
こんばんは。
京浜東北線から引退した209系電車、首都圏に舞い戻ってきました。
JR東日本の場合、引退した車両は長野総合車両センターへ回送されて、解体されるのですが、
「クハ209-901」は解体を免れ、現役時代に整備を担当していた東京総合車両センターへトラック輸送されました。
※クハ209-901
元試作電車901系A編成の先頭車。量産化改造を受けて209系900番台を名乗る。
設備投資が縮小されていく時代背景から、「寿命半分・コスト半分」という、今までにないコンセプトで開発された車両形式。JR、私鉄を問わず、部品の共通化に貢献した反面、乗り心地や座席の材質は、決して良いとは言えず、「写るんです」ならぬ「走るんです」と揶揄されたこともある形式・・・。
写真のように、車両センター正門前から車両を見学することができます。この場所は京浜東北線にも近く、209系の先輩であるクモハ101-902(現在は大宮の鉄道博物館に収蔵)が保存されていた場所で、通勤電車の試作車が保存されるに相応しい場所でもあります。
ブログ一覧 |
鉄道 | 日記
Posted at
2010/04/13 21:59:10