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今日は、川崎市内にある、富士通株式会社　川崎工場の春祭りに行ってまいりました。
今勤めているクライアントが、関連会社なので、以前から知っていたのだが、業務でなかなか行けなかったんだけど、今年は行ってみようと一人で行ってまいりました。
んで、以前に、工場内にある岡田記念館と言う所には、行った事あるんだけど、今回は本館まで行ってきたんだ。

富士通って、今は携帯電話とコンピューターの会社なんだけど、元々の歴史は、電話機と、回線交換機の製造会社だったんだよ。

最初、戦後に逓信省(現在のＮＴＴなんだよ。現在の省庁は総務省に当たるんだ。)から電話機製造している富士通の電話機が採用され、家庭に発売されたんだ。
だから、現在NTTと富士通は密接な関係があり、携帯電話端末の提供はNTTドコモだけなんだ。

んで、アメリカやヨーロッパ等で、真空管を使った電子計算機(今のスーパーコンピューターやオフィスコンピューター)が開発され、しのぎを削っていたのだが、富士通は、回線交換機で利用していたリレーと言う部品を組み合わせて、電子計算機を製造したのが、コンピューター製造の始まりなんだ。
真空管を使うより、現在手持ちにある部品を使った方がコストが格段に掛からなかったんだよ。
また、リレーを使ったコンピューターでは、今のコンピューターでも採用されている処理作業に生じるエラー訂正技術や、再計算機能も搭載されていたんだ。
それから、リレーの組み合わせも、現在のCPUの製造方法となんら変わらない方法を採用していたんだ。

みんな知ってた？？

富士通の工場に初代リレー式コンピューターがあり、実際に動作できる状態にあるんだけど、この動作音がまたいい。

カシャカシャとしたレトロな感じだね。

んで、リレーから、トランジスタ、ＩＣへ変わり、現在のCPUになるんだ。

現在のパソコンでは、自社製のCPUは使っていないけどスーパーコンピューターや高性能サーバーは搭載しているんだよ。

ざっと、富士通の事についてはこんなもんかな。

んで、本題のお祭りは、肌寒かったけど、色々な出店や、出展物があって結構面白かったよ。