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大熊猫@のブログ一覧

2024年11月03日 イイね!

R32スカイラインGT-R

ようやく長い長い秋雨の時期も終わり、素晴らしい青天の一日でありました。

しかし近年は春や秋の本当に過ごし易い季節が短いので、この青天も束の間でコートが必要な寒い冬がやってくるのでしょう。

休日の朝ではありますが早く目が覚めてしまった為に給油を兼ねて近場をドライブしてみました。道が空いている休日の朝には面白い車が走っていたりするものです。


R32スカイラインGT-Rです。

このGT-R、ナンバーが平成初期の「品川34」でホイールも純正品のガンメタで16インチのままでほぼフルノーマルに近い状態を保っています。が、よく見るとリアのGT-RのエンブレムがR32のそれではなくハコスカのエンブレムになっています。

R32が登場したのは平成元年で、当時私は高校生でした。R32が発売された日の夕方は学校が終わって銀座をフラフラしていたら偶然にも交差点の角にある日産ギャラリーでこの車のアンベールを見る事が出来ました。

この当時、私は日産が大好きでした。とにかく新しく発売される車がカッコよくて、まだ免許が取れる年齢にもなってませんが「免許取ったらこれに乗りたい」車が沢山ありました。後にこのR32のGTS-tのタイプMの4ドアでワインレッドの購入を本気で考えた事もあった程ですが(結局セドリックにしましたが…)、この普通のスカイラインの発表から少し遅れてGT-Rが出るという告知を見て「すげぇ…」という日産の本気には驚きがありました。

シーマ、セド/グロ、スカイライン、ローレル、シルビア、180SX…どれもキャラが立っていた事もありますが、これだけラインナップが多くても全ての車種が販売好調だったのは当時の日本がいかに好景気だったか懐かしく思います。

R32のGT-R、この車は間違いなく名車であります。それは30数年を経た現在でもまるで生き物の鼓動のようなアイドリングを残して走り去る姿を見ていると昨今の車が失った大切な何かが何となく分かるような気がしました。

R32にハコスカのエンブレム。カッコいいとはこういう事なのでしょう。
Posted at 2024/11/03 18:35:19 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2024年10月27日 イイね!

瓦斯の灯り

ようやく秋の訪れにも関わらず、今年は雨ばかりで不快な神無月も最終週です。

さて、唐突ですが「ガス灯」というキーワードから何を連想するでしょうか。

銀座や横浜の馬車道、あとは米子もクラシックなガス灯のイメージがあります。それに加えて1940年代のアメリカのサスペンス映画でイングリッドバーグマンの「ガス灯」を連想される方は相当な映画好きな方ではないでしょうか。

私的にはかなり前のテレビCMで、優しいガスが灯る夜中の巴里を粛々とシトロエンDSが黄色のヘッドライトを照らしながら走り去るものが一番印象に残っています。

で、時は流れて令和の時代になった現在、街の街灯も車のヘッドライトもLEDが主流となり、どこに行っても真っ白な目を射るような光に溢れています。

確かに自分が運転する立場であればLEDの明るいヘッドライトは視認性に優れ、昔のハロゲンランプでは暗く感じてしまうのは間違いありません。が、年齢の為か対向車にJAPAN TAXIが来ると眩しく感じてあまり良い感じがしません。

私的には少し前のキセノンランプが丁度良く感じますが、どうにも車用のLEDヘッドライトやウィンカー対策に夜用の紫外線カット眼鏡を本気で検討したいくらいです。

あとはその車のキャラクターにマッチするか否かが大切で、元々ハロゲンランプの古い車に青白いLEDを後付する事を好みません。最近はハロゲン色のLEDバルブも出ているようですが、将来的にはそれもアリかなとは思っていますが…


このジャガーの年代がその過渡期で、メインがキセノンですが内側のスモールというかタウンライトはハロゲン色です。人によってはチグハグな感じがすると嫌う人も多いようですが、私はこの感じが結構好きです。


例えば街の中で停車中、このスモールランプだけを点灯していると嘗てのダブルシックスやシリーズⅢのXJを髣髴とさせて、何とも良い雰囲気を醸し出していると思います。

先日ナンバー灯だけは適度な光量のLED球を導入しましたが、その他の部分はオリジナルを保ったほうが雰囲気を壊さない事を再確認しました。

自室の照明の電球も暖色のものを使用しておりますが、家族は「暗い」と不評であります。これはナラ材のアンティーク家具を引き立たせる為には真っ白な光が合わない判断からですが、どうも最近の人は真っ白や真っ黒が好みのようで理解が得られません。

私に言わせてもらえば、この白と黒のモノトーンのインテリアって、1人暮らしを始める田舎の若い男の子が好む感覚に見えて到底好きになれないのですが…
Posted at 2024/10/27 20:46:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2024年10月20日 イイね!

東京パエリアと19年目に突入したジャガー

10月に突入しても雨やら暑い日ばかりが続いた感がありますが、ようやくカラッとした涼しい秋晴れの一日となりました。しかし今はエアコンに頼らない気持ちの良い陽気は極めて短いので、つかの間の好天という感じがします。

このところ多忙による疲労が激しく、とにかく惰眠を貪る日が多かったように思います。そんな時にはとにかく寝て、好きなものを食す事が一番の回復出来る方法なので、食欲の無い平日昼もなるべく食べます。

で、先週の木曜日…

大手町の事務所ビルの交差点の反対側のサンケイビルの広場には、お昼になると沢山のキッチンカーが現れます。その中にいつも行列を作っている車があり、昼の時間帯に「何のお店だろう?」と前々から気になっておりました。

その行列も女性だけならそれほどの関心は持ちませんが、男女問わず様々な年代が並んでおり更に興味をそそられてネットで検索すると、どうやら「東京パエリア」というキッチンカーでありました。

このキッチンカーは海外を渡り歩いたベテランのシェフが始めたそうで、何とサンケイビルに来るのは木曜日のみと言う事で、「お!丁度今日じゃん」と11時前に広場が見渡せるトイレの窓から様子を見ると5人くらいの列が出来ていました。

そこですぐにエレベーターで降りて広場に向かうと更に行列が増えて10人程度になっていましたが、このくらいなら許容範囲なので並んでみました。

メニューはパエリア一種類のみの週替わりで、そこに好みで副菜やスープが選択出来るようなので全部付きのスペシャルセットを選択します。が、前の男性客のほとんどが大盛りを注文しているのに釣られて大盛り1200円を注文します。


自室に戻り開封すると、イカ墨のパエリアにサラダ、チキンのオリーブマリネ、オニオングラタンスープとかなりのボリュームであります。

結論から申し上げて、これはかなり美味いです。この量で同じものを近隣店舗で提供すればランチで1600円以上のプライスが張れるほどに充実した内容でありました。加えて私はあまりオリーブオイルが得意ではなかったのですが、これは香りの良いオリーブオイルであります。

私の場合食事は自主規制で一日2100kCalを遵守しているのですが、これはそのリミッターを超えても食べる価値があるテイクアウトで、時間に余裕のある木曜日は定番になりそうです。



さて、今日は久々にこちらの車で買い物を兼ねて少し走って来ました。

ようやくエアコンを切ってサンルーフを開けて走れる季節になったのと、今月から19年目に突入したこの車と向き合う時間は至福であります。

思えばこの車を検討していた時に自動車雑誌「NAVI」誌で『長く乗るならこの一台』という特集を組んだ記事で、今は亡き御大である小林彰太郎氏が挙げた一台がこの車であり、その理由として軽さとパワーのバランスとコスパの良さを述べておられました。その中で「これから先はガソリンが高くなる時代になる。長く乗るなら燃料代や税金が抑えられるものが好ましい」という行があり、20年を待たずして氏の先見の明には感謝であります。

その際はV8の4.2NAを発注予定でしたが、この記事と営業氏の勧めでひとつ下のV6の3.0を選び、その差額でフルオプションにして発注したのでした。

その後これを上回るハイパワー車も迎えましたが、ハイパワーの魅力と共にそのマイナス点も感じるようになり、少なくともゴー&ストップが多い都心に於いては有り余るパワーが寧ろストレスに感じる事もしばしばでした。

このジャガーは確か240ps程度の極めて普通のパワーですが、都心での使用が99%の私には充分な訳です。購入当時仏蘭西料理シェフの友人が「それはロースのブロックをドンと使うよりもスジ肉を使ったほうが料理的には楽しいのと同じ」と言った意味がよく理解出来たのでした。更にTVKの「新車情報」で三本和彦氏がハイパワー車を試乗した際に必ず『パワーは麻薬』という名言を遺された通り、どんなにハイパワーであってもそれが当たり前になってしまう魔力には屈さなかったと言えます(笑)

納車当時は茶髪にしていた持ち主の髪も白髪交じりのグレーになりましたが、車の状態は正直なところ納車直後より今のほうが綺麗だと自負しております。19年目に突入しても飽きず、加えて欲しい車が存在しない以上はまだまだこの相棒との付き合いが続いて行くものと思われます。


フロントのナンバープレートに1mmに満たない飛び石傷を見付けました。


使用するのはタッチペンではなく、タミヤのエナメル塗料です。

今回はナンバーなのでそのままホワイトを使いますが、ボディの場合でも目視で数種類を混ぜて似た色を作ってこの塗料を使い続けて数十年になります。どうも普通のラッカー系の場合は下地の隠蔽力がイマイチで、私的に使い勝手が良くないのです。

因みにジャガーは18年乗っていてこれが初めての飛び石であります。しかもナンバープレートであれば夏のクラウンエステートの時と同様に再発行可能ですので、この程度の修復で無問題です。

このタミヤのエナメル系塗料、恐らく50年くらい前から同じ容器で存在すると思われます。少し前ならアキバあたりのホビーショップに行かないと入手出来ませんでしたが、我が家の近くのスーパー&ホームセンター併設の家電量販店の模型売り場が思いの外充実しており、徒歩圏で入手可能な喜びを噛みしめる一日でありました。

Posted at 2024/10/20 18:50:48 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2024年10月13日 イイね!

人も車も靴は大切です。

先日「何シテル?」にて不用意に歩き過ぎて足が痛くなった事を書き込んだところ、色々な方にアドバイスを頂戴しまして大変参考になりました。

この場にて厚く御礼申し上げます。

結局のところ、本気で歩くならば黒の革靴で歩くべきではなくてウォーキング向けの靴を用意する必要があり買いに行きました。その後まだ数キロレベルで歩く機会は無いものの、これから涼しくなるので活躍するアイテムであります。そうなるとスーツにウォーキングシューズという奇妙な組み合わせにはなりますが、この際そこは目を瞑るのが正解に思います。

で、次は車の靴のお話になりますが…

散々迷っていたクラウンエステートのタイヤ交換ですが、結果的に今回はブリヂストンのレグノGR-XⅡを選択しました。

前回のミシュランプライマシーには何の不満も無く、同じものをリピートするつもり満々でしたが、タイヤ屋さんから浮気のご提案を受けて価格的にも「もしイマイチならすぐに替える」前提で久々にブリヂストンとなりました。

何故イマイチである事が最初に出て来るかと言えば、嘗てこの車が屋外ガレージであった時代はその当時のレグノをリピートしておりました。とは言え今回は走行38596kmで7回目のタイヤ交換となりますが、レグノはとにかくゴムの硬化やひび割れ等の劣化が早くて溝が無くなる前に交換する事が当たり前でありました。

加えてクラウンにレグノという選択は昭和のお父さん達には羨望のタイヤだったと思いますが、それは何となく国政選挙で盲目的に自民党に投票する田舎のおじさん的なイメージと重なって自腹の車には避けていた本音もありました。

レグノは今年の春頃にリニューアルされてGR-XⅢにアップデートされましたが、この車の215/55R16に関してはXⅡの継続生産というカタチでラインナップから落とされています。その関係かかなりお得な買い物であった事に加え(決して生産から時間が経っている訳ではありません)、現在のこの車の走行パターンは走行時以外は完全屋内保管である為に紫外線による劣化は最小限に留められる為、屋外車庫時代と比べてどの程度劣化速度が異なるかも興味がありましたので実験の意味で「買ってもいいかな」と思った次第です。

タイヤ屋さんを信用しない訳ではありませんが、自分の車のタイヤを交換する際にはタイヤワックスの塗布をお断りしています。後日水性の艶出しを自分で塗布するまではビジュアル的にあまり綺麗ではないので今回写真はありませんが、このタイヤの売りである静粛性に関してはタイヤ屋さんを出て10mで実感出来るものでした。それは1Jの直6エンジンの清流のような静けさと相まって「そうそう、昔のクラウンってこれだよな」と納得の静粛性であります。

ハンドリングに関してはミシュランのほうがダイレクト感があり、ある程度路面の情報をドライバーに伝達する意味で優れるように感じましたが、レグノのゴムが柔らかいうちの路面の凹凸の入力はかなり遮断されているように感じます。

一番の違いはタイヤ交換直後からステアリングの軽さの違いで、これは以前にジャガーにポテンザを履かせた時と同様にかなり軽くなりました。それは通常走行時でも車庫入れ時でも同様で、もしかするとタイヤの接地面積に違いがあるのかと感じる程でありました。

ビジュアル的にはショルダー部分の丸いミシュランに対して若干角がある為にタイヤがかなりゴツく見えます。とは言え以前に比べればブリヂストンもかなり丸っこくはなっているように思いますが。

あくまでも今のところはクラウンエステートとの相性は抜群で、昭和のお父さん達の言う「クラウンにはレグノ」という言葉にも理があるようにすら感じております。

しかしながら嘗てレクサスLS460に当時のレグノを付けた際には僅かなゴツゴツ感もあり、果たしてそれがベストであったかは疑わしく感じます。よく考えてみればこのレグノというブランドは日本国内専用品であり、海外には輸出されないタイヤであります。従って相性という部分では輸入車やそれを視野に入れた日本車との相性という部分にはかなり疑問が残るところで、それはスピードレンジの低いか高いかの問題ではなく昔のクラウンのような国内専用車との相性が良いのは道理かも知れません。

マイナス点と言って良いのか分かりませんが、このレグノにしてもポテンザにしてもタイヤの個性が前面に出過ぎている点は気になる部分です。つまりミシュランの場合は車の個性が優先で、その個性を生かす為の黒子に徹するタイヤという印象があります。ところがブリヂストンのトップレンジはタイヤの個性が強く、どの車に履かせてもレグノやポテンザである事を強く感じます。それは例えるならば五目焼きそばと中華丼と五目そばの違いと同じで、ベースが違っても基本的には同じ味になるのと同義かなと思ってしまうのです。

とは言え、タイヤとの出逢いも御縁なので、今後は現在の使用環境で適正な空気圧を保ってどの時期にどのような変化が生じるか否かを忖度なしで観察したいと思います。

とは言うものの、来年あたりジャガーのタイヤも交換を考えておりますが、こちらはタイヤの個性よりも車の個性を重視したいのでミシュランのPS5一択で考えております。こちらは現状ではミシュラン以上に相性の良いものは考えられません。

最近はミニバンや軽自動車用にもレグノブランドの展開が存在しますが、どちらも国内専用である共通項があり相性はきっと良いのでありましょう。

ただ屋外保管の場合は短命が予想されそうですが…
Posted at 2024/10/13 17:36:55 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2024年09月22日 イイね!

自分の車のミニカー


このモデルカー、私もグリーンを買って会社に飾ってあるのですが、各部のディテールが実車そのもので思わず吹き出してしまう程の出来の良さです。

色違いで黒があって、後からメタリックライトブルーが発売されていますが、例えばエンジンフードを開けた時に見えるフロントグリルの上端部やドアのキャッチの形状などは感心します。

エンジンが6気筒でロングホイールベース、左ハンドルにボンネットマスコットの仕様は北米向けをモデル化したものと思われますが、惜しむらくはサンルーフを設定して欲しかったところです。

X350のジャガーXJはどちらかと言えばマイナーな車種と言えますが、今やそのマイナーな車種が製品化されるミニカー業界は凄いと思います。

私は子供の頃からへそ曲がりで、ポルシェのミニカーと言えば911より928を欲しがったり、鉄道模型も新幹線や特急車両には見向きもせずに都営地下鉄新宿線の車両を買って貰って悦に入っていた変わり者は未だに変わりません。

が、その小学生時代から持っているエンドウ製の都営地下鉄の車両が、今やとんでもないプレミア品になっていたのはまた別のお話で。
Posted at 2024/09/22 19:30:57 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「土用丑の日の鰻は自宅に出前を取りました。

ここで重要なのは、ウーバーではなく「出前」である事です。

この気持ち、今の若いモンにはわかんねぇだろうなぁ…」
何シテル?   07/21 11:28
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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