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福助@G.7の愛車 [スバル フォレスター]

整備手帳

作業日:2011年10月4日

ターボチャージャーの比較 ノーマル、GDA WRX NB用(、GC8 STi Ver.IV用)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
数年前になりますが、ノーマルと別記"スバル純正 ターボチャージャー GDA WRX NB用"(以下、TD04HL)を比較しました。
数値などに関しては、以前の"スバル純正 ターボチャージャー GC8 WRX STi Ver.IV用"(以下、VF24)も交えて記述します。

コンプレッサー側から見た全体像です。
画像の左側がノーマル(TD04L)、右側がTD04HLです。

コンプレッサーハウジングの形状には、微妙な違いがありました。
オイルラインの中間を固定する出っ張り部分(赤丸)が、TD04HLにはありません。

ライン側のステーは、ただ被せてあるだけです。
相手がいないので、移植の際に取り外しておきました。

アクチュエーターの大きさは同じようです(外見上)。
ニップルはTD04HLの方がやや上を向いていたものの、個体差かもしれません。

ハウジング側のニップルはノーマル・VF24とも上向きでしたが、TD04HLはアクチュエーター側へ向いています。
自車ではブローバイガス用の金属配管と干渉するため、直しておきました(画像は修正後)。
2
コンプレッサー側インレット(入口)の様子です。
ノーマルです。

外径は、約φ56mm(φ56.03mm、別記"不明 デジタルノギス 150mm"にて、誤差はあります)でした。
内径は、約φ41mm(φ41.42mm、テーパー状に絞り込まれた奥の部分)です。

インペラー(コンプレッサーホイール)そのものは、この奥でさらに広がっています。
分解が必要となるため、その詳細なサイズは分かりません。

ブレード(羽根)の欠けなどはありませんが、削れは多いようです。
約10年・12万kmという使用期間を踏まえると、こんなものかもしれません。

ブレードの枚数は、6枚(12枚)でした。
3
TD04HLの様子です。

外径は約φ56mm(φ56.05mm)で、ノーマルとほぼ同じでした。
内径は約φ43mm(φ42.73mm)で、2mmほど拡大されています。

テーパー部分が短くなっており、ホイールはわずかに大きいです。
やや汚れはあるものの、状態は悪くないように見受けられました。

ブレードの枚数はノーマルと同じ6枚(12枚)で、形もそっくりです。
4
正面からの比較です。
画像の左側がノーマル、右側がTD04HLです。

VF24の時と異なり、両者のサイズ的な違いはわずかでした。
形状が同じなので、ノーマルの摩耗具合は顕著です。

数値をまとめると、以下の通りになります。

<インレット側の外径>
・ノーマル: 約φ56mm(φ56.03mm)
・TD04HL: 約φ56mm(φ56.05mm)
・VF24: 約φ56mm(φ56.25mm)

<インレット側の内径>
・ノーマル: 約φ41mm(φ41.42mm)
・TD04HL: 約φ43mm(φ42.73mm)
・VF24: 約φ46mm(φ46.11mm)

<ブレードの枚数>
・ノーマル: 6枚(12枚)
・TD04HL: 6枚(12枚)
・VF24: 6枚(12枚)
5
タービン側から見た全体像です。
画像の左側がノーマル、右側がTD04HLです。

タービンハウジングはほぼ同じ形状で、パッと見だと区別がつきません。
ウェイストゲートまわりに関しても、同様でした。
6
タービン側アウトレット(出口)の比較です。
画像の左側がノーマル、右側がTD04HLです。

タービンホイール部の内径は、ノーマルが約φ42mm(φ41.93mm)でした。
TD04HLは約φ46mm(φ46.27mm)で、4mmほど違います。

ノーマルよりテーパー部分は短く、ホイールが大きくなっています。
ホイールの位置は、TD04HLが2mmほど手前へ出ていました。

ブレードの枚数はノーマルと同じ12枚で、やはり形がそっくりです。

数値をまとめると、以下の通りになります。

<アウトレット側の内径>
・ノーマル: 約φ42mm(φ41.93mm)
・TD04HL: 約φ46mm(φ46.27mm)
・VF24: 約φ49mm(φ49.43mm)

<ブレードの枚数>
・ノーマル: 12枚
・TD04HL: 12枚
・VF24: 11枚

TD04HLは主に排気側を拡大し、高回転域での抜けを良くしているようです。

<作業日(比較)>
・2011/10/04

(SUBARU、富士重工業、FUJI HEAVY INDUSTRIES LTD.、三菱重工業、Mitsubishi Heavy Industries, Ltd、MHI、石川島播磨重工業、IHI Corporation、IHI Turbo、カタツムリ、でんでんむし、蝸牛、Ver.Ⅳ、Ver.4、ウエストゲート、A/R比、VF24・VF28・VF29: 0.63、VF22・VF23: 0.71)

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この記事へのコメント

2016年2月2日 2:02
最近は手頃で使えそうなタービン出てきませんね!
いまの現状は変わらずですか?
VF-24は800rpmからでも回りますが過給が殆どゼロw
3500rpmでもノーマルより0.1k低いよ
ATだと相性悪いんだと思います
私のSG-5は納車時点でタービンブローしてたので仕方無かったです
でも何でTD-035Lだったのか判りませんTD-035HLの筈なんですがw

コメントへの返答
2016年2月3日 2:12
TD04HLでは等長等爆化、現在はツインスクロールターボに変えています。

VF24、4ATには厳しいですね。

MTや5ATなら、また違うのかもしれませんが・・・。
2019年1月9日 12:31
はじめまして。こんにちは。
GC8のF型に乗ってる者ですが、
お聞きしたくてコメントしました。
TD04HLタービンは加工無しでポン付け
可能なのでしょうか?
教えてください。
コメントへの返答
2019年1月9日 23:09
はじめまして & こんばんは。

タービンサポートパイプ・フロントパイプとの接続方法などに違いがないので、基本的にはポン付けです。

"1"で記述したオイルラインやニップルに関しては、いちさんの車両を確認してもらえば意味が分かるかと思います。
2019年1月10日 8:06
返信ありがとうございます。
ダブってコメントしてしまって
すみません。
パワーは高回転時に劣ってしまうんですね。
ポン付けも可能ということでありがとうございます。
あと、オイルラインやニップルは加工が不要という事でしょうか?

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