リアキャリパーオーバーホール vol.1

2019/06/20

・リアキャリパーオーバーホール

先日、右リアハブベアリングを交換し、無事にゴロゴロはおさまったのですが、その時の試乗で、今度は左リアブレーキがアッツアツに。。。（汗）車輌を引き取って来た時は何も問題なかったのですが、先日ブレーキパッドを交換したところ、どうやらピストン位置が変わり、その時に固着気味になったご様子。。。（汗）

取りあえず、その場で直せないか？？と思い、ピストンをギリギリまで出して、ブーツめくってみると、なかなかの錆びが。。。（滝汗）その状態でピストンをペーパーで磨いたりしてみましたが、直らずで、結局キャリパー交換せざるを得ないと言う結論に。。。

まぁ、幸い手持ちのリアキャリパーがあったんで、それをオーバーホールして交換する事にしました。

ってな訳で、キャリパーを分解する前に、洗浄して出来る限り汚れとダストを除去します。

んで、キャリパーサポートや、金具外して、オーバーホールの準備。

サイドブレーキ一体型リアキャリパー専用のピストン戻しツールを使って、ピストンを限界まで回して引き抜きます。ピストンに固着が無ければ、ラジペンなんかでも回して引き抜こうと思えば引き抜けますね。固着があれば無理ですが。。。

っで、工具である程度ピストンを出せたら、あとは手でグリッと回してピストンを引き抜き、ダストブーツを引っこ抜きます。

ピストンを抜くと、キャリパー内部、シリンダー側にシールがありますので、そいつもL字のピックなんかを使って、シリンダーに傷をやらないように気をつけて外します。

んで、中のアジャストボルトなどのパーツを外すのですが、スナップリングで固定されてますので、これまた専用のツールを使って外します。

スナップリングプライヤーですね。リアキャリパー専用と言ってもいいですかね。L字に曲げられてて、先が長くなってます。

んで、スナップリングの穴にプライヤーの先端を刺して、少し縮めながらシリンダーから抜き取ります。あまり、力を入れすぎるとスナップリングプライヤーの先端が折れたり、スナップリングを傷めるんで、程々で縮めます。

んで、アジャストボルトに付属してるパーツ丸ごと抜き取ります。

んで、アジャストボルトを外したら、お次はスリーブピストンを外すのですが、こいつは、スリーブピストンの裏側に付いてるOリングが噛んでますので、少し外し難いですが、キャリパー本体を逆さにして、お尻からトントン叩いてやれば落ちてきます。

vol.2に続く。