
昨日の話が続きます。
コート下見でがっかりしたその足で、いつもの
オヤジのたまり場に寄って帰りました。しっかりたまってました(笑)
一番のお目当ては、Spectralのパワーアンプ♪
まあ、我が大雑把システムは時代遅れの高能率スピーカー&マルチアンプですので、残留ノイズ観点で大半のパワーアンプが使えません。特に高音は、110dBのホーンSPを3m足らずの近距離で聴くわけですから
(しかもマルチゆえフィルタなし)、非常に厳しいのです。FMもSpectralもその音は素晴らしいが(お値段も)、残留ノイズ多めなので、購入対象にはなり得ません。
とはいうものの、やはり新型が出ると気にはなるわけで(笑)、ちょっと聴かせてもらおうかと。
とりあえず、残留ノイズのチェックから。プリの電源を落としてもらいます・・・って、なんと! Spectralのプリには電源SWがないってか(汗) その割切りが凄いっす(笑) 仕方ないので、ACプラグを抜いてもらいました。
で、ディナのSP40で残留ノイズチェック! 能率が86dBですから、我がホーンドライバーとは24dB=
250倍もの差があります。ツイーターに目一杯耳を近付けて、ザーザージージー聴こえるようでは箸にも棒にもかかりません。YBAの過去のフラグシップクラスも全然ダメっぽかったです。
当然、この新型も問題外
! だと思っていたのですが・・・
ヤバい!! なんてこった、ほとんど聴こえないぞ (;^ω^)
まあ、門前払いを免れたってだけですけどね。250倍もの差があったら正しい判断などできませんから。それに、マルチで使うとHPFも入らないですからねぇ (;^^A

でもって、コイツの音なんですが... はげしくイイ
♪ d(^ω^)
じゃあどうイイんだ? と言われても上手く説明できない、フツーであることの凄さを感じるのです。色付けがないということかと思いますが、そんな単純なものだけではありません。旧型は音場が左右に広がらず、こじんまりした感じであまり好みじゃなかったのですが、新型にはそんな印象は受けませんでした。ただ、奥に広がる感じなので、我がホーンSPには合わないかもしれません。
ということで、 想定外に気になる存在になったわけではありますが・・・ 高額リフォーム続きで激甚貧乏ゆえ、悩む必要などなさそうです(笑) それにコイツは、デカくて置き場所ないし、SP端子がLもRも右側にあってケーブル届かんしね (;^^A

FMのプリも新型になってましたが・・・
別にいいや、また今度で (^^ゞ
マルチ派にして自称自作派の身としては、プリアンプは無くしたい派ですので、興味レベルとしてはどうしても下がってしまいます。
それに、長らくちゃんと聴いてないので、パワーアンプも変わってるし、クロックもグレードアップされてるし、ひっくるめての変化しか分かりませんから。そのうちにということで (;^^A
補足: 250倍というのは、SPの能率比だけから単純計算した値です。間違いではありませんが、ちょっと大袈裟に書いています(笑) パワーアンプは低インピーダンスの電圧ソースなので、残留ノイズは電力ではなく電圧で考えるのが適当じゃないかと思います。負荷によらず同じ振幅の電圧ノイズが残留すると考えると、SPのインピーダンスでノイズ電力が変わります(V^2/R)。ディナSP40は公称6Ω、TD-4001は16Ωですから、SPに入ってくるノイズ電力はその比の分下がります。SPの能率差と足し引きして、トータルで厳しさ約94倍ってとこかと思います。まあ、十分大きな値で非常に厳しいことには変わりありませんが (;^^A ※ホーンのカットオフ以下は能率が低下するので、その分でもうちょっとだけ緩くなります。
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【Audio】 | 日記
Posted at
2018/03/04 11:32:54