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ちょっと時間があったので、以前C43AMGでお世話になっていたヤナセのディーラーさんに行って、マイナーチェンジ後のE200に試乗させてもらいました。

E200は、C200やE300と異なり、オプション装着車でもエアサスが装備されていないということで、乗り心地がどう違うか、興味があったのです。

予想通り、乗り心地は決して悪くはないものの、低速でタイヤの当たりが若干ごつごつしていて、C200の時に感じた感動はなく、よくできた普通のバネ車、という足回りでした。

もちろんE200は、内外装の質感はCよりもかなり高く、オプションの革内装もナッパレザーでとてもいい匂いがします。
一方、エアサスも選べるE300だと、オプションを入れると1000万円の大台が見えるお値段になってしまいます。でもチューンアップはされているものの、これも4気筒エンジンです。

ということで、E200は、予想通りとはいえ、4気筒のちょっとざわざわしたエンジン音と（性能は普段乗りには十分ですよ）、高級感が若干薄い乗り心地を持っていました。オプションをつけると800万円は優に超える価格の車としては、コスパは微妙だな、というのが正直な感想でした（素人が偉そうで誠に恐縮です）。

ないものねだりですが、この車が600万円台だとお買い得感があると思いますが、日本ではメルセデスのブランド代が100-150万円ぐらいは上積みされているのでしょう。

複数の自動車専門家が試乗記で、E200の位置づけについてはいずれも微妙な表現をされていた理由が、今回の試乗でもしっかりと再確認できました。

Eクラスを実際に購入されるユーザーさんは、E200でエンジンと乗り心地を割り切って（あるいは興味がない方々）、内外装の高級さやブランド力を堪能されるか、あるいは、価格が1000万円を大きく超えても気にされず、E450やAMGで直列6気筒やエアサス付きをしっかりと堪能されるか、どちらかなのでしょうね。

★今回の試乗で改めて、EもCも、右ハンドル車は左足の置き場がないことが気になりました。以前のC43ではCだから、あるいはAWDだから狭いのか、と思っていたのですが、Eでも同様にかなり狭いことが今回わかりました。
セールスの方は、左足は延ばさず膝を立てることに慣れました、とおっしゃっていました。
それが嫌なら左ハンドル仕様を選べばいいのかもしれませんが、昨今、輸入車の左ハンドルはかなり減っています。右ハンドルのセンターコンソール、もう少し小さくできないものでしょうかねえ。
あれでは、以前乗っていたアバルト595並みですね。

DS7クロスバック　2年半で25,000㎞走行しました。
エンジンオイルとフィルターの交換のついでに、早めにスタッドレスタイヤに交換してもらいました。

今年2月に交換予定でホイールごと購入していたのですが、新型コロナ禍で使う予定がキャンセルとなり、保管していました。

ミシュランの18インチです。

標準装備の20インチタイヤはそれなりに当たりが強く。高速走行などではポンポン跳ねる傾向があります。
従いまして、今回18インチのスタッドレスタイヤに癒されることを期待していました。

20インチの夏用タイヤよりは、乗り心地は確かに一歩二歩改善、と言ってもいと思いますが、乗り心地にはハイドロのようなフラットさは当然ですが感じません。

また、車線変更などで鋭くステアリングを切ると、タイヤが捩れた感じでフラフラします。

このあたり、当分気を付けて運転する必要がありそうです。