さようなら川崎球場の照明塔。

こんばんは。

かつて、
プロ野球の大洋とロッテの本拠地だった川崎球場。
オールドファンの方々には通じるでしょうか。

すでに野球場としての使命を終えていますが、
プロ野球時代を見届けた照明塔が、老朽化のため撤去されることになり、
「さよなら照明塔企画」なるイベントが開催されました。


私は、スタンドが解体されてしまった現在の姿しか知らないので、
遺構として残る、外野フェンスと照明塔の姿が、往時を偲べるもになります。



外野フェンスのラバー部分には、プロ野球時代の広告跡も。

決して、
試合を見ないで麻雀やったり、
流しそうめんやったり、
カップルでいちゃつく場所ではありませんよ？
珍プレー好プレーに登場する川崎球場はいろいろな意味で衝撃だった・・・。



歴史に残る貴重な場面の会場でもありました。
事務所の展示コーナーには様々なゆかりの品が展示されています。
このご時世で利用停止のため、サラリとこの写真だけ。

近鉄がリーグ優勝をかけた「１０．１９．」も川崎球場でした。



今回のイベントでは元ロッテ監督の西村徳文さんのトークショーがありました。
川崎球場の思い出や選手時代のエピソードを伺いました。

最後に解体される照明塔の点灯式。
カクテル光線（２種類の照明を組み合わせて自然光に近づける）もいまや貴重なものに。時代はLED照明で、残っているのは甲子園球場だけだとか？



フィールドを照らす照明塔。
野球場としての使命を終えて、現在はアメリカンフットボールの会場に。
東京スタジアムや藤井寺球場は完全に消えてしまい、影も形もありません。
グランドがほぼ原型で残り、野球場の余生としては幸せなのかもしれません。