スバル(純正) ターボチャージャー GDA WRX NB用  

ターボチャージャーです。
スバル純正 "ターボ チャージャ アセンブリ 14411AA334" 198,900円です。
･型番: TD04HL(14412AA290)
･適合: インプレッサ GDA B型 WRX NB
･製造年月日: 2001年 08月 20日
･軸受: フローティングメタル
･コンプレッサーホイール径: φ42.0mm(入口側)･φ56.0mm(出口側)
･タービンホイール径: φ45.6mm(出口側)･φ52.0mm(入口側)
･許容回転数: 190,000rpm
･A/R比: 不明
三菱重工製です。
中古品です。
ノーマルは、"ターボ チャージャ アセンブリ 14411AA261" 181,900円です。

別記"スバル純正 ターボチャージャー GC8 WRX STi Ver.IV用"(以下、VF24)の代わりとして、入手･交換したものです。

ノーマルと同じ三菱重工製ですが、"TD04L"に対し"TD04HL"となっています。
VF24ほどではないものの、各インペラーは大きくなっていました。

基本的な形状はTD04Lとほぼ同じですが、コンプレッサー側のニップルがアクチュエーターへ向いています。
自車はブローバイガス用の金属配管と干渉するため、ノーマルと同じ上向きに直しておきました。

TD04LやVF24と異なり、オイルラインの中間を固定する台座がなくなっています。
ライン側のステーは挟んであるだけなので、取り外しておきました。

2枚目の画像は、コンプレッサー側の様子です。
中古なりの汚れはありますが、ブレードの損傷などは見受けられませんでした。

指先で軸を持って振り動かすと、一定のガタはあります。
軸受がノーマルと同じ"フローティングメタル"なので、油圧がかかっていない状態ではこんなものかもしれません。

VF24は高回転域でのパワー感に優れていますが、低回転域(低速トルク)ではツラいものがありました。
ブーストの立ち上がりが遅く、街乗りが苦痛なほどです。

この商品へ交換することにより、低速トルクは改善されました。
ノーマルにはおよばないものの、それほどツラさ感じません。

VF24の過給圧が0.2～0.3kgf/cm2となっていた踏み方では、0.4kgf/cm2あたりまで上昇しました(TD04Lは0.5～0.6kgf/cm2)。
最大を1.0～1.1kgf/cm2(約100～110kPa)で制御しているためか、高回転域でのパワー感も｢やや薄れたかな?｣といった程度です。

乗りやすさとパワーのバランスは、悪くないと思います。
自車が4ATであることも考慮すると、この選択がベストなのかもしれません。

ツインスクロールターボ化に伴い、現在は取り外しています。

<作業日(取り付け)>
･2011/10/27 - 2011/10/30

<走行距離>
･134,365km

<作業日(取り外し)>
･2014/07/30 - 2014/08/05

<走行距離>
･150,409km

<締め付けトルク(要確認)>
･タービンサポート側: 29±3N･m(3.0±0.3kgf･m)
･フロントパイプ側: 29±3N･m(3.0±0.3kgf･m)
･ユニオンスクリュー(タービン側): 16±1.5N･m(1.65±0.15kgf･m)
･ユニオンスクリュー(エンジン側): 23±2N･m(2.3±0.2kgf･m)

(SUBARU、富士重工業、FUJI HEAVY INDUSTRIES LTD.、三菱重工業、MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES,LTD.、MHI、TDL04HL-15T-6、タービン、カタツムリ、でんでんむし、蝸牛、ブースト圧)