
愛用のディジタルチャンデバ+プリ:DEQX-HDP-3は、3ch分のHWを持っているものの、ソフトがWウーハーに対応していません。したがって、我がバーチカルツインを鳴らすには、2WAY+サブウーハーの構成にするか、非常に面倒臭い設定をして騙し騙し?2WAYダブルで鳴らす、あるいは、Low出力を2分配するしかありません。
HEGELパワーアンプには、「Dual Mono」モードみたいな気の利いた機能はないので、2分配を試すにも小道具が必要になります。自作しようと思っていたのですが、カーオーディオ用途でそこそこ良さげなものがありました(テクニカ製) (^0^)/

これを用いて系を組み、
期待の
Wウーハー個別駆動システム 始動っ!!
♪♪(1秒)
ダメ! (xox)
平面的になっちゃいました (;^^A
まぁ、想定の範囲内ですけど、、

なぜなら…
ヨルマ様(No.2-1m)がベンチに引っ込んでいるからです。
本数足りないので…

2軍選手(クライオSC-RCA6.2)じゃ、個別駆動したところで太刀打ちできません。しかも2mだし...
で、かなり乱暴ですが、Wウーハーの片方のケーブルをヨルマ様にしてみました。
すると、弦やピアノがちょっとだけ雰囲気出てきます。でも、その程度です。

ケーブル長が1mも違うんだから、そりゃ当たり前だろう!
本当でしょうか??
ちょっと計算してみましょう。。
プリ~パワー間の信号は電気であり(音波ではない)、電気の速度は光の速度と同じです。1秒間に地球を7回り半もします(真空中)。ケーブルの中では少し遅くなり、その2/3の2.0×10^8[m/s]程度でしょう。
ケーブル長 1mの差は、
時間で表すと 5 [ns]
位相で表すと 0.018[deg]@10kHz (λ=20kmですから)
クロスオーバー周波数の400Hzで計算すると、
なんと、位相差=0.00072[deg]に過ぎません (;^^A
ただでさえ位相には鈍感とされる人間の耳が、位相差=0.00072[deg]を聴き分けられるとは思えないですよねぇ~ でもダメなんです!(笑)
実際には、長さの違いそのものではなく、それに付随するケーブルの容量分の差etcで、もっと遥かに大きな変化が生じているのでしょう。
何れにしても、このままじゃダメなことに変わりはありませんが、、パイプオルガンの重低音は力を増しているような気がします。ケーブル1つで低音も変わるので断定はできないものの、期待はもてそうな感触を得ました (^▽^)b
結論:
■バーチカルツイン構成に拘るなら、もう1本ヨルマが必須! (;^^A
予算なし
■2WAY+サブウーハー構成なら、暫らく凌げる可能性がある (サブウーハー用に2軍ケーブル)
ということで、2WAY+サブウーハー構成(スーパーウーハー)を試す予定です。暑くて調整(SP測定)してられないので、そのうちに・・・
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Posted at
2012/08/15 14:11:31