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ザクとは違うのブログ一覧

2026年01月10日 イイね!

重巡鳥海の製作(ジオラマベースの工作・電飾の検討)

重巡鳥海の製作(ジオラマベースの工作・電飾の検討)今回は艦の工作をいったん休憩してジオラマベースに手を付けます。
と、その前に波の試作。
先日作った睦月ジオラマで波の試行をしましたが、ベースとの接着に使ったセメダインスーパーXがアルミホイルを引っ張ったのか、海面が平坦になってしまいました。また表面に塗ったメディウムによりわずかに残った凹凸がさらに滑らかになってしまいました。
今回はその対策として接着に木工ボンドと両面テープを試してみます。

適当なサイズのスチレンボードに石粉粘土を塗り付け、乾燥後に半面へ木工ボンド、もう半面へ両面テープを貼り付け、その上から皺を付けたアルミホイルを軽く乗せました。
ホイルにサフを吹いた後、適当な色を塗って乾燥させますが、表面の艶出しに水溶き木工ボンドを筆塗りしてみました。

ホイルの凹凸は木工ボンドエリアも両面テープエリアも割といい感じで大きな違いはありませんが、僅かに木工ボンドの方が平坦に近いかなという印象です。
表面の艶感がイマイチですが、仕上げの木工ボンドを水溶きでなく原液とすればもう少しよい状態になると思われます。
ということで、アルミホイルを使った海面の制作方針は決まりました。

次に電飾の検討をします。
第一次ソロモン海戦は夜戦であり、三川艦隊の先頭を走った鳥海は終始探照灯を照射していました。今回はその再現をしたいと考えています。
1/700の110cm探照灯はレンズ面の直径が約1.6mm。
このサイズの適切なチップLEDを秋月電子さんのHPを見ましたが見当たらず…。
こりゃ、光ファイバーの方がいいかも?と思って数十年前にどこからか手に入れた光ファイバーを道具箱の奥から出してきました。光ファイバーはガラスなので急角度で曲げることが出来ません。よって切断面を斜めにし、探照灯の下から光ファイバーを入れて探照灯のレンズ面に光ファイバーの切断面をセットすることで光らせようという魂胆です。
しかし切断面が光るというよりも線の延長方向に光ることになってしまい、探照灯が爆光することはありません。
次に試したのは45°に切断した光ファイバーを直角に接続する方法。しかしこれも接続部から光が漏れてしまい、直角に曲がった方向まで光が届きませんでした。


そうなるとやはりチップLEDか…と考え、偉大なる凄腕モデラー・koimaさんにお尋ねしました。koimaさんは1/700軽巡夕張の艦橋TOPに装備された探照灯を爆光させた作品を作っておられた方です。
すると詳細の分かる写真と共に詳しい説明を頂くことが出来ました!
koimaさん、ありがとうございます<(_ _)>
チップLEDはGSIクレオスから出ているLED-01Wをご推奨頂いたので、早速ヨドバシへ発注。透明パーツ探照灯のレンズ部を裏面からくり抜くとLED横幅とほぼ同じサイズとなります。


次の課題はLEDから電源へ伸ばす線をどう処理するか。
探照灯台の中心に穴を開けてそこを通せれば最も美しく仕上がるのですが、構造上それは無理。ならば探照灯台の後ろに細い線を這わせるしかありません。しかしLEDに付いている線はビニール被覆付きなのでそこそこの太さがあります。目立つなぁ…。
ではLED近くで線を切断して、0.1mm針金をはんだ付けしてはどうかと考えました。しかしそんな精密なハンダ付け技術は私にはありません。なので、はんだ付けの鬼であるみん友・鈍行電車さんに相談。
ザク違;このサイズのはんだ付けできそう?
鈍行さん;大きいものをメインでやっとるから、ちーと無理やなぁ…
DAーYOーNEー
仕方ない、ダメもとで自分でやってみるか。ということで、0.1の針金の先に極小に切ったはんだをマスキングテープで付け、その状態でもう1本の針金とはんだ付け…付け…付け…付きません!
やはり私の技術では無理でしたorz
こうなったらやむを得ないので、ビニール被覆を剥いて0.1mm金属線を出して配線するという最も原始的な力技しかありません。しかしこんな細い線の被覆を上手く剥けるのか???
その実験としてLEDから遠く離れた箇所で線を切断し、慎重に被覆を向いてみたところ、なんとかなりそうだと判明。ほっ(^^♪


そして2番探照灯台の裏へ0.3mmの穴を開口。

ビニール被覆なしの線で電源まで行くので、線同士が接触しないよう穴は2か所開けました。穴の径は0.2mmでもよいのですが、LOW眼には見えないので0.3としました(苦笑)

ジオラマのレイアウトを検討します。
今回は↓の箇所での砲撃場面を再現します。

まずは航走波の研究。実艦写真を眺めながらイメージを作ります。

写真は2枚とも鳥海で、いずれもそれなりの速力が出ているようです。両舷に広がる波は後ろへ延びる際、あまり規則性のない形が続いていると分かります。凪いだ海でなければこのようになるということかもしれません。むしろ不規則にする方が荒々しいイメージが演出されるかも?
次に主砲発射による波立ちを研究します。


アイオワ型戦艦の主砲発射シーンはひょっとしたらAI画像かもしれませんが、艦首方向からの写真を拡大すると、衝撃波による大きな円(青枠)の中に小さな円が砲弾発射方向に伸びている様子(赤枠)が見て取れます。


これらを踏まえ、実際のジオラマと同じサイズに切った厚紙へだいたいのレイアウトを書き込んでみます。

睦月ジオラマの時と同様、鳥海の艦底面と同サイズの厚紙を作っておきました。これは後々活躍してくれるはずです。
そしてジオラマベースに厚さ5mmの100円スチレンボードを2枚重ねにしたものへレイアウトを鉛筆で下書きしました。

黒い板がコレクションケースのベース板ですが、厚さ6mm弱の樹脂製1枚ものなので石粉粘土の収縮力に耐えられずに反り返る可能性があることと、ジオラマ全体のかさ上げのため、下にホムセンで買ってきた木材を枠状にしてセットします。
木材は材料費とカット代含めて税込み僅か500円。安いですね~♪

次はいよいよベースに石粉粘土を塗り、フネを設置します。ドキドキ…。
Posted at 2026/01/10 15:38:22 | コメント(4) | 艦船模型 | 趣味
2026年01月05日 イイね!

ジオラマ「機銃掃射」の完成

新年1作目の完成作品はこちらです。
早速ご覧ください。





場面は昭和17年8月24日午前0時。
ガダルカナル島艦砲射撃の帰路、F4Fワイルドキャットによる機銃掃射を受け、3名が戦死した場面です。タイトルは「空襲」ではなく、あえてワイルドキャット側の視点で付けました。
「掃」の字が「不要なものを処分する」という意味に思えるので、「掃射」という言葉は嫌いです。それでもこのタイトルにしたのは「戦争の悲惨さを伝える」という創作方針に寄ります。この意図が作品をご覧になった方々に少しでも伝わると嬉しいです。


ちなみにフネは「完全素組み」です。
いつもはがっつり考証&徹底工作ですが、鳥海製作で疲れているので息抜きとして素組みしました。パーツはキットのもののみ使用し、そのパーツも全く手を加えていません。むしろ組立説明書に指示のあるパーツを省略しています(笑)がっつり製作をしたい場合は「駆逐艦模型研究室」というサイトがあるので、そちらをご参照ください。
今回はワンデイモデリングを目指しましたが、ヤマシタホビーの睦月はモールドが繊細なだけでなく極小パーツが大変多く、まる一日かかってここまでしか進めませんでしたorz

素組みではありますが、唯一手を加えたのが空中線。数十年ぶりに極細伸ばしランナーで張ってみましたが、切れやすいのでテンションの掛け方が難しいですね。


今回のメインテーマは海面作成方法の模索にありました。
これまでの海面は石粉粘土をブルーで塗った上にメディウムを盛り、その上からドライブラシで白波を描くという手順でしたが、課題を二つ抱えていました。
一つ目は海面の表現が粗いこと。石粉粘土の硬化前に耳かきの先などで無数の凹を付けていましたが、手間がかかりすぎることと1/700の海面としては個々の波が大きすぎるのです。この改善としてはアルミホイルに無数のシワを作ることが推奨されており、「艦船模型スペシャルNo98」にもその製作方法が掲載されています。
二つ目は航行により発生した波の泡立ち感不足。盛り上がった波などはメディウムを多く盛り付けて表現していましたが、ジェル状なので硬化後は細かい凹凸が消えてしまうため、海水の泡立ち感が表現されないのです。この改善としてタミヤ情景テクスチャーペイント「粉雪」を使ってはどうかとみん友のチュンチュンまるさんからご提案があったので、試してみることにしました。

具体の施工手順を備忘録として記しておきます。
まずは船体の周りにラップを装着し、石粉粘土が付かないようにします。


次に100円コレクションケースの台座に100円スチレンボードを設置し、その上に1~2mm程度石粉粘土を薄く盛ります。この時、航行によって発生した波の造形を行っておきます。これらは船体を台座に置いた状態で行い、粘土が硬化するまで置いたままにします。硬化後は船体を外しますが、その後にくぼみのサイズを調整するため、船底と同じサイズに切り抜いた紙を用意しておきます。


そしてアルミホイルを波立っていない部分のみに接着します。ホイルは波立った部分に少しかかるくらいのサイズとし、接着時に余分な部分を波打ち際へ小さく折り込みました。接着の時はホイルを押さえず乗せるような感じにしました。接着は有機溶剤不使用のセメダインスーパーXを使用しています。


その後、ホイル部分へサフを吹き、全体をブルーで塗装し、その上からメディウムを薄く塗ります。メディウム硬化後、波立った部分へドライブラシを掛けました。今回は海面作りの練習なので、塗料は100円アクリル絵の具を使っています。


ここで艦首から立ち上がった透明の波を設置します。素材はいつものように納豆3パックをくるんだ包装フィルムw
海と船との境目や波立ち部などに「粉雪」を盛り付けます。コンマ数ミリの粒子が入っているので、硬化後に泡立った感が演出されます。


こうして海面の完成。
粉雪の使用は成功したと思いますが、ホイルによる海面製作はもう少し練習が必要です。特にホイルのシワによる凹凸がかなり消えてしまっているのが気になりますが、これはスーパーXの硬化時に接着液が収縮してホイルを引っ張ってしまったのが原因ではないかと考えています。次の製作時にはその対策を試行する予定です。
それにしても海面製作は難しいですね。多くの凄腕モデラ―が未だに最適解に到達していないのも納得です。でもいい経験になりました♪


作品の画像はフォトギャラにもありますので、ご覧くださいね。
駆逐艦睦月ジオラマ(完成編)
Posted at 2026/01/05 21:29:33 | コメント(5) | 艦船模型 | 趣味
2026年01月04日 イイね!

重巡鳥海の製作(飛行機格納庫などの工作)

重巡鳥海の製作(飛行機格納庫などの工作)長いと思っていた年末年始の連休は一瞬にして終わってしまいました。
この間、ずっと家にこもってひたすら鳥海と格闘していましたが、振り返るとほとんど進んでいませんorz
とりえず進捗報告です。

ぼちぼち上部構造物が出来上がりつつあるので、いよいよリノリウム甲板に施したマスキングテープ剥がしの儀を行います。すると…

これはひどい…。
このような状況にならないよう、甲板上のリールや給気筒などはほとんど取り付けない状態でマスキングしたのですが、やはりテープ1枚1枚が数ミリのものが多く、しかもイージーペインター改の吐出量が多めであることが原因だろうと思われます。
次回は対策必須ですね。
特に状態の悪いところは彫刻刀などで塗膜を剥がし、再塗装することにしました。

筆でタッチアップをすると吹き付け部分との微妙なトーンの違いが出ますが、その後、クリアを全体に吹いてやるとかなり収まってくれます。

次に取り組むのは飛行機格納庫。
鳥海の格納庫の詳細が分かる写真は残っていないので、高雄と摩耶を参考にします。


これらを基にまずは翼格納用棚を作りました。尾翼置き場はクオリティが低いですが、設置するとあまり見えなくなるのでこれで妥協w

そして格納庫へ設置。


次にカタパルトとドーリーを作ります。
新造時のカタパルトは呉式2号3型でしたが、どこかの時点で2号5型に換装されています。その時期は一次資料が無いため明確ではありませんが、こちらのサイト(模型の缶詰BLOG出張所)で推論が提示されているので、これを基に2号3型を設置することにします。
ちなみに2号3型の写真はこちら↓

これは軽巡球磨に搭載されたものですが、支筒以後の後半部が徐々に細くなっている様子が見て取れます。一般的な2号3型は5型とほとんど形状が変わらず、後端下部が少し切り上がった形をしており、レインボー社のエッチングパーツもそのような形状となっています。

なお、同ブログでは搭載機も「94式水偵3機」と推定していますので、これについても再検証してみたいと思います。
まずは1938(昭和13)年6月の鳥海の写真です。

この時点では94式水偵×1、95式水偵×2となっています。
先ほどのブログでの推論を前提とすると、この写真の時点から95式水偵2機を94式水偵に乗せ換えたことになります。その根拠は明示されていませんが、恐らく両機の航続距離ではないでしょうか。94式の2,20kmに対し95式は898km。ガダルカナル攻防戦では各艦がトラックやラバウルから出発することが多く、水偵発進後に艦でなく基地へ戻る可能性を考えると、95式の航続距離では心もとないのです。
しかし私としてはこの理論に少々疑問を持ちます。というのは両機の重量の違いです。
全備重量は94式の3,000kgに対し95式は1,900kg。これが2機分となると2,200kgも違うこととなります。
また、鳥海はミッドウェー前に機銃増備を行っていますが、同時に何かを撤去した様子はありません。これが予備浮力を使ったものだとすると、なおのこと2,200kgの増加は厳しくなるのではないでしょうか。(ちなみにトラック停泊中の鳥海写真では後部艦橋脇の12m内火ランチを撤去している可能性があります。)

鳥海の戦闘詳報によれば第一次ソロモン海戦時には水偵を3機積んでいましたが、そのうち2機をブーゲンビル付近で射出し、対潜哨戒後にショートランドへ行かせています。残り1機はツラギ沖で射出し、夜戦中に吊光弾を投下させ、同じくショートランドへ帰らせています。

ツラギ沖からショートランドまでは500~600kmあることから、95式の航続距離では若干の不安があります。
これらのことから、ツラギ沖で射出された1機は94式、ブーゲンビル沖で射出した2機は95式、つまり1938年時と同じラインナップと推定しました。

さて、搭載機の推定を基にモデリングを行います。
ドーリーの上に乗る水上機架台は単フロートと双フロートで形状が異なるので、単×2、双×1を作りました。

いずれも初めてエッチングパーツで作りましたが、本当に大変な作業ですね。特にドーリーは極めて小さなサイズで複雑に折り目を付けなければならないので難儀しました。

次に取り組んだのが12cm単装高角砲。

これをスクラッチするかジャンクパーツを使うか悩みましたが、鳥海製作が長期化していることからパーツ利用とします。が、気になったのはシールド背面。プラの厚みがすごいのでデザインナイフでちまちまと削り込み、砲の尾栓を追加しました。尾栓の角度は砲身に合わせてあります。


2番4番主砲は少し高く設置されていますが、そのサイズを改めて測ってみると…

これほど違うとは…。
やむなくこれもスクラッチしますが、ちょうどいい直径の円形パーツが手元に無いので、それぞれの径を自作し、それをレジンで複製しました。


といったところまでで年末年始休みは終了。
うーん、やっぱり全然進んでない…。
Posted at 2026/01/04 22:10:03 | コメント(2) | 艦船模型 | 趣味
2025年12月31日 イイね!

2025年 ザク違の3大ニュース

2025年(戦後80年)もあとわずか。
ここでこの1年を振り返ってみようと思います。

それでは第3位;キャンプ泊数激減
2024年は年間で40泊と、自己最高を記録しました。
ただあまり内容が濃くなかったので、今年の目標は30泊に置きつつ内容を充実させたいと考えていました。
しかし4月以降の職場での体制が厳しくなって休暇が取りづらい状況となったため、結局22泊しか行けませんでした。しかも内容的には昨年とほぼ同じ…。
キャンプは豊かな人生を過ごしていく上で欠かせないものだと思っているので、来年はぜひとも充実したキャンプライフを過ごしたいものです。

次に第2位;模型展示会へ積極的に出品
4月にはろうがんず杯の最終審査会場へお呼ばれしました。
作品は第9号輸送艦を中心とした捕鯨船団ジオラマ。

約1年かかった作品でもあり、製作依頼者の思いを出来る限り詰め込んだ作品でもあるので、審査会場まで到達できたのは良い思い出です。
そして8月にはボッチャーズ展示会へも出品。そこで出会ったとあるモデラーさんからお誘いを受けて11月の間野四郎展示会へも出品。
これまでは展示会というと主に見る側でしたが、こうして出品をしていると作品を前にしてモデラー同士の深い会話がされるので、より一層楽しめる気がします。
模型工作も今後の人生で大切にしていきたい趣味なので、来年も出品を続けていきたいと思っています。
ちなみに来年は2月と10月に艦船模型の展示会へ呼ばれています。またそこでモデラー仲間が増えるといいなぁ…。

そしていよいよ第1位!
シャトルの事故&ロッキー乗り換え
みんカラはクルマブログなので、第1位はやはりこれですね。
ようやくにも手に入れたゴールドカードの期間中にまさかの追突事故。以後、本当に運転の自信がなくなりました。衝突安全装置なんてつけなくても大丈夫!と思っていましたが、今では必須装備と感じています。
そして完全ノーマークだったダイハツのロッキーへ乗り換え。

燃費は常にリッター30超で、コンパクトなボディは取り回し抜群ですが、あまりにコンパクト過ぎて車中泊ではちょっと難儀してますorz

てなわけで3大ニュースをお届けしましたが、選外も含めて全体を振り返るとあまりいい年ではありませんでした。
来年は良い1年になりますように。
皆様の1年はどうでしたか?
Posted at 2025/12/31 19:46:35 | コメント(3) | もろもろ | ニュース
2025年12月31日 イイね!

重巡鳥海の製作(後部艦橋などの工作)

重巡鳥海の製作(後部艦橋などの工作)今年最後の製作報告です。
高雄型には4基の110cm探照灯が搭載されていますが、まずは前煙突両脇の台座を作ります。その前に実艦写真チェック。

左は新造時の鳥海、右は大改装前の高雄です。高雄も新造時は鳥海写真のように探照灯保護のためのブラストスクリーンが設置されていましたが、その後撤去されたようです。撤去の時期も調べましたが、よく分かりませんでした。少なくとも昭和13年の高雄は撤去されています。

こちらは大戦中の摩耶の写真。艦首側前寄りの一段上がったところにハッチがあり、探照灯まで繋がるラッタルが設置されています。
これらを参考にしながら作ったのがこちら↓

今回は第一次ソロモン海戦をジオラマ化する予定なので、探照灯をLEDで光らせたいと考えています。これはまた後日。

次に後部艦橋です。
スーパーイラストレーションにはこんな絵が載っています。複雑だ…。

甲板はシコルスキー図面に平面図があるので、そこから寸法を取ってプラバンから切り出しました。そして最近ではすっかり私の定番となった滑り止め鋲の施工。120°に開いたラインを書いたコピー用紙の上にパーツを置き、そのラインに合わせて1mmピッチの線を引き、その交点にデザインナイフの先で傷をつけます。

これだけの作業でもちゃんと滑り止め鋲に見えるというお手軽工作です。根気は必要ですが(笑)
しかしその後、実艦写真を眺めていると機銃座周辺の甲板の形状が図面と異なることが判明!

慌てて総ざらいを確認すると、↑の写真と同様の形状として示されていたので、その部分を作り直しました。


その上に載る構造物ですが、実は新造時から大改装までの間に後端部が少し変わっています。

これは高雄の図面なので、ソロモン海戦時の鳥海がどうであったか調べる必要があります。といっても図面があるわけではないので、実艦写真を確認することとなります。

これは昭和15年の鳥海ですが、4.5m測距儀の後端よりも後部艦橋構造物後端の方が前で終わっています。同様の状況が確認できるほぼ真横からの写真がもう1枚あったので、鳥海の後部艦橋後端部は縮小されたものと推定できます。
これらを踏まえてプラバンプラ棒などでスクラッチ。

この画像の状態では左端の甲板室の平面形が図面通りに出来ておらず、妥協しようかとも思いましたが、やはり気になり作り直しをしています。今回はホントに手戻りが多い…。
↑の構造物の直前には探照灯台2基とデリック用揚貨機が配置されています。
探照灯台は後部艦橋甲板下がラムネ工場となっており、上にすぼまるテーパーがついています。揚貨機についてはスーパーイラストレーションに詳細図が載っていたので、シコルスキー図面からサイズを算出してでっち上げました。

後部艦橋甲板上の探照灯台は前面がフラットになっていることが実艦写真から確認できるので、4mm丸棒を3.7mmまで削った後に前面をカットしました。また、後部探照灯台は円形の台座があります。

必要なパーツをほぼ作り終えたので、甲板に載せました。

微妙なラインが出せるか不安でしたが、なかなかいい感じ♪
デリックや4.5m測距儀などは船体設置後に施工予定です。

鳥海は最終時まで高角砲が換装されず、12cm単装のままだったので、ブルワークも全周を囲ったものではなく山型のような簡易なものでした。模型では0.1mmプラバンを曲げて作りました。

ブルワーク上端は外側に反りだした形状にすべきですが、1/700での再現は難しいと思ったので施工していません。
ブルワークの後ろには高角砲弾薬箱と高角砲弾信管調定器が設置されています。信管調定器をネットで調べるとこんなイラストがあったので参考にします。

そしてスクラッチしたものを甲板へ設置。


さて、鳥海の姿がだいぶ出来上がってきました。
年内の報告はここまで。
続きは年明けとなります。
さて、いつ完成するやら…。
Posted at 2025/12/31 08:38:46 | コメント(2) | 艦船模型 | 趣味

プロフィール

「重巡鳥海の製作(ウェザリングの施工・ジオラマベースの製作その3) http://cvw.jp/b/488285/48888216/
何シテル?   01/21 21:42
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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