と舞鶴市内の360度パノラマビューが見られ、その眺めは「近畿百景第1位」に選ばれたのだそうです。


確かにキレイ!

さて、舞鶴まちあるきはまだまだ続きます。
後編に続く。
Posted at 2019/05/22 07:16:12 | コメント(2) | ダークツーリズム | 旅行/地域
2019年05月14日 イイね!

駿府城、攻略

静岡ホビーショーと作品展示会を見終わった後、ホテルへ行くまでに少し時間があったので、急遽城跡めぐりをすることにしました。
静岡市の城と言えば駿府城
大権現様がおわした城で有名です。

今川氏が治めていた駿河国は武田氏が攻め落としましたが、その後武田氏が滅亡すると徳川氏が治めることになり、この時に築かれました。
その後いったんは豊臣政権に領有されたものの、江戸時代に入って再び徳川氏が治めました。その際、大御所となった徳川家康が隠居の地として選んだのがこの駿府城。
この頃の縄張りが現在残る遺構です。

特徴はまずもって本丸を3重に囲む堀。


いわゆる輪郭式平城です。
現在では最も内側の内堀はほとんど残っていませんが、中堀、外堀は当時の姿を留めています。

さらには諸大名を動員して作られた天守は史上最大規模(7階建て!)とも言われる豪壮さを誇りました。
さすが大権現様。
残念ながらその後の二度の火災により消失してしまいましたが、現在はその発掘調査(2019年度末まで)が行われています。



また、他の城にない見どころの一つとして、二の丸水路があります。

これは本丸堀と二ノ丸堀をつなぐもので、本丸堀からの水を外に出す目的で築かれています。水路両側と底は石垣になっており、底が洗い流されない構造で、大変珍しいものだそうです。
さすが大権現様。

そして現地での確認はしていませんが、石垣の石にはそれを運んだ大名の刻印がされているとのこと。
諸大名を動員して作ったことの証ですね。
さすが大権現様。

しかし残念ポイントもいくつか。
まずは石垣ですが、構造を保持するためとは言え、その多くがコンクリートで固定されています。災害対策等の目的があったとは思うものの、当時の姿が伝わらないのは少し残念です。
また堀を渡る橋も一部破壊されています。

発掘調査中の天守台や内堀も明治時代に陸軍歩兵第34連隊を誘致する際に破壊されたのだそう。
同じ静岡県内の浜松城は明治の廃城令で破壊されていますが、駿府城、お前もか…

災害からの復旧中の熊本城でも、先人の作った石垣の優秀さが復元を困難にしているとも聞きます。
そんなことを考え合わせると、安易に遺構を潰してしまうべきではなかったのではないかと思わざるを得ません…。

とは言え、それで駿府城の歴史的価値や意義が下がるわけではありませんけどね。

現地の写真は、フォトアルバムに収めました。
興味のある方はご覧ください。
駿府城
Posted at 2019/05/14 22:31:58 | コメント(0) | 城めぐり | 趣味
2019年05月13日 イイね!

横須賀 まちある記

ホビーショーと駿府城で満腹になった翌日、朝早く起きて早速行動です。
行き先は横須賀市。
「海軍さんの港まちスタンプラリー」のチェックポイントです。

横須賀は昨年11月に一度訪れていますが、その時は港内クルージングを中心に、ヴェルニー公園と戦艦三笠を見て回りました。
今回はそれら以外の場所でスタンプを押してくることに加え、横須賀のまちを歩いて回ることを目的に据えました。

まずは戦艦三笠の見学受付所に行って、スタンプカードをもらいに行きますが「ここにはもうありません」とのこと。


やむなくスカナビ(横須賀観光インフォメーション)へ移動し9時半頃に到着しますが、営業時間は10時から。この30分はもったいないので、ヴェルニー公園(ヴェルニー記念館)を目指しつつ、その途中のどぶ板通りに向かいます。



路面には横須賀にちなむ有名人の手形レリーフが飾られています。



ちょっと変わった通りの名称は、第二次大戦前、この通りの中央にどぶ川が流れており、人やクルマの往来の邪魔になるため海軍工廠より厚い鉄板を提供してもらって蓋をしたことから来たものだそうです。
現在ではドブ川・鉄板ともに撤去されてしまっているので、名前だけが残っている状態です。
どぶ板通りと言えば「スカジャンの発祥地」。そしてジャズバーやジャズ喫茶が並ぶ商店街です。
しかし、シャッターの閉まっている店が多く見られました。



時間が早かったせいもあるとは思いますが、どうも「常時閉」に見えたのは私だけでしょうか…

そしてヴェルニー記念館。
こちらにはスチームハンマーが置かれています。

スチームハンマーとは蒸気力でハンマーを駆動し金属を鍛造する機械です。
江戸時代末期の1865年に作られ、翌年にオランダから横須賀製鉄所に輸入されたものだそうです。
↑の機械は平成8年まで現役として使われていたのだとか。つい最近ですね。
この施設でようやくスタンプカードをゲット。

次に猿島へのフェリー乗り場。
猿島は東京湾を守る要塞として砲台などが置かれていたようです。
現在は無人島となり、BBQや海水浴などが楽しめる観光スポットになって、最近ではレンガ作りの要塞跡に苔などが生えたため、「天空の城ラピュタのよう」と話題になっているとのこと。

(↑ネットで拾った画像です)
しかし帰る時間を考えると、島に渡っている余裕はなさそう…。
後ろ髪を強く引かれながら、本土側でスタンプを押すだけにしましたorz

次のチェックポイントは横須賀市美術館。

こちらも時間があれば展示をゆっくり見たかったのですが、スタンプのみorz

そして最後のチェックポイントは、最初に行きそびれたスカナビ。
こちらでスタンプを押して横須賀コンプリート!
クリアファイルがもらえました。

これで呉に続き、横須賀も完了。
次は舞鶴の予定です。

【横須賀のまちなみについて】
あくまでも個人的な意見です。
港まちとしての横須賀の強みは次の通りかと。
 ①東京や横浜などの大都市に近いため、集客しやすい
 ②猿島+ジブリというキラーコンテンツを持っている
 ③海軍カレーの知名度が高い
 ④歌謡曲に歌われるほどイメージがよい

↑こうした風景は港まちならではですよね。

一方で弱みは…
 ①旧海軍の主要施設は米軍が押さえていて見学できない
 ②まち全体の規模が小さい
 ③人口減少・高齢化が進み、活気がない


↑港の脇にある大規模商業施設は閉店していました。「売り」の一つである港内クルージングとセットで観光客への売り込みが見込まれたはずですが…

前回訪れた時のブログにも書きましたが、例えば「海軍カレーをまち全体で盛り上げよう」=「みんなで横須賀を盛り上げよう」という意識がまちの人たちにどのくらいあるのかなと。
上記以外にも私が気付いていない強みはいくつもあるはずです。
それらを合わせればきっと弱みを感じさせない力をこのまちは持っているのではないか…そう感じました。
スミマセン、かなり辛口になってしまったかも。
Posted at 2019/05/15 23:48:14 | コメント(2) | ダークツーリズム | 旅行/地域
2019年05月13日 イイね!

静岡ホビーショー2019報告書

今年も行ってきました。
初めて訪れたのが2013年だったので、今年で7年連続ということになります。
みん友の鈍行電車さんと一緒に朝早く名古屋を出発し、開場時間ちょうどの頃に到着しました。

ホビーショーは、大きく分けると模型メーカーの発表会と全国模型クラブの展示会の2本立てになりますが、私の興味は後者。
ということで、メインターゲットの展示会についてのご報告となります。

では早速、素晴らしい作品群をご覧ください。
まずはみんな大好きガンプラから。










そしてAFV・艦船・航空機。







さらにそれ以外も。






↑の画像で川口名人が写っていたのに気付かれましたか?
会場内にはこんな方々も↓

モケジョの右衛門さんとろうがんずの石坂浩二さんですね。
オオゴシトモエさんもいらっしゃったのですが、サイン会に駆り出されていました。

数年前から作品をただ見るだけでなく、製作者の方と会話するよう心がけています。その一部をご紹介。

大量に生えている草はすべて手植えだそうです!
この作品を作るにあたっての思いを聞き出そうとした瞬間…
ガシャーン!!!
すぐ隣で事件が起こりました。
なんと、来場者の持っていた8インチくらいのタブレットがカバーから外れ、作品の上に落下。周りは完全に凍りつきました。
私が話を聞いていた方はそのグループの代表格の方らしく、すごく困った様子で壊れた作品の片付けなどに移られました…。

気を取り直して。

かつて自分の乗った戦車が朽ち果てているのを、懐かしみながら見に来たという場面です。
腰に手を当てて、飼っている馬を引き、小さな花がたくさん咲いている中にぽつんと取り残されたサビサビの戦車。
つい和んでしまいます。
当初この場面を作ろうと考えたときは、「草むらの中の朽ち果てた戦車」という計画だったそうですが、模型仲間と情報交換する中で、やはり人や動物を出したほうがよいという話になり、このような味のある場面になったのだそうです。
小さな草花はプリザーブドフラワーに水性塗料でチョンと色を付けたもので、石はエポパテからの削り出しだそうです。
1束1,000円くらいの花束で使い切れないほどだそうですし、何かのパーツを作った結果余ったパテをストックしておけば、何かのときに削り出し素材として使えるとのこと。いい話を聞きました(^^)


これは1/72空母翔鶴。
昨年も同じ作品がありました。でも昨年は艦橋部分だけだったので大幅にスケールアップしています。こちら↓が昨年の状態。

実は今年はこの作品がどうなっているかを見るために訪れたと行っても過言ではなかったので、1年ぶりに作者と対話できて本当に嬉しく思いました。

格納庫内も精密に再現されているという、素晴らしい作品です。時間がなくてあまり多くのお話ができなかったのが非常に悔やまれます。
来年もまたさらに作り込んで出品するとのことだったので、また見に行きたいと思います。

最後に展示会全体について。
個人的な印象としては、全体のレベルが数年前に比べて格段に上がっている気がします。以前だと素組で色を塗っただけという作品も相当数ありましたが、今年はほとんどありませんでした。代わりに電飾最盛期ですね。単に光らせるだけでなく、回路を仕込んで発光パターンで楽しませるというレベルです。
キャラクター関係では、ガルパンと艦これがかなり落ち着いてきた感じで、チコちゃんが意外と少なく、むしろゆるキャン△が目立ちました。
スケールモデルはエッチングパーツバリバリです。使って当たり前、みたいな。
その分、精密度は飛躍的に向上し、特に艦船は1/700でありながら実艦さながらの再現度となった作品もかなり多く見られました。
見せ方としては、例年になくブラインドボックスが多かったです。
また巨大ジオラマは少し減った印象です。
来場者については、4~5年前あたりと比べると、ものすごく増えています。
開場時間の9時に着くと、入場待ちの列は会場の敷地周りをぐるっと1周し、さらに敷地内で迷路のように蛇行し、ようやく館内に入れるという状態。最後尾から入場まで10~15分程度はかかりました。
また、昨年は小さな子供が多いと感じましたが、今年は来場者出展者とも女性がかなりたくさんいました。しかも世代を問わず。
模型人口の高齢化が叫ばれていますが、若い人たちが完成した模型を買うのではなく、作る側にも回ってほしいと願わずにいられません。

そんなことを考えながら時間はあっという間に過ぎ、鈍行電車さんの帰る時間に。その時点で全作品の半分も見ていませんでした。じっくり見るには、一日では全然足りませんね。
今年は訳あって翌日は静岡を離れましたが、来年は2日間かけてしっかり見てこようと心に誓いました。


膨大に撮影してきた画像は、以下からご覧ください。
静岡ホビーショー2019(ガンプラ編その1)
静岡ホビーショー2019(ガンプラ編その2・その他アニメ等)
静岡ホビーショー2019(AFV・艦船・飛行機編)
静岡ホビーショー2019(その他もろもろ編)
Posted at 2019/05/14 07:01:42 | コメント(8) | ガンプラなど | 趣味

プロフィール

「パワハラ十字砲火 http://cvw.jp/b/488285/48581621/
何シテル?   08/04 11:27
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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