
名盤中の名盤: ショルティ/CSO 「千人の交響曲」♪
最終トラックの後半にオルガンがドカーンと出てきます。その少し前に、一音だけヴォ~ンとオルガンの重低音が響くのですが、
かつてはそれを「幻のオルガン」と記していました。しかし、それは幻でもなんでもなく、しかも一音だけじゃなく何度も出ていたのです。我が家では、今も一音だけですが、
大工さんとこで聴いてそれが判明しました(滝汗)
で、「幻のオルガン」と呼ぶに相応しいのは、ドカーンと出た時のパイプオルガンの音の方です。
大工さんとこに初めてお邪魔した時のこと、
そこには、オケとは明らかに異なるパイプオルガンだけの空間(音場)が出現し、パイプを流れる空気の音までが聴こえてきたのです (@_@。
いっぱいいっぱい感などまるでなく、そのオルガンの音場と音のリアルなこと! 余りの凄さにオシッコちびるくらいでした(笑) それまで聴いていた音は何だったのか?? 全く異次元の世界でした。

しかし・・・
部屋改装後、「幻のオルガン」は”幻”となってしまったのです (;^^A
機材は確実にグレードアップされているにもかかわらず・・・
部屋の影響でしょうかねぇ? QRDを中央に寄せるとともに、壁をツライチにしたので、QRDの厚みの分(23cm)、容積が減ったのです。20畳の長手方向の壁全面ですから、かなりの容積です。
「幻のオルガン」は、我家はもとより、他のマニアな方々のシステムでも再現できていません。かすりもしない感じです(汗) 驚異的な位相精度を誇る、地元Shop試聴室のYG「HAILEY」でもダメ、上位モデルで17Hzまでの帯域を誇る「SONJA」の試聴でもダメ、同等の低域を持つ
Lupin 500さん家のアバンギャルドでも”幻”でした。あっ、
ディナの隠れ真打「Consequence Ultimate Edition」でもさっぱりでした。そのあたりを考えても、やはり部屋に起因(大きさ?)するのかなぁ~と思っています。

ということで、
期待せずに、「CARMEL2」でも聴かせてもらいました。
低域30Hzまでに割り切っている点が良い方向かもしれませんので。カンターテドミノの暗騒音(教会の外を走る車の音)は、下位の
「Confidence C2 Signature」の方が明瞭だったりもしました。
♪♪♪~ ♪♪~ ♪♪~
やはり、”幻”でした (;^^A その前の重低音も一音しか聴こえません。大工さんとこのWilsonのようにはいかないようです。それが18cm/30Hzの限界なのか、あるいは、これも部屋起因なのか???
アッカ K村社長にもご意見を伺いましたが、謎のままです。
ついでに、アルミ削り出しのウーハー振動板は、プレス加工による材料の歪(これが一般的に言われるアルミ振動板のクセの原因)をなくすためとのことでしたので、振動板単体でクライオかけたら金属粒子が整い更に音質UPできるんじゃないのか? と提案しておきました。が、全然乗り気じゃないので実現しないと思います。まぁ、実現したところで買えないので別にいいけど・・・(笑)
Posted at 2015/07/25 10:27:49 | |
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