
CDに刻まれた音波形を忠実に再現するには、位相特性が線形であることが必須になります。ただ、人間の聴覚は位相に対して比較的鈍感とされており、お前の駄耳で判るんかい? という、そもそも論もありますが・・・ 今より輝こうとするGGの芽を摘んではいけないのです(笑) そのうち判るようになるかもしれませんからね (^^ゞ
今の状態は、カオデでいうと、TA(Time Alignment)合わせずに振幅特性(SPLの方が伝わるか)だけフラットにしたといったところでしょうか。波形伝送にならないので、入出力波形が似ても似つかない形だったりします(それでも聴感上の差は小さい)。
例えば、100Hz矩形波入力に対して、450Hzクロスでウーハーとツイーターとに1msの遅延差があると、下図のようになってしまいます。これは、タイトル画像の我がシステムの特性を単純化したものです (;^ω^)
※300Hz以下の群遅延上昇は短時間を切り出した測定に起因するものなので無視してください。
ハゲしく気に入らん! (-ω-;)
カオデなら、反射波ありまくりの厳しい環境ですから、TA合わせたところで効果薄いかもしれませんが(そのための追加回路による音質劣化の方が大きかったりね)、ホームでは大きく違うはずです。少なくとも波形的には (;^^A
このままにはしておけないので、悪あがき策を立案しました。
案①: DEQXだまくらかし作戦
案②: 3Way Config で2Wayにするぞ作戦
DEQXを3Way Configで使うと、低域クロスのFIRタップ数が飛躍的に増え、それなりに低いクロスで線形位相が実現できるかもしれないのです。それが案②です。2Way Configでは900Hz程度が限界でした。長くなってきたので、案①についてはまた今度 (^^ゞ
その前に、まずは線形位相な音を聴くことからですな (;^ω^) 900Hzクロスやけど・・・

Posted at 2022/03/24 23:40:45 | |
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