ストックエンジン シリンダーヘッド組付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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さて、シリンダーヘッドの組立てが出来たんで、いよいよシリンダーヘッドをシリンダーブロックに載せていきます。
ってな訳で、お久しぶりですピカピカピストンさん♪♪
まずは、ブロックを逆さにして作業したりして、上面に流れてきたオイルなどを拭き取り、キレイキレイして脱脂します。
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これで見納めとなると、ちょっと寂しい気もしますね。。。頑張っていい仕事してね、ピカピカピストンちゃん♪♪
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っで、接合面キレイキレイできたら、ダウエルピンを忘れずにセットです。元のはシリンダーヘッドに付いてきて、面研時に外したんで新品をくみます。品番は『94301-14200』です。
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反対側も。合計2ヶ所ですね。
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んで、新品ヘッドガスケットを向きに注意して載せます。品番は、『12251-P13-004』です。
そして、既にセットしてますが、1番圧縮上死点を出しておきます。まぁ、まだカムシャフト組んでないので、今はまだ合さなくても構はしませんが。
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因みに、画像上側がクローズドデッキのCD6用で下側がオープンデッキのCL1用と同品番のBB6用になるのですが、ヘッドガスケット形状も違ってますね。因みに因みに、CD6のパーツリスト見てみると全て共通品番なのですが、後期最終型となる130系はオープンデッキとクローズドデッキが混在してると聞きますので、オープンデッキであろうとクローズドデッキであろうと形状は変わらないって事ですね。
と言う事は、クローズドデッキでもCL1用とかが使えるんですかね??まぁ、使うメリットがあるのか?どうか?も分かりませんが。。。厚みが違って圧縮比が上がるとかあるんかなぁ??まぁ、あったとしても微たるもんなんで、どちらにせよほぼ変わらないだろうけど。
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まっ、そんな机上の空論はどうでも良いとして、シリンダーブロック側の準備が整ったんで、お次はシリンダーヘッド側の接合面を、キレイキレイします。
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こちらの、ピカピカバルブと燃焼室も見納めですねぇ〜。このまま飾っておきたいくらいですが、それこそもったいないんで、いい仕事をしてくれる事を願いつつ、シリンダーブロックに載せます。
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んで、シリンダーヘッドをヨッコラショ!!と持ち上げて、シリンダーブロックに載せるのですが、持ち上げてると載せ位置が分からなくなるのですが、シリンダーブロックに組んだダウエルピンをヘッドボルトを通す穴から覗きながら慎重に降ろしていき、ダウエルピンにハメます。
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ってな感じで、とりあえず無事載りました。
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んで、洗浄したボルトを用意。本当は新品ボルトに変えたかったのですが、10本揃えるとなかなか素敵なお値段になりますので、予備エンジンですし、もう再使用しちゃいます。良い子は、なるべく新品つかいましょう。。。
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っで、正確なトルクで締め付ける為に、ヘッドボルトのネジ山部とワッシャーの裏表面にオイル塗って、あとボルトが錆びると嫌なんで、他の箇所も薄くオイル塗って、セットします。
ちなみに、あまりオイル塗りすぎるとヘッドガスケット面に流れる可能性ありますので、適量を塗布です。
んで、トルクレンチを用意。本当は扇タイプのトルクレンチが正確なんですが、そんなのありませんので、コイツで締めます。
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ヘッドボルト締め付け順を確認して、トルクレンチで9.7〜10.3kg・mで締め付けますが、一気に締め付けず、徐々にトルクを上げて締めていきます。
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はいっ、ヘッドボルト締め付けOK!!
無事にシリンダーヘッド載りました♪♪
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ついでに、前回ロッカーシャフトのキャップボルトを仮締めしか出来てませんでしたので、ヘッドがしっかりと固定されたんで、締め付けしときます。締め付けトルクは、6.0kg・mです。
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はいっ、OKです。
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反対側の1箇所もOK!!
さぁ、続いてカムシャフトの組み付けですね。カムシャフトは、まだ手付かずで、またラッピングしないといけませんので、ぼちぼちやっていきましょう。
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