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C6の8年目（おそらく）の12カ月点検中、代車として、シトロエン顔のDS3カブリオを貸していただきました。8000㎞強で、おそらく試乗車あがりなのでしょう。

ここのところ日差しが強く、日陰で写真を撮ったのですが、ノアールの美しい姿がうまく撮れません。
私の技術の拙さをお許しください。

さて、感想を少し。

トランクは狭いのですが、私がほぼ常に使っているTumiのピギーバックは何とか入りました。
でも海外旅行時のトランクは無理でしょう。
カブリオ系の購入を考える際には、これがいつもネックになります。
早く、仕事をしなくてもいい身になりたいものです。

ボディデザインは私が乗るにはお洒落すぎ、というところで、ノアールと柄のお洒落なルーフを含め、やはり女性が似合うでしょう（老若関係なく）。

ルーフの開閉は、節目までは、オートで進むので楽です。プルリエルの時よりもスピードが出ていても開閉可能だそうで、それはとても朗報です。
風邪の巻き込みもプルリエルほど気になりません。

ドライビングポジションは通常のシトロエンと同じで、私には全く問題ありません。
内装はお洒落とはいえ、材質がチープな感じなのは、フランス車の特徴で気になりません。

シートの表皮は私が乗っているC4とほぼ同じ感じですが、こちらの方が少し腰がありそうです。

足回りは、本当に乗り心地が良く、さすがシトロエンというところです。ホイールベースの長さが短いことを除けば、C4よりもいいように思います。

さて、エンジンですが、すでに、何度かC4などでこの3気筒1.2Tは乗っていますが、アイドリングの振動と低速時のぎくしゃく感（これはATとの相性も？）は気になりますが、一度走り出してしまえば、トルクも十分あり、静かです。とても1.2Lとは思えない走りです。

アイドリングの振動は、私にとっては毎日の使用は、アイドリングストップがついていなければ（冬はなかなか効かないでしょう）、ちょっと辛いかな、というところです。

でも、DS3のレンジのクルマでしたら、許されるような気がします。微妙ですね。

私がC4を購入した際は、このエンジンと4気筒ディーゼルを比較したわけですが、重さゆえの足回りのばたつき感やステアリングの軽快さが薄れる欠点を越えても、4気筒の方を選択したわけです。でも、DS3では、選択の余地はないので、仕方ないですね。
もしかしたら、カブリオじゃない方は、まだスポーツシックを売っているのかもしれませんが（ガソリン1.6T）。

最近のダウンサイジングターボエンジンはどうなんでしょうね。たまたまでしょうが、私はC5で苦い経験をしましたので、まだ私の中での結論は出ません。

取り急ぎ、今回、こんな素晴らしい代車を貸してくださったディーラーさんに感謝します。
帰ってくるC6にまた乗るのが楽しみです。

ちょっと時間ができたので、Audiのディーラーに行ってきました。
VWのニュービートルのカブリオレを見に行ったことがあるディーラーさんでしたが、それも10年ぐらい前でしょうか。

New S5のクーペかカブリオレを見たかったのですが、試乗車はS4セダンとA5のスポーツバックがあり、エンジンがS5と同じS4セダンの方に試乗をさせてもらいました。

まず座ると、メルセデスC43よりは着座位置がやや高く、私には自然でした。また、右ハンドルでもC43と異なり、ちゃんとフットレストが備わっていました。実際に足回りもC43よりも左右に広い感じでした。

ダッシュボードのデザインは、Audiそのものの真面目さが表れており、可もなく不可もなく、というところでしょうか。

後席は、シトロエンからすると、中央席の足元が狭い感じですが、AWDですから仕方ないのでしょう。

走り出してみると、これもまた、Theドイツ車、あるいは、ｒichtig !　とクルマが言っている感じで、とても教科書的というのでしょうか、走り味、ボディの見切り、など言うことなし、という感じでした。今や、メルセデスよりもAudiの方がドイツ車的なのではないでしょうか。

足回りは、コンフォートの設定で丁度いい感じ（シトロエンのバネ車と同じ感じ？）でしたが、ダイナミック、に設定して少しスロットルを開けてみても、特に乗り心地は悪化せず、また刺激的な加速をする、という感じでもありませんでした。いつの間にか気が付くとすごいスピードになっている、という感覚でした。

すべてにスムーズで、本当に何も言うことのないクルマですね。
唯一難癖をつければ、逆に、刺激がないクルマでした。RSシリーズだと違うのでしょうね。

デザインが5シリーズになると、少し遊び心が出てきますので、いいのではないでしょうか。

ショールームには、A3, A4, A6, A7、なども揃っていましたが、見た目はA4とA6はほとんど変わらない感じですが、A4の値段がお得（特に1.4のFF）感がありました。
また、A7も２Lエンジンのものは、走りさえ気にしなければ、かなりのお得感が味わえるのではないでしょうか。私にはサイズが大きすぎて持て余す感じでした。

RS3セダンがもうすぐ日本に入る予定ですが、後席を含めて意外に室内が広かったので、400PSもあることもあり、日本では売れるのではないでしょうか。

ということで、AudiのS4セダンの試乗は、ほぼ予想通りで、すべてのクルマの判断基準のようないいクルマでした。
デザインはとても端正で言うことがないのですが、どのAudiも金太郎飴のように同じ雰囲気（今や、BMWもメルセデスもそうですが）なのが、なんだかな、という感じもありました。
また、パッと見でまちがっているかもしれませんが、塗装の輝きは、メルセデスの方が一般に良さそうに見えました。

だらだら文章ばかりで、写真を撮り忘れてすみません。

（タイトル写真はヤナセのHPよりお借りしました）

連休中、ぐだぐだしておりましたが、一度ぐらいは何か普段乗らないクルマに試乗してみたい、と思っていたところ、ちょうど、ヤナセの前を通りかかったら店が開いていまして、吸い込まれてしまいました。

AMGでは、C43セダンと、CLA45に乗っている友人がそれぞれいますが、彼らは多忙で、直接感想を聞く機会はなかなかありません。
C180にも乗っている友人が二人いますが、クルマにあまり興味がない方々です。

さて、訪れたのは、190Eに亡父と私が乗っていた30-15年ぐらい前にお世話になっていたディーラーさんでしたが、当時の担当セールスの方は2－3年前に引退されたとのことで、残念ながらお会いできませんでした。

でも、感じのいい受付の女性と、これも感じのいい若いセールスの男性がすぐに応対してくださり（さすがヤナセ）、だめもとでこちらの希望を伝えたところ、そのエンジンの試乗車が丁度ありますよ、とのことで、今回のプチ試乗が実現しました。

希望したタイプのクルマはAMG C43（3LツインターボのAWD（フルタイムではない））です。
ボディタイプは本当はカブリオレに興味がありましたが、もちろん、そのような試乗車はなく、クーペでした。

セダンかカブリオレに興味があり、実はクーペは興味があまりなかったのですが、実車を見ればいいですね。気に入りました。最近、街でよく見かけるはずです。特に前の型よりもリアクオーターがずっといいです。

色は白でしたが、試乗前に、まず外回りをぐるっと見ると、MBはやはり塗装の仕上がりが違いますね。私がいつも乗っているフランス車が良くないだけかも知れませんが（C6はそこそこいいですよ）、以前190Eでほぼ雨ざらし13年間、殆ど光も落ちず、錆もでなかったことを思い出しました。

アイドリングはAMGなのにとても静かでした（アバルトのレコルトモンツァで、日々近所迷惑で恐縮している身としては、この確認は大事）。

次に、室内に入ると、シートがとても低い位置にあることに気づきました。やはりスポーティな設定なのですね。
前席シートの前後長が短いのが気になりましたが（フランス車はもっと長い）、前端が電動でせり出してくるそうです（試すのを忘れました）。

右ハンドルだったからかもしれませんが、フロアトンネルが大きく張り出してフットスペースが狭いとともに、フットレストが全くないことはマイナス評価でした。
このクラスの車でスポーティなエンジンを積んでいて、この価格ですから、やはりフットレストは欲しいものです。ライバルたるBMやアウディはどうなんでしょうか？
走り屋さんは左ハンドルを選んでね、ということでしょうか。

次に、走り出しますと、以前のドイツ車ほどではありませんが、出だしのマナーがいいことにすぐ気づきました。ちょっとスロットルを開けただけで、ダッと加速するような、どこかの国の車のような変な設定にはなっていません。しかも、重すぎず、軽すぎず、というところです。

走行モードは、エコ、コンフォート、スポーツ、スポーツプラス、の4段階の設定ができ、色々と試させていただきましたが、スポーツが、快適さとスポーティさのバランスとしてとても良いと思いました。
家族を乗せるときだけコンフォートでしょうかね。

休日でネズミ捕りも結構ありそうだったので、フルスロットルは殆ど試せなかったですが、試さなくてもエンジンの実力は必要十分であることがわかりました。
ただ、期待していたほどの軽快感には乏しく、重いものを思い切り動かしている感じがありまして、でも、重厚感と、シャーシーがエンジンに常に勝っている感は、昔からのMBの長所でもあり、そういう意味では期待通りでしょうか。

アイドリングストップがついているかどうかは確かめませんでしたが、あのアイドリングの静かさでしたら、それはどうでもいいような気がします。

車幅は1.8m強ありますが、FRベースであることもあり、取り回しも良く、すぐになじめました。

本格的に高速走行やワインディングロードも試したいところですが、今回は市街地をちょっと乗れただけでも満足でした。

やはり、MBは完璧主義で、品質はあくまで良く、危なっかしいところは見せないクルマですね。

いつか、足車として乗れるような日が来ることを夢見ています。