
こんばんは。
青森県の「ツカハラミュージアム」には、比較的、年式が新しい「ネオ・ヴィンテージ的な」車両も展示されています。
まずは右側の10系コロナマークⅡ(1972年)。
歴代マークⅡとしては2代目。
クラウンとコロナの中間位置で「スポーティ化した高級車」として開発される。
続いて左側は30系マークⅡ(1976年)
歴代マークⅡとしては3代目。
2.6リッターモデルがマークⅡ初の3ナンバー車となり、2000年の110系まで引き継がれる「グランデ」のグレード名もこのモデルからスタート。翌年の1977年には兄弟車種のチェイサーも誕生。
時は流れて、派生車種からスタートして「白のマークⅡ」という社会現象まで巻き起こすクルマに・・・
さらに、驚きの展示が・・・
ボードの説明が泣かせてくれます♪
なんと、90系クレスタの「1JZ-GE」が展示されていました。
VVT-iの装着以外は、基本的には100系と同じエンジンとなります。
まさか、マイカーと同じエンジンを「いろんな角度で」見れるとは思いませんでした。
100系に話を戻すと・・・
マークⅡ、チェイサー、クレスタ、兄弟車種とは思えない程の明確なコンセプトと作りわけ。
さらに、グランデ系とツアラー系による、年配者から若者まで幅広いユーザーへのアピール。
ディーゼルエンジンもあれば、1800CCから3000CCまである、多種多様な搭載エンジン。
ATもあればMTもあるし、アフターパーツも盛りだくさん。
バブル崩壊後の開発でプラットフォームも更新されず、明らかに「コストカット」の部分もあれど、トヨタがあれだけ「細部までこだわって作った」からこそ、いまでもノーマルからドリ車まで愛用される由縁ではないでしょうか。
こんな車種も、もう出ないのだと思うと、つくづく寂しいものです。
Posted at 2013/08/28 19:10:10 | |
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