まずは前回に触れた課題のおさらい。
①ローターへのエアインテイクがローター面積の半分しかない
②前後に3つ並ぶ車輪のうち真ん中以外は駆動部と連結するスペースがほぼない
①については開口部を増やせば良いのですが、私の技術では難しいと思ったので、開閉式の開口部があることにして、そのパネルライン表現のみにとどめることにしました。

さらにカバー上部にローター等の駆動部格納スペースとしてプラ棒を貼り付けました。
②については、真ん中の駆動輪の間に車輪を増設します。
増設車輪は4mmプラ棒を1mm厚の輪切りで作りました。
さらに脚部を裏面から見た時のディテールを追加します。
ローター開口部と増設車輪の設置場所以外を塞ぐためのパーツをプラバンなどで自作。
そしてローター室の壁をエポパテで造形。
これで脚部は完成です。
ほとんど見えない裏面にけっこう苦労しました(汗)
次に機体全面へのスジボリ。

今回は0.1mmで彫りました。それでも550倍すると55mmの溝が機体表面にあるということになってしまいます(苦笑)
ま、ここは見た目重視ってことで(笑)
キットの機体後半は割と細めの円柱が2本伸びていますが、若干華奢な印象だと感じたので、5mm丸棒を接続。

継ぎ目はパテで整えます。
画像では見えませんが、両サイドには0.8mmピンバイスで窓を表現しています。
そして脚部取り付け。
ここでふと気付きました。
オリジナルと違ってコンテナが縦長なので、後半部分が主翼よりも後ろに出ています。
このフォルムで主翼下部分だけでコンテナを支えきれるのか?
ちょっと厳しい気がします。
なので、機体後半の円柱2本でもコンテナを支える構造とするため、円柱の間に板を渡してコンテナと接続できるようにするとともに、円柱の下方向への支えとして三角板を設置しました。
ここで再び気付きました。
コンテナが後ろに伸びた=重心が後ろ寄りになったということです。この状態だと機体後半部にも接地部が必要になるのでは?その対策として、コンテナ下部に陰顕式のコロを設置することにします。今回の製作では格納された状態とするので悪しからず(笑)
あとはこれまで作ってきたパーツを順次付けていくことになります。
予定としては以下の通り。
キットパーツから切り離してあった尾翼のうち、水平尾翼は機体下側でなく上側に設置。これに伴い、垂直尾翼も上が長めとします。
主翼端はキットでは斜め下に伸びていますが、近年の航空機では斜め上に伸びるのが一般的のようなので、そのように付け替えます。
大型エンジン4基のうち2基は機体上面に、残り2基は主翼下に設置します。小型エンジンはオリジナル版のとおり、主翼端近くに。
3連休での完成とまでは行きませんでしたが、だいぶ進みました。
キット完成後はビネット化する予定。
次回は完成報告ができますように…。
Posted at 2021/08/09 21:22:24 | |
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