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大熊猫@のブログ一覧

2017年01月17日 イイね!

想い出のディーラーステッカー

私は妙な収集癖があり、自宅の机の中は訳の分からないモノが沢山入っています。

そうなると流石に要らない物も増えるので、定期的に処分するようにはしていますが、そのサイクルがどんどん伸びてしまいます。

そして引き出しの隅に見つけたのは…

昔セドリックを買った太洋日産のステッカーでした。


もう20年以上前の話になりますが、当時の私は新卒で大手町にある某新聞社に就職しました。その就職が決まった時に何故か車を買おうと思い付いて、バイトで貯めた200万円を頭金、残りの200万円は60回払いのローンでセドリックの新車を手に入れました。

当時は丸目4灯のグランツーリスモが全盛の中、何故か私は角目のブロアムに惹かれ、当時大手町ビルの一階に入っていた販売店の太洋日産で購入したのでした。

このディーラーは日通商事系のお店で、ほとんど営業さんも日通商事からの出向の人が多く、あまり車の営業っぽい雰囲気の無い人ばかりでした。しかも場所柄か大手法人の役員車のお客さんが8割9割と、かなり業販っぽい不思議な雰囲気だった事をよく覚えています。

担当して頂いたのは手練れの営業さんで、卒業前にセドリックの新車を買う生意気な小僧に見えた事でしょう。商談中に「どれだけ値引きすればいい?」と聞かれ『これ以上は血も出ないって程引いてくれたら嬉しいです』と答えたら、破顔して「じゃ40万引いて、この付属品はオマケしてあげるよ」と実に気持ちの良い商談でした。終始タメ口のおじさんでしたが、それが決して横柄にならない不思議な魅力のある営業さんでした。

結局このセドリックには13年で7万㌔乗りましたが、60回払いでも大元を取ったと思います。思えば奥さんと鎌倉に初デートに出掛けたのもこのセドリックで、ジャガーへの乗り換えが決まった時は私以上にお別れを惜しんでおりました。これがあるから私は頻繁に車を取り換えるのがイヤなんです。

で、このステッカーですが、当時から私は買ったディーラーのステッカーは敢えてそのままにする派でした。しかもこのステッカーのデザインが好きで、予備としてディーラーさんから頂いたものです。

こういうステッカーは結構耐候性があるようで、結局予備の出番はありませんでした。逆に言えばこういうステッカーがお気に召さない方は早いうちに剥がさないと面倒な事になると思われます。

一緒に出てきたのは…

クラウン用にも予備を頂いておりました。こちらは反射ステッカーっぽいですが、やはり全然傷んでいないので予備の出番は無さそうです。ジャガージャパンやコーンズは並行車対策という事もあってステッカーの取扱いはかなりナーバスですが、どちらももしダメになったら再発行するというスタンスなので予備は持っていません。

結局太洋日産は東京日産に合併される形で営業を終えましたが、このステッカーを見ると初めて新車を買った頃の懐かしいときめきみたいなものを思い出して幸せな気分になれました。引き続きこれは保管したいと思います。
Posted at 2017/01/17 20:34:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2017年01月16日 イイね!

新型インプレッサG4に驚いた

10代~30代まで、短期間も含めると結構色々な街に住んだものだと思います。

押上、清澄白河、中野、豊洲、麻布十番、葛西、佃、駒沢、広尾、人形町…
お蔭で東京の地理に関してはものすごく詳しくなったと思いますが、その地域の個性みたいなものはやはりそれぞれに異なり面白いものです。

毎年「東京住みたい街ランキング」みたいなもので一位になった恵比寿ですが、元々下町志向の強い私的に住みたいとは思いませんが、美味しいお店やお洒落なお店が多く、私も週に何度かは足を運ぶ場所です。

そんな恵比寿に西新宿からスバル本社が引っ越して来たのは割と最近のお話ですが、会社にとって何処を本拠地にするかは結構大切な事で、恵比寿のように様々な感度の高い街をオフィスにした事は英断だったと思うのです。

話は変わりますが、昨日私のいとこが車を買いました。モノは登場して間もないスバル・インプレッサG4の1.6AWDでありました。彼は結構長くフーガに乗っておりましたが、夏ごろの車検を期に買い替えを決めたようです。

彼は私の言動を良く見ていて、昨日注文書に捺印したのは大安の日だったからだそうです。そうした一見どうでもいい習慣も、続けると誰かに伝わるものだと思うと悪い気はしません。


元々この新型インプレッサ、相当良い内容という話はここでも聞いており興味がありました。なので昨日の空いた時間にいとこに同行してディーラーにお邪魔しました。同行しただけなのに営業さんから「宜しければ是非乗ってみて下さい」と勧められ、20年ぶりくらいにスバル車のステアリングを握って驚く事となりました。

車のサイズは全長4625mm、全幅1775mm、全高1455mmと車の前に立って見ると、以前のインプレッサに比べてかなり大きくなったのが一目瞭然です。正直なところ、運転席のドアを開けた段階でこの車の素性の良さは伝わって来ました。

シートもガチガチに硬い印象はありませんでしたが、今の車としてホールド性は十二分で、インパネの操作性も何が何処にあるか迷う事はありません。特筆は電子式パーキングブレーキで、遂にこのクラスにも採用された事でしょうか。これはかなり高ポイントであります。

1.6の四気筒ボクサーは今様のターボではなく、115psを無段変速のCVTで制御するパワーユニットを採用しています。ターボが過半数の中で数値だけ見ると控え目な印象がありますが、その印象を一歩公道に出ただけで忘れ去る程にリニアな加速感を持っていたのでした。

昔のボクサーはアクセルが重い記憶を乗っておりましたが、これは重すぎず軽すぎず、踏力に対してのパワーの出方が上級車種と遜色ないほどに素直です。それに合わされる足回りも前ストラットで後ダブルウィッシュボーンというコストの掛けようで、とにかくタウンライドのゴー&ストップや交差点を曲がるというごく普通の動きの中でも一切無駄を感じません。つまり次の動作に移るまでのレスポンスが速く、欧州車レベルの「速い足回り」を持っている事に驚かされました。

多少の凹凸路面を走るとボディの強さが丸わかりなのですが、これまたスポーツカーと同等レベルの剛性を持っていると思われます。加えてこの内容で車両重量1300kg台で抑えているのは見事です。

これだけの内容を持ってベースとなるお値段は約200万円だそうですが、恐らくこれの倍の価格の欧州車でもここまでの走りではない事を考えると、かなりのバーゲンプライスと思われます。

最近の車は乗った後に「良い。おわり。」という感想しか感じなかったのですが、この新型インプレッサは「良い。おわり。」では済まない久々のヒットでありました。ある意味これは国産車で言えばプリウスとは正反対の車で、良い意味で古典的な発想と技術を煮詰めに煮詰めた結果のように感じました。

「普通の人が普通に乗った時にこそ良さが分かるように作りました」とは営業さんのお言葉ですが、贅沢し過ぎて普通の人とは言えないかも知れない私が乗って30m走っただけで「恐れ入りました」となった車を世に出した富士重工には拍手でありました。ただ欲を言えば、輸出仕様には黒以外のインテリアカラーがあるのに国内仕様は黒のみは残念です。

考えてみると「スバル」というこれほどロマンティックなネーミングを持つメーカーは他に無いように思います。このプレアデスのエンブレムが今のつまらなくなった世界中の車が目指す星になってくれたら…と思うのは些か大袈裟かも知れませんが、きっと今後このブランドは更に伸びる予感を感じました。

流石に今売れているようで、手元に届くまでは結構時間が掛かるようです。
Posted at 2017/01/16 10:30:29 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2017年01月14日 イイね!

狭いながらも楽しい…

各地で雪が降っている今日、東京も鉛色の寒空の一日です。

今日はあまり遠出をせずにデパートに出掛けただけの一日となりましたが、大した風邪でもありませんが病み上がりの身として帰宅後は早々に車を入れて「閉店ガラガラ」であります。

先日もupした写真ですが、現在自宅のガレージは家のすぐ横にある駐車場を2台並べて借りています。

そもそもこの駐車場はもともと駐車場ではなく、小さな飲食店舗として使われていましたが、間口2.6m×奥行6mと駐車場には最適な物件でありました。ただ前面道路が3.6mと狭い為に、今のジャガーXJの大きさの車が入庫出来る限界の大きさだと思われます。X350からのジャガーはフロントオーバーハングが短いのも助かります。


クラウンエステートは一発での出し入れが可能ですが、長さ5090mm×幅1900mmのXJの出し入れは自身の感覚が研ぎ澄まされている時で一回、疲れている時で二~三回の切り返しが必要となります。初めて我が家にお見えの方は「ここにこの車を入れるってチャレンジャーですね…」と驚かれますが、慣れてしまえばどうって事ありません。

しかもこの車、現代の車と違いバックカメラはありません。が、ピーという警報音で距離を知らせるセンサーがある為にあまり不自由しないのです。10年前に買う際に「とにかくリアが長いので、カメラは役立ちます」というディーラーさんの勧めを断ったのですが、その理由は当時の後付カメラが結構ブサイクで外観上イマイチだった事に他なりません。今はかなり目立たない後付カメラも出たようですが、どうもこうした配線を弄りたくないので今後もカメラを付ける予定はありません。

今度来るレクサスRXはすぐ近くのカーポート的な場所を確保済ですが、一応ここに入庫テストをした際にモニターに車を上から見る鳥瞰図的センサーが表示されておりました。これは今後ウチの家人が停める際には有効なアイテムだと思いますが、私はそれを見ながらのほうが怖く感じました。以前ロールスロイスファントムのEWBを初めて運転した際も指定の場所に一発で停めた事もあり、車庫入れに関してはかなりの自信を持っております。車庫入れが苦手な方は、車の寸法に対して自分の位置と4つのタイヤがどこにあるかを意識すると、かなり動きが良くなるのでオススメです。

にしても以前のマンションの地下駐車場は隣との空間が狭く、意外と湿気とホコリが多くて停めておくだけで汚れたので地下でもカバーを使用しておりました。今はシャッターを閉めれば一台分が完全に隔絶された上に、木造ならではの通気性に優れるようで車が汚れません。そして何よりその気になればここで一日中でも車と向き合う事が可能です。

ご近所さんも最初にここを駐車場として使い始めた頃は「何が起きた!?」的な感じでお騒がせでしたが、今は「車がお好きなんですね」と落ち着いたようです。これまでの都心のタワーマンションと異なり古い町なので地域の連帯感が強く、防犯的にも安心出来ます。

ただ唯一の問題点は、もし私が何かで長期入院などになった場合にジャガーを出し入れ出来なくなる事です。その際にはボディ磨きでお世話になっている巨匠が車庫入れ達人なので、「何かあったらお願いしますね♪」と保険を掛けておりますが…
Posted at 2017/01/14 17:31:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2017年01月13日 イイね!

初めて乗ったオープンの思い出

「天気が良く、道が空いて、体力に自信のある日」

果たしてこの条件に当て嵌まる休日が年間に何日あるだろうかと考えると、本当に僅かに思います。その僅かな日に乗る為の一台を保有する事は、色々な意味で制約の無い方のみに許された最高の贅沢だと思います。自分自身は色々な制約があるので難しいとは思いますが、いつかその制約から解き放たれた時に選ぶ一台にはオープンを夢見ています。

私が初めてオープンに乗ったのは比較的最近で、10年までは経っていない丁度今頃の季節でした。

ジャガーを点検か何かでディーラーに預けた際に代車で乗ったジャガーXKRコンバーチブルでありました。ディーラーで受け取って早速ソフトトップを開けた時に飛び込んできた空の解放感には異世界の乗り物に乗ったくらいのカルチャーショックを受けたのを今でも覚えています。

あの日は平日だったにも関わらず、寒さに負けずバーバリーのトレンチコートを着込み薄手の革グラブを嵌めて屋根を開けて出社した記憶があります。それを目撃した会社の子に「スナイパーですか?」と笑われましたが、恥ずかしげもなくその程度のコスプレが出来ないと乗りこなせないと自分に言い聞かせた痛々しい記憶もまた良い思い出です。

夜になってもそのまま屋根を開けて都心に飛び出しました。見上げる東京タワー、夜の銀座、人もまばらな大手町のオフィス街…いつも見慣れた風景がダイレクトに飛び込んで来る感覚、BGMには時折聞こえるV8サウンド…これはセダンの深窓から眺めるものとは全く異なる世界でありました。翌日の車両返却の時には生憎の雨模様でしたが、そのソフトトップを叩く雨音までもBGMにしてしまう程の魅力を感じました。

こんな感じに乗るなら今のFタイプコンバーチブルはスパルタン過ぎですし、マセラティのグランカブリオはゴージャス過ぎます。そこで前出のジャガーXKコンバーチブル等が一番相応しいように思いますが、それも少し草臥れた感じだとより雰囲気あって良いかも知れません。

いつの日かアストンのDB11ヴォランテを購入し、新車の時にはそのピカピカ感を楽しみ、古くなったら労わりながら愛でるという楽しみ方をしたいものです。

その為に、DB11のヴォランテはメタルトップにならない事を願うばかりです。
Posted at 2017/01/13 15:23:28 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2017年01月11日 イイね!

マセラティ・レバンテ雑感

先日来の風邪タイムも、お陰様で終息に向かいつつあるようです。

が、大事を取って早く帰宅すると、奥さんから「新しいLS見た?」と聞かれました。

私『見たよ。まだ現物を見てないから何ともだけど、真横はあんまり好きじゃないな~』

妻「え~結構イイと思ったけど」

私「どの辺りが?」

妻「リアがぼてっとしてなくて」


確かにリアの厚みは無くなってるとは思うのですが…

自分でもよく分からなくて考えてみたら、私的なデザインの好き嫌いはCピラーに鍵がありました。
つまりセダンのCピラーとは後席乗員の顔を隠すものという解釈がありまして、それが6ライトのデザインになると顔が隠れないと思うのです。


それと似たような例がクアトロポルテで、これもキャビンが小さく4ライトだった先代のほうが個人的には良かったように思うのです。

話は変わりまして、今度私の家でもSUVを入れるという話が結構出回っているようで、現在マセラティの販社勤務の知人からレバンテの資料が届いておりました。

そういえばマセラティでもSUVを発売して、もう日本での販売も始まっていたようです。

ノーマルが1080万円、Sが200万円増し、ディーゼルが1000万円切りとそこそこ高価で、この段階でウチの候補からは外れます(笑)


ただ折角なので詳細を見ると、サイズが全長5003mm、全幅1968mm、全高1679mmとかなりデカい車という感じを受けました。

お礼を兼ねて電話すると、どうやらポルシェ・カイエンあたりを強烈にライバル視しているようです。おまけに何でもオプション扱いなところまでポルシェを意識しているようで、欲しいオプションを計算すると200万円前後は普通というところです。そうするとノーマルモデルでも乗り出し価格で1300万円前後となかなかのお値段のようです。


その他の内容はギブリと準ずるものと思われますが、自身の好みを別にして単純にSUVとして冷静に見ると、そのライバル視するカイエンのほうが完成度はかなり上だと思われます。その理由はこういう車にとって趣味性も大切ですが、パッケージングを重視しなくてはならない比率がどうしても高くなるような気がします。これは分かり易いところで言えばスカイライン・クロスオーバーのようにシューティングブレーク的なニッチを狙ったのならアリだと思いますが、既存のSUVの概念で見ると中途半端な印象を拭えません。

内装もほぼギブリと同様のラインで纏められて、お洒落な印象です。ただ先代のクアトロポルテにあった妖艶なまでの雰囲気は微塵も感じません。

よく私もマセラティを勧められましたが、先代クアトロポルテは結構気になる車でありました。しかし今のクアトロポルテが出た時に一日乗った事がありましたが、何故か全体的にラテンの匂いよりもゲルマンの雰囲気が強く、ブリティッシュ信仰の自分が改宗する事はありませんでした。

もともと革の質感以外はプラスチック感が強い内装でしたが、先代はそれを妖艶な雰囲気で隠せるだけの強いキャラクターがあったものです。今のクアトロポルテやギブリは質感こそ上がったものの、どことなく無国籍な雰囲気は残念に思うのでした。

結局量販路線に舵を取る事の見本のように感じましたが、少し前にコーンズがマセラティの販売から撤退した時、その理由を聞いてもあまりハッキリとは口にしませんでした。が、今は何となくその理由が分かったような気がします。

そんな訳で折角情報を頂いたにも関わらず、レクサスRXの2倍の金額を出すには至りませんでしたが(そもそもそんなお金はありませんが)、これを見ていると、どこのメーカーも普通になったんだと思いました。それは良い意味でも悪い意味でもありますが、やはり個人的には「フツーじゃない何か」に期待する訳で、その何かを求めた選択肢が次々と消えて行くのは寂しいものです。


そんな中でも、これは間違いなく「本物」です…

仮にSUVを出しても、安易な量販路線は取らないで欲しいと切に願います。
Posted at 2017/01/11 11:46:04 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「タイヤに関してはミシュラン信者の私ですが、レストランガイドに関しては今ひとつ信用出来ません。」
何シテル?   06/17 06:57
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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