イケヤフォーミュラ フロント・アッパーリンク調整式つけ根ブッシュオーバーホール
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
2013年に装着して、公認を取得して、使っております、『調整式アッパーリンク』。
年数も年数ですし、5万km程の公道のみで使用ですが、近年、ギシギシ音が増えて来て、
1年前に、スタビライザーマウントブッシュ(フロントエンジンメンバーに付いてる物)を交換したら、音が消えて、1年が経過すると又々ギシギシ音が出て、今回は結構酷い感じに。
Web検索してみると、同じパーツを使っている人が同じ悩みに直撃していたり、改善しているケースを発見!
2
重い腰を上げて、オーバーホールする事に。
・補修部品 調整式ブッシュオーバーホール一式 ¥7,000
・愛知県までの送料 ¥1,300
・消費税 ¥830
お問い合わせから、オーダーして、翌日、連絡が来て、上記の内容でした。
送料が、一律なのか、微妙に高いような?(60サイズ謎)
3
ジャッキアップ&輪止めを入れる。
↓
タイヤ&ホイールを外す。
↓
フロントエンジンメンバーにリジットラックを入れる。
↓
ブレーキホースをショックのロアケースから外す。
↓
ショックのロアナット、アッパーナットを外して、車体から外す(外さず作業する事も考えましたが、外した方が時間効率が良いので、外す事に。)
↓
トランスバーリンク(ロアアーム)下にジャッキを掛けて作業し易いように保持します。
↓
各種ボルト&ナットが12kで締まっていて、2013年夏に組んだので、8年程経過しているので、ラスペネを拭いて浸透させてギリギリ音が出ながら、一気に緩めます。
4
外したアッパーリンクを手持ちの1/2エクステンションが丁度のサイズでしたので、
それを使って、ブッシュの中に有る、ピンを叩いて抜き(ガッチリ圧入されている訳では無い)ます。
傷付き防止の為に、ウエスひいたり、高さの有る角材等をひいてます。
片側ブッシュが残ったら、手持ちの24mmボックスソケットが丁度のサイズでしたので、
それを使って叩いて、残りを抜き取ります。
5
検索で見た車両より、錆や汚れが少なく程度良かったので、
「実際、修理して音が消えなかったら。。。」
なんて事を思いながら、作業を進めます。
左右4箇所、8個のブッシュから構成されていて、地味に時間が掛かります。
画像は無いですが、
外したピンを2000番の耐水ペーパーで水研ぎ。
↓
ハード1(極細目コンパウンド)
↓
ハード2(超微粒子コンパウンド)
を掛けて、ピカピカに仕上げます。
6
今回、補修部品の中にグリスが入っていますが、中々分解する場所じゃないし、部品代が地味に高い、作業が面倒。
ある意味、動く事が生命線なので、
オメガΩのグリス、55番と77番の特性を利用して、コレらを混ぜて、使用します(赤+青=紫)。
タップリ塗って、ゴムハンマーで叩くと、「スルッ」と入るので、組み付けます。×4箇所。
7
外側にも、残りのグリスを塗って、
車体に順番に組み付けます。
ハミ出たグリスはウエスで拭き取ります。
↓
10k→11k→12kと、トルクレンチを使用して、締め付けて行きます。
アッパーリンクの調整部のナットを締まっている事を確認(自分の車は1箇所緩んでました)します。
↓
ショックASSYを車両に戻して上下ナットを締めて、ブレーキホースをロアケースに装着して、タイヤ&ホイールを装着し、車両を地面に下ろして、ホイールナットを締め付けて、完了です。
8
完成後、動作確認すると、
音はバッチリ消えてました(成功)。
高いグリスを使用して丁寧な組み方をしたので、長持ち&動きが良くなる事でしょう♪
ホイールアライメントが純正アッパーアームで取れれば不要なパーツですが、
使わないと、車両の個体差で、ウチの車両は助手席側が内減りが酷いので、使ってますが、
社外の高機能品で有るが為に、出る不具合ですねぇ。
随分、距離を走りましたが、15.5万kmの時にフルリフレッシュしているので、良い動きします(笑)
アッパーリンクブッシュのグリスアップ&ブッシュ打ち合えで音が消えない場合はサードリンクブッシュの痩せによるスラスト方向のガタによる音ですので、サードリンクブッシュを圧入交換しましょう。
残すは、サードリングとナックルの接合部に有る、キンピンベアリングの交換がまだですので、助手席側が『ゴク』っと、音が車高を下げた時期から出ている個体なので、仕上げに交換すれば完璧でしょう。
詳しくは↓
http://blog.garage-yoshida.net/archives/13214
に載ってます。
10万km位では、個体の不良が無ければ交換は不要な箇所ではありますが、
距離が長く延びれば、改造してパワーが上がったり、硬い脚廻り、車高ダウン、太いタイヤ、重いホイールで、負担は高くなるでしょうから。
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