
911の先祖返りは無理なので、
DEQXの先祖返りをすることにしました。FWだけね。
逆相問題に背中を押された面もありますが、
MUTEC導入直後から計画していたことだったりします、1年以上経ってしまいましたが (^^ゞ ノロマナカメ?
なぜ古いFWに戻すのか??
それは、現行FWはCDに対して音が悪いから (-ω-;)
DEQXの内部演算は、もともとfs=88.2kHzと96kHzのマルチレート対応でした(HDP-4の途中まで)。サンプルレートコンバータICを積んでいるのにも関わらず、そんな面倒な処理をしていたのは、fs変換による音質劣化を避けるためでしょう。それが、USB入力での頭切れ対策を機に96kHz固定版に一本化されてしまったのです。
その頭切れ問題は、USB入力だけにとどまらず、
CD専用トランスポートとのSPDIF接続でも発生! →私は被害を被った当事者なので、対策FWの評価に一役買っており
(暫定版の動作確認しただけ)、fs変換による音質劣化も認識していました。96kHz固定版の一発目は音悪かったんですよねぇ、その後のVerで差分僅かにまで改善されたので妥協したという経緯。当時は、DEQX社もマルチレート処理への拘り(CDに対する音質への拘り)が強かったのでしょう、マルチレートの対策版もリリースしてくれていたのが今となっては救いです。その後は、HDP-5でのRoon Ready対応でも判るように、ストリーム系メインに舵を切り、CD=44.1kHz系はもうそこそこでいいや →96kHz固定版に一本化となりました(憶測) (ノ_・、) ついでに、CD専用トランスポートへの対応も切り捨て (`ㅂ´*)
ということで、マルチレートの最終版「eqf23m」に戻してみることにしたのです。なぜそれを使ってなかったのかというと、高速同期引き込み処理により、CD専用トランスポート接続では使い物にならなかったから。
Pauseスタートの小技により頭切れを回避していましたが、Lock⇔UnLock遷移時間が短すぎて(Muteリレー鳴りっぱなし)Pause解除のタイミングがなかったのです。で、MUTEC導入により常時Lock状態になったわけですから、そのFWが使えるってわけ。
FWの変更はいたって簡単♪ サクッと成功!! チャンデバ設定データはそのまま使えることになっています。FWは「v201.23.12」、fsは「88200Hz」と表示されます。

まずはこのあたりのCDで試聴
♪ もっと新しいのないんかい!ってか (^^ゞ
♪♪~ ♪♪♪~ ♪♪~ w( ̄Д ̄;)w 圧倒的じゃないか!
なんてこった・・・ なんでもっと早く替えとかなかったかなぁ~ (;^ω^) 猛省
味気ないDCPW-240とCAPRICE(ES9018)の組み合わせから、以前のスぺ様に匹敵する「音楽性」
(曖昧過ぎる単語)豊かな音が出始めたのです \(^o^)/
音場空間も随分と違う! やはり、44.1kHz→48kHz系変換により非常に微弱な成分の情報が失われてしまっていたのでしょう。サンプルレートコンバータICでの処理なんて随分と雑なものなので、間違いなく劣化します(そもそも原理的にも)。
当時はここまでの差は感じませんでした。その差が顕在化する程に、我がシステムの能力が著しく向上したということでしょう。
ただし、この試聴結果にはかなりのバイアスがかかっている可能性があります(苦笑) 音の良し悪しは脳の判定であって、その脳はプラセボ/ラベリング効果/思い込みなどなど、予備知識に影響されてしまいますから。そこがAudioの最も厄介な点であり、面白い点でもあるのです。心がけ?次第で、永久にゴールはなく死ぬまで楽しめます(笑)
■fs変換などして(整数倍除く)劣化しないわけがない, 高fs化の恩恵より、いい加減なfs変換による劣化の方が遥かに大きい!・・・ と思い込んでいる技術系捻くれ人種
■fs高い方が音がいいに決まってると信じ切っている、どちらかというと文科系よりな人種
上記2群では随分と違う結果になると思うんですよねぇ (;^ω^) ま、とりあえず私はマルチレート版の圧勝だと思ってるので、それでいいです。信ずる者は救われるのです。
でもって、
逆相問題の方はというと・・・ これがまた混沌とした状況に陥ってしまったのです ┐(´д`)┌ ケイオス
Posted at 2022/02/12 12:26:08 | |
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