以前は家族で行くことばかりだったキャンプも、いつしか子供たちが大きくなるに連れてついてこなくなり、ハモン様に「たまには一緒に行こうよ」と言っても断られるという有様となり、最近はもっぱらひとりキャンプが続いています。
「一人でキャンプに行く」と言うと、割と高い確率で白い目で見られますが、そんな中でも少数ですがアウトドアを趣味に持つ友人に恵まれました。
先日そのうちの2人に「デイキャンプに行きませんか?」と声をかけたところご快諾いただくことができ、今日遂に実現しました。
行き先は愛知県田原市にある滝頭公園。
ここはキャンプ場が無料で使えるという太っ腹なところ。
無料と言っても田原市営なので管理はしっかりとされています。

↑の画像の右のほうにある管理棟で受付を済ませ、左の方にあるキャンプ場近くの駐車場に停めます。
ちゃちゃっと設営した後、まずはコーヒーで一服。
話題はやはりキャンプネタ。
Aさん
「テントを持っているのに、ついつい新しいのがほしくなるよねー」
ザク違
「あー分かります!私もDODのテントがほしいのを我慢してるんですよ」
Bさん
「最近は三角のテントが流行ってますね」
ザク違
「そうそう、それと薪ストーブ」
Aさん
「仲間とキャンプすると必ず『これ100円』という自慢話が始まるね(笑)」
ザク違
「キャンプあるあるですね」
とかとか…。
小一時間話した後はいよいよお昼の準備に入ります。
今回は「各自ひとつずつメニューを準備しましょう」というルールを設けてあったので、どんなものが出てくるかという楽しみもあります♪
と同時にそれぞれどんなキャンプギアを使っているのかという楽しみも♪
それがこれ↓

Aさん持参のアメリカンBBQコンロです。
蓋を開けると焼き網があり、その下で炭を燃やし、普通のBBQグリルとしても使えるし、蓋を閉めれば蒸し焼きなどもできるし、もちろん焚き火台としても活用可能というスグレモノ。
Aさんはこれを使って牡蠣と刻みニンニクを使ったオイルパスタを作ってくれました。

ニンニクは一年間漬け込んで熟成させたものだそうで、オリーブオイルでこんがり焼いた味が激ウマの一品でした!
そしてBさんは3品も。
まずはスープ。

トマトとオクラを刻み、卵でとじてコンソメで味付けしたもの。
さっぱりとした味で、朝食向けなイメージでした。
次にこちら↓

パンの真ん中を少しくり抜いたところにツナとスライスチーズと刻みトマトを入れ、軽く焼いたものです。これまたうんまいっ!
さらに3品目はデザート。

リンゴをバターと砂糖で焼き、薄切りフランスパンの上に乗せてシナモンを降って焼き目を付けたもの。
これまた焼きリンゴの甘い風味が絶品でした♪
ちなみに私は肉料理。
白ネギを食べやすい大きさに切ってフライパンの真中に並べ、その周りに豚コマ肉を土手のように配置し、その上に味噌汁の素(生タイプ)を載せて鰹だしをふりかけたものを、水をひたひたにして煮込んだものを作りました。
Aさんは「しっかり手間をかけたキャンプめしを楽しむ」というスタイル。
アメリカンBBQコンロで暖を取りながら旨い酒を飲みながら食事を楽しむという感じだそうです。
Bさんはキャンパーと言うよりアルピニスト。
冬山にアイゼン装備で登ることもあるとのこと。
20年以上使い続けているシングルバーナー一つと最小限の食材で何を作るかというスタイルのようです。
私はBさん寄りで、缶詰のちょい足し中心のつまみを適当に作り、3時間くらいかけて酒とともにゆっくり飲み食いする感じです。でも最近はAさん寄りのほうがキャンプらしいのかな…などと思ってもいます。
それぞれのスタイルでそれぞれに楽しむ。
そしてその3人が集まるとそれぞれに刺激を受けたり。
ひとりキャンプでは味わえない楽しみを感じることができた気がします。
予定では3時頃には撤収するはずだったのですが、結局5時頃まで食べ続け、お腹も心も満足感でいっぱいになりました(*^^*)
帰宅後、二人に「お疲れさまでした」とメッセージを送ると、なんと二人ともから「やはりキャンプは泊まりのほうが楽しい♪」という返事が返ってきました。
二人とも忙しい身なので実現はなかなか難しいでしょうが、少なくともそう言ってもらえたのは、企画した身としては嬉しい限りでした。
うーん、やっぱりキャンプっていいですね~♪
Posted at 2020/03/01 23:23:42 | |
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