VDUBのブログ一覧

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします！





さて、我が愛車W124は11月に全塗装に出しましたが当初の予定では年内中に戻るということでした。
しかしながら、当初のオーダーと違う仕上げになっていた箇所があったのと、ディーラーの担当さんのチェックで塗装不備の箇所が何か所か見つかったということで何度かやり直しに出したらしく結局年内には戻りませんでした。

12月末で車検も切れてしまったこともあり、そのまま車検もディーラーさんでお願いすることになりました。

たまたまミンカラのお友達のLOWLIFE47さんがW210からS205に乗り換えされたので納車式にディーラーまでお供したのですが、その際ちょうどまさかのタイミングで僕の124が全塗装から戻ってきたので僕も簡易チェックはしたのですが、神経質な僕が気付かない塗装不備をディーラーの担当さんがいくつか見つけてくれていたので彼に任せておけば大丈夫だろうと妙な安心感でそのままやり直しをお任せすることに。

で、僕は車が戻って来ない今のうちに再利用するエンブレムを磨くことにしました。

この280Eのエンブレム、既に製造廃止で入手できず・・。
やむを得ず再利用という運びになりましたが、28年の歳月でそれなりにヤレが出ています。
当初はリクロームをするつもりでネットでググったいくつかのお店に問いあわせてみましたが、まず対応が最悪。
3社問い合わせして返信があったのが2社。
その2社とも途中で音信不通。

うち1社は写真送ってと言われて画像をメールで送ったら、治具を取り付ける場所がないから難しい、ベンツのエンブレムは純正と質感合わせるのが難しい、純正買った方が安い・・とか色々と理由を付けて断られた感じです。

金額については多少高くてもかまわないので作業をして欲しい旨と、治具を取り付ける箇所をエンブレム裏に溶接してくれたら作業できると言われたので、その指示に承諾までしましたのに音信不通となりました。

もう1社についてはまず返信が非常に遅く、戻ってきたメールもぶっきらぼうで金額の記載のみだったのでいつ頃郵送すれば作業に入ることができるのか尋ねるも返信なし。
メールの不着も考慮して何度か連絡するも一切返信なしでした。

ちなみにこの両店、自動車やバイクパーツのリクロームの世界ではそれなりに有名なところのようです。
ネットで検索しても上位に出てきますが（だからこそ依頼してみたのですが）、客を選ぶようですね。エンブレム1点だと儲けにならないので相手にしていられないという雰囲気でした。（小物1点からでも大歓迎的な謳い文句でしたがねぇ？）

先日のウッドパネルのリペア屋さんとは同じ職人稼業でも対応が雲泥の差ですね。

仕方が無いのでセルフリペアを行うことにしました。


リペア前の画像ですが、上の写真とこの写真とからではぱっと見綺麗なのでヤレが分かりにくいのですが28年という歳月による洗車傷やポツポツとした腐食、水垢が出ており全体的にくすんでいます。




裏側はこんな感じですが、この両面の雑な貼り方は一度剥がして再利用している感じがしますねぇ・・。
まさか純正新品時からこんな雑な両面の貼り方なのかしら！？



まずは裏側の両面を綺麗に剥がします。
これが地味に面倒な作業でした。
どうせ裏は見えないので傷が付いてもかまいません。ガシガシとカッターで削り落としていきます。



いきなりですが研磨後です。
研磨は市販のコンパウンドを数種類、クローム磨き、メッキ磨きの類をいくつか。
表面のコンディションを見ながら使い分けてひたすら地味に磨くのみです。



くぼみにたまった水垢やクスミも綺麗に落とします。
黒い塗装のアンダーバー箇所も色が落ちているので再度、黒い塗料で塗り直しました。
残念ながら各文字に発生している腐食は予想通り落とすことができませんでしたが、研磨前よりは少しは目立たなくなりました。



最後に中性洗剤で洗浄した後に裏側はシリコンオフしてから外装用の耐震、耐熱の両面テープを貼りつけて完成です！


新年一発目の車いじりは地味な作業からスタートしましたが、遠目に見れば分からないくらいぱっと見は綺麗になりましたのでこれで良しとします♪

ebayやヤフオクなんかで未使用のデッドストックが出てくるまではこのエンブレムで辛抱するとしましょう(笑)
どなたか情報あれば是非、教えて下さい！！

車両が全塗装に出てお留守の間に・・・

ウッドパネルをリペアに出しました！
2年前にW210のウッドステアリングのリペアでとても腕が良く良心的なお店と出会えましたので、今回もそちらのお店にお願いしました！
W210のステアリングはこちらで紹介しています♪


まずはリペア前。








シフト周辺のパネルはお約束のクラック、経年による色抜け、スクラッチ傷多数。



灰皿は程度の良いものと入れ替えたこともあり大きなクラックも色抜けも見当たらず、スクラッチ傷がメイン。



ACパネルはクラック、スクラッチ傷がメインで意外と色抜けは酷くない。


さて、続いてはリペア後です。

当然ですが、色抜け補修の後にクリア塗装、研磨コースで新品のように綺麗！



ACパネルは色補修は行わずにクリア剥離、再クリア、研磨のコースでした。



灰皿はコンディション良好とのことで研磨のみ。



暗いところで撮影してみましたが見事に色が合っているのが分かります。



続いて明るい場所での撮影です。
こちらでも見事に色が合っています！



今回も大満足の仕上りです♪
これでお値段は超良心的かつ納期も激早なので本当にありがたい！
124購入時から気になっていたクラックと色褪せとはもうお別れです(笑)
今度は他の部分のウッドの色褪せが気になってきそうですが、運転中に一番視界に入る部分が完璧になったのでストレスから解放されるはずです。

ついにW124の全塗装を施工する運びとなりました！

朝一番でディーラーさんの積載車がお迎えにきてくれました♪


2018年2月に入手して早いもので2年近く経過しましたが、ヤフオクで35万だった個体は期待を裏切りません。
この2年間は機関系のメンテだけでとても外装に着手できる状況ではなく、乗っている期間より修理をしている時間の方が長い有様でしたが、ようやく機関系も完ぺきとは言えないまでも日常使用で不安の少ないレベルまできたので外装を一気に仕上げることにしました。



27年間、歴代オーナーにあちこち補修された上に年数と相まってエージングの進んだこの道具として使い込まれた感は嫌いではないのですが、完璧主義の僕はやはり許せませんでした（苦笑


今回、全塗装にあたりどこの板金屋さんにお願いするか非常に思案しました。
付き合いのある工場もいくつかあるのですが、この時代のメルセデスを塗るのには不安があったので今回はパス。
124の整備を主に依頼している外車専門店さんのお隣に板金屋さんがあるので評判を尋ねたところ、非常に腕が良いもののパーツ抜きの塗りだけで最低価格が100万～応相談とのこと。
これがワンオーナー、距離一桁で左ハンの極上の124ならそれだけの投資も考えますが、残念ながら13万km走破の複数オーナー車の右ハン個体にそこまで掛けるのはベストな選択ではないと考え断念。


結局、210を全塗装したディーラーお抱えの板金屋さんがとても上手だった上に適正価格と判断したのでディーラーさんに相談しましたところ、そこの看板職人さんが病を理由に引退したので、もうあの板金屋はオススメしない。という返事（商売抜きでこういうことをはっきり言うので僕はここのディーラーさんと良好な関係を築けていると思います。）で、さぁ～困った。となったわけです。

結局、ディーラーさんがもう一か所、その板金職人さんと遜色ない腕の工場があるということで現在、ディーラーの指定工場として提携もしているところを提案していただいたので技術は未知数ですがそちらの工場に決定しました！！



やるからには全力投球！
今回は一部、欠品や製造廃止が多く部品集めに1年近く掛かりました。
特に苦労したのが上の画像のガラスモールです。
90年代のメルセデスのガラスモールは経年劣化で焼けてしまいシルバー色になってしまいます。
このモールに関してはお友達のモールスさんが深く考察されていますのでこちらをリンクさせていただきます。

僕の124も全てのモールが綺麗に焼けつつありまして、シルバーの一歩手前ぐらいまで来ちゃってます。

さて、困ったのがこのモール・・124はすでにあちこち製造廃止です。
海外のメルセデスのフォーラムやインスタを覗いてみても、外国人はあまり気にならないのか焼け切った個体の多いこと・・
僕は絶対に許せないので全塗装に当たりこのモール交換は必至でしたが、昨年まさかのタイミングで国内ラスト在庫を逃してしまい、フロント左側が入手できない事態となってしまいました。
※幸いなことにリア左右、フロント上部、フロント右については当時在庫を確保していたのです。

諦めきれない僕はこの左側が入手できるまで全塗装を待つ覚悟で、付き合いのある部品商さん、ディーラーさんに頼みまくり、それこそ世界中のディーラーやパーツ屋さんを探してもらい、自分でもebayやヤフオク等々を日夜巡回しましたが一向に見つかりませんでした。

このモールですがアルミ？の素地にブラックの塗装仕上げによるもののようなので最悪は板金で塗装コースも頭を過るようになっていたのですが・・


ついに入手できました！！
ある日いつものようにヤフオクを巡回しているとついに、新品左右セットが出てきていたんですよね。
しかも即決設定ありだったので定価の倍近い金額ではありましたが、ここで躊躇うと一生後悔すると思い震える手で(笑)即決し、無事に入手と相成ったわけです。



残念ながら三角窓のモールは僕が124を入手した時点ですでに製廃だったため、同じくありとあらゆる手を使い探しましたが入手は叶わず。
ここは塗装で色味を再現してもらうことになりました。


その他には今回入手が困難、もしくは程度良好のため再利用を行う箇所は以下のパーツです。
・サッコプレートメッキモール（状態良好左右4か所)
・リアウィンドウガラス（500E用以外廃番)
・ウィンドウガラス（状態良好前後左右4枚）
・リアグレードエンブレム（280Eは廃番のため再メッキ予定）
・リアドアアウターハンドル（左右とも廃番）
・ワイパーユニットassy(値段がassyで高額のためスーパーハードでも塗ります）
・ワイパーカウル(廃番)


これ以外は鉄板とサッコプレートをのぞく外装部品およびゴムモールは全て贅沢ではありますが・・新品投入します！！





色は違いますが、僕が124の入手前から目標としているのがこの個体のようなクリーンな雰囲気なので、今回の全塗装で一気に近づけたいと思います！


仕上がりが今から楽しみで仕方ありません♪

夏は終わってしまいましたが、中期320が戻ってきました！！
今回はエアコン関係のフルOHと1年点検、実走行1万kmの部品取り車から内装移植、燃料ポンプ交換とこれまたヘビーな内容の整備でした(笑)
これを担ってくれる正規ディーラーさんに感謝しかありません！

整備内容はまた後日でも載せようと思います♪

ざっと簡単に記載するとエアコンはついに！念願の(笑)ダッシュ降ろしのエバポ交換、フラップ用バキューム全交換（こいつは純正が欠品で一部社外で組みました。）、エアコンコントロールモジュール交換（僕のは欠陥品のモジュールで暴走するため対策品を探しましたがすでに廃番、ダメ元で部品取り車のモジュールと入れ替えました。）
1年点検はディーラーの指定の内容に加えて、いつもの神経質爆発のやらなくても良い油脂類全交換コース、おまけで昨年燃料ホース関係をリフレッシュしたので今年は燃料滲みの出ていたポンプ本体を新品交換しました♪
内装関係は、部品取り車より前後シートの移植を行いました！（実走1万ちょいの個体なのでシートは極上でした。）
上記作業内容で費用は3桁は余裕で切りましたので良かったです。
（3桁越えを覚悟していたので・・）



大活躍した部品取り車♪
1万kmしか走れなかった無念は晴らしてあげます(笑)




で、車検の切れた後期430ですが予定通りお別れとしました。
とは言うものの手元には置いてます。
もうぼくにはこっちのエアコンまでOHする気力は残っていなかったので許してくれ・・
最後はいつものスタンドで丁寧に手洗い極上コースで洗車して、とりあえずカールソンのホイールは外しました。
このカールソンは今後中期320に履かせます！！
ひとまずどうするか悩んでいるので、車体は駐車場にて保管することにしました。
税金来る前に結論出します。


最近みん友のLOWLIFE47さんの時期車選びに付いて回って色んなディーラーで試乗させてもらってます(笑)
なのでネタは豊富ですが書くのが面倒で放置気味・・・。
そのうちブログに書きますね。

最近経験したちょっと不思議な話。


僕と140の関係は3月の購入直後から冷え切っておりまして(笑)、最低でも月1回は油と水を回すために動かす。という半ばノルマのような乗り方になっていました。

と言うのも、90年代の素朴な機械としてのメルセデス感が好物な僕はW124にドはまりしているので、140が醸し出す金に糸目を付けずに良いもの造りましたよ感の押し売りが凄く苦手に感じてしまい、素朴さもなければいつもの90sの持つ機械としての純粋な部分も感じない。
ふにゃふにゃの足と相まってこれは、金を掛けたトヨタだわ。と感じてファーストインプレッションで、もういらんわこれ。となったわけです。

運悪く今春はコロナで国内の中古車相場は暴落、輸出も止まっているので海外需要も皆無。とは言うものの右ハン個体は輸出の影響はあまりありませんが・・。
これは今売ると大損するなぁという損得勘定だけで、しばらく置いておくという選択をしたわけです。


で、8月のある日、月1のノルマのためにガレージを開けると猛烈にガレージ内がガソリン臭い。。
隣にGクラスを置いているけど、これは明らかに軽油じゃなくガソリン臭なのでGではないだろうと思い140に乗り込むと車内はもっと咽るような匂い。
あぁ・・こら漏れてるわ。と確信したので、即ディーラーさんにTELしてその日のうちに積載で引き揚げていただきました。

診断の結果、フューエルラインに燃料の漏れや滲みはなくホースの破損もなし。
カシメやジョイント、ポンプもすべて異常なし。考えられる原因は、僕がガレージ内に害虫が入るのを嫌ってガレージの継ぎ目をあちこちシーリングで塞いでいたので真夏の高温のガレージ内で気化した微量の燃料が長期保管と相まってなかなか外部に抜けず滞留していたのでは？との結論でした。

ついでなのでアイドリング不調のチェックとエアコンの効きが微妙にイマイチなのでガスチェックもお願いしました。
結果、テスターではエラーコード入力無し、まずはスロットルボディの清掃の施工、エアコンガスは1缶補充というメニューでした。
念のため1か月以上ディーラーさんに保管していただいて、9月中旬に返却してもらいました。
なぜ一か月置いたのか？エアコンのガス量を再チェックしたかったのと燃料漏れの再発を疑ってです。
結果としてはガスの量は基準値内、10数年放置車なので自然減の可能性が高くエバポ等からのガス漏れは現段階では可能性は低いとのことで、燃料漏れも再現されず異常なしで戻ってきました。

1か月間、ディーラーの新車保管庫で保管してもらい、スロットルの洗浄からテスター診断、はては燃料漏れのチェックとガス補充までして積載車で引き取り納車までしていただいて、費用は7,400円でした（爆
ガス補充代しか要りません。とのことで、これはまた新車を買わされるフラグですねｗｗ



で、戻ってきた140に今月久しぶりに乗ったのですが・・・？
・アイドリング不調→微妙に改善。（これは道のり長そう・・・
・エアコン→ガス補充で当然効きは改善
・ガソリン臭→皆無。

それ以上に・・・凄いことが。
納車直後に発覚したPW不良、当時ディーラーで4枚ともばらしてレールの清掃とグリスアップをお願いしましたがまったく改善なく、最終的にPWモーターの交換で30万近い見積もりがでていたのですが。
なぜか、運転席以外復旧（爆


ついでに久しぶりに乗るとなんだかイイゾこれ！！
あれほど合わなかったフィーリングがなぜかしっくりくるんです！
こんなことってあるんですねぇ～。
僕はこれまでファーストインプレッションが合わなくて多くの車を乗り替えてきましたが、購入から半年で波長が合い始めるのは初めての経験です。


さぁ、この先お気に入りになるのか、はたまた合わずに終わるのか自分自身でも楽しみになってきました！！