
フォーミラニッポン第3戦「富士スピードウエイ」
波乱はスタートにありました。
ポールのデュバル選手がいきなりエンジンストール、
2番手の平手晃平選手は見事にスタートダッシュ。
3番手以降は、いきなり「寸止め」されたような状態ですが、そこはプロドライバー。
接触することなく、僅かなスペースからデュバル選手の1号車を見事に避けて行きます。
今回の勝負はスタートで決まったのかもしれません。
平手選手がチャンスを逃さず、ぶっちぎりの優勝。
2番手ロッテラー選手や、3番手オリベイラ選手の追撃を振り切る、見事な走りでした。
チャンピオン経験者&元チームメイトの松田次生選手(今回は場内解説を担当)からも、
「前回の優勝はリバースグリッドだから、今回はちゃんとした優勝ですね」と、
手厳しいながらも祝福されていました。
優勝インタビューの平手選手、「優勝したら、やると決めていたんです」とのこと。
「えっ?なにを???」と思っていたら、彼女にプロポーズ!!
優勝&ご結婚、おめでとうございます。
人気低迷が囁かれて久しいフォーミラニッポン・・・
正直いって、以前に観戦したときは、参加台数が減った上、あまりの観客の少なさに「カテゴリー自体がなくなるんじゃないか・・・」というところまでいってしまった印象がぬぐえませんでした。
今回は「意外と」観客が多く、自分のなかではひと安心といった具合です。
予選&決勝が日曜日にまとめて観れる、今回の開催スタイルは良かったのではないでしょうか。
新聞・テレビへの露出度のなさなど、課題はまだまだありますが、
レース距離を短くしてでも、
初めて観戦する人が「1位はあのマシンね!」と分かるようなシステム作りに期待したいです。
Posted at 2010/07/19 20:49:30 | |
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