ビート ： 経年劣化で崩壊し始めた、オルタネーターベルトの交換。（※添付動画は大音量のため要注意）

い

オルタネーターベルトの表層に巻かれている
補強材の糸が3列分ほど剥がれてなくなっており、
その代わりに千切れた糸が飛び散っています。

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なお、この動画はベルト交換後のものです。

交換前の異音は、一つ前の整備手帳

〉https://minkara.carview.co.jp/userid/526128/car/457100/7348154/note.aspx

のほうに添付しています。

ろ

は

車体下側から見たベルトカバーです。

ベルトから剥がれた糸は回りながら
遠心力で周囲に叩き付けられるので、それにより
ベルトカバーが斬られていったようです。
（オレンジ囲み部にスリットが出来ています。）

草刈り機の刃も昔は金属刃でしたが、今は
樹脂ワイヤーが刃として機能するタイプもありますので
それと同じ事が起きたようです。

に

ほどけていた糸をスリットに嵌めてみました。

これはVベルト周囲にチューブ類やハーネスをレイアウトすると
ベルトのトラブル発生時に切断されてしまい、
それによって走行不能になる可能性があることを示唆しています。

なお、このビートでは切断されて困るような
チューブ・ハーネス類はありませんでした。

（機械モノの信頼性はこんなところにも隠れているのかもしれません。
　どのようにトラブルが起きるか、それにこそ
　真の信頼性・製造メーカーの良心が現れるような気がします。）

ほ

では雨がやんでいる間に
オルタベルト交換と、今まで付けていなかった
エアコンコンプレッサーベルトの取り付けをします。

へ

オルタネーターベルトを外す為に、
テンショナーのナット類を撤去。

と

新旧ベルト。

ち

エンジンリビルド時からたぶん未交換なので
20年モノかな。

り

ベルト外周の糸を引っ張ってみました。

ゴムが劣化しているので
簡単に分離できました。:-)

ぬ

使うベルト。

コンプレッサベルトはたしか中古です。

普通の人は新品を使いましょう。:-)

る

エアコンのコンプレッサーベルト
（Vベルト）取り付け

赤はベルトテンション調整ナット。

コンプレッサ下側ナット。

コンプレッサ上側ボルト。

オルタネーター駆動用ベルト
（リブベルト）の取り付け。

1、テンション調整。（ホントはもう少し締める）

2、オルタ下側固定ボルト締め。

3、オルタ上側固定ボルト締め。

そして吸気ダクトを元通り繋いで完了。

動作確認が冒頭の動画です。

オルタネーターベルト由来の異音は
消失しました。:-)