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２０１０年度のHondaは小型車で攻勢ですね～　
CR-Zも楽しみですが・・・それ以外も楽しみでな～

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自動車業界ニュース
ホンダ、２０１０年度　国内は小型車で攻勢


　ホンダは、２０１０年度までに国内で小型車の商品構成や供給体制を強化する。１０年度の新型車として、上半期に小型ミニバン「フリード」の派生車「フリードＳＰＩＫＥ（スパイク）」と、「フィット」ベースのハイブリッド車（ＨＶ）を発売。下半期にはフィットの派生車「エアウェイブ」の後継「フィットブレイク」（仮称）を投入する。さらに、既販車に関しても足元で納期が２カ月以上に延びているフィット、フリードの増産対応に着手。手薄になりがちなエンジン、足回り部品を十分に確保し、適正水準の約１カ月で顧客の元に納入できるようにする。

　ホンダの今年度の国内販売は、エコカー減税などの追い風を受けてフィット、フリード、「インサイト」の“小型車３兄弟”がけん引しており、登録車が９月まで６カ月連続で前年同月プラス。軽自動車の不調により全体では０・８％増の２９万４５５０台にとどまったものの、８年ぶりの前年超えとともに年度販売計画（６５万５千台）の達成を狙える位置につけている。下半期以降は発売したばかりの新型「ステップワゴン」に加え、小型車で攻勢を仕掛けて一層の拡販を目指す。
　商品計画に関しては、１０年初頭にスポーツタイプのＨＶ「ＣＲ―Ｚ」を投入。１０年夏から秋にかけ、「フリードスパイク」「フィットＨＶ」の発売を計画する。エアウェイブ後継のフィットブレイクは１１年初頭の市場導入となる見通し。ＨＶや１・３～１・５リットルクラスの小型車で選択肢を豊富に用意し、新たな顧客を獲得していく戦略だ。
　一方、既販車の供給に関しては、共用部品が多いフィット、フリードのエンジン、足回りのコンポーネントが足元でひっ迫気味。このため、納期が一般的に適正水準と言われる１カ月～１・５カ月を超えている。これに対し、まずエンジンで同じ１・３～１・５リットルクラスのユニットを手掛けるタイや中国から部品を融通。さらに足回り部品ではサプライヤーに増産を要請し、十分な能力を確保する。下期中に環境を整え、円滑な供給体制を構築する。