
以下は、
SankeiBizからの引用です。
LED照明 美術館でも実力 進む導入 文化財保護+演出効果
美術館・博物館の照明にLED(発光ダイオード)照明を導入する動きが広がっている。白熱電球と比べて消費電力が少なく長寿命であるのに加え、展示物を傷める紫外線や赤外線をほとんど含まず、幅広い演出効果も見込めるためだ。住宅やオフィスに次ぐ新たな市場として需要拡大が期待されている。
パナソニック電工は、東京都港区の本社ビル内にある「パナソニック電工 汐留ミュージアム」で23日に始まった企画展に合わせ、すべての照明をハロゲンライトからLED照明に切り替えた。昨年6月、一部のコーナーで28台のLED照明を試験的に導入したが、新たに356台を追加し、「オールLED化」を実現した。この結果、ミュージアム内の消費電力を約50%削減できるという。
LED照明は、色あせやひび割れなど美術品の劣化の原因になる紫外線や赤外線が少ないため、文化財保護の観点からもメリットが大きい。
さらに、作品の見え方にも変化があるという。パナソニック電工の照明デザイナー、藤原工さんは「LEDはハロゲンと比べて黒や白の出方がくっきりし、作品の立体感や奥行きも再現できる」と効果を説明する。
シャープも、昨秋に関西の百貨店で開かれた日本画の展示会でLED照明を提供した。
また、同ミュージアムは、同社が開発した有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)を活用した照明も試験導入。有機ELも消費電力が少なく、熱をほとんど持たないほか、薄型の形状のため「展示照明に向いている」(担当者)という。会場では、有機ELの薄さを生かしてペンダントタイプの照明や展示説明パネルのバックライトとして活用されている。
美術館や博物館でのLED照明導入の動きは海外でも広がっている。東芝は昨年6月、仏ルーヴル美術館の敷地内にある広場や中庭部分などの照明をLED照明へ交換するプロジェクトに参画した。現在は投光器の開発や設置の調整などを進めており、来年中の完成を目指す。
東日本大震災以降、節電意識の高まりから家庭やオフィスでLED照明への切り替え機運が急速に高まっているが、公共施設での採用も増えることで、より広い範囲で節電が可能になりそうだ。(古川有希)
参考: http://www.sankeibiz.jp/business/news/110426/bsd1104260501000-n1.htm
節電や長寿命だけではなく、このような効果もあったのですね。
って、ことは今までの電球は
紫外線や赤外線を含み、知らず知らずのうちに文化財を劣化させていたと言うことでしょうか?
うちの病院への話がありましたが、
島根の友人で施設のLED照明への切り替えを行っている人にも教えてあげたい情報です。
彼からは、今後のビジネス展開にも役立つ情報をいつもいただいてばかりなので、是非教えてあげたいですね。
取引先へのアピールにもなるのではないでしょうか?
そいぎんね。
Posted at 2011/04/26 10:08:43 | |
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