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VDUBのブログ一覧

2019年05月31日 イイね!

代車よさらば・・


今年の2月初旬からお借りしていたCクラスワゴン。

本日、突然のお別れとなりました。

今日はエアコン修理から後期430が戻ってきまして、週明けにはGクラスがフラップ交換から戻る予定だったのでCクラスワゴンとのお別れは来週だろうと予想していたのですが、なんでも担当営業さんが4か月も代車を貸しっぱなしでしかられたらしく・・


そりゃそうだろうよ(苦笑



だから、途中で何度も返しましょうか?と確認したのですがねぇ。
僕もここまで1台の代車を長く借りたのは初めてでしたよ。

お借りした時なんてまだ200km台の登録済み未使用車レベルでした。



この4か月、僕の普段の乗り方だと通勤で月2000km近く乗ってしまうのでなるべくあまり使わないようにしてましたが、それでも放置していればバッテリーもあがってしまうので動かさないわけにもいかず。
最終的には抑えて乗ったつもりですが4か月もお借りすると今日の返却時には5000km近い距離になってしまってました。



新車の慣らしをやってしまったわけですねぇ(爆



毎週末は行きつけのスタンドで定期的に洗車に出したりとこまめに手入れもしていたので、なんとなく愛着も沸き始めていたわけで(笑)
営業さんからも『買取りしますか?』って聞かれてしまいました(爆
一瞬、足車で買い取ってもいいか~?なんて思いましたが、これ以上増車してもどうせ乗らずに飽きてポイするのが目に見えているので、丁重にお断りしておきました。

4か月間の最高燃費は16.6km/l。
平均しては13~15km/lとなかなか良好な数字でした。
乗り味は昨今のメルセデスのエントリークラスらしく、軽いタッチに固めの足。高速域や雨天で感じる抜群の安定感。
個人的にはC180だったこともあり、ワゴンボディに対して少々の力不足感は否めませんでしたが、道具としては非常に優秀でそつなくどんなシーンでもこなす実力はさすがの一言でした。



4か月間ありがとう~!





でっ!

今日からまたゲタ車はこの子なわけですが、久しぶりに乗ると実にトヨタ的なフワフワと掴みどころのない腰砕け感に、走らせている感触の希薄なエンジンフィールでドイツ車のそれとは真逆の仕上げであることを痛感します。
この子は昨年追突されているのとエアサスのコンディションがイマイチなので早めに代替えをしたいところですが、欲しい車種と足車として求められるニーズを両立することができる車選びというのが難しく、なかなか入れ替え候補が決まらないのでとりあえず今月車検を通してしまいました。
なのでもうしばらくはこのLSさんに乗ることにします。


さて、週明けは久しぶりにGクラスが戻ってくるので楽しみなのですが、間もなく梅雨入り・・。
梅雨の期間は乗るつもりはないので、夏までガレージでお休みですかねぇ~。


Posted at 2019/05/31 21:21:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年05月28日 イイね!

ようやく光明が・・

今年は車運ハズレ年ですが、ようやく各車の修理に一区切りが見えてきました。

まずはGクラス。

エアコンからの異音で修理に出して早一か月以上・・
ディーラーとのズブズブの関係がこういうときは裏目にでます。
後回しにされ待たされてますが、
左エアコンフラップの新品交換を保証対応で修理完了とのこと。




続いてエアコンが冷えない症状に見舞われたW210後期430
なんと!こちらは単純なエンジンルーム内の配管からのガス漏れとのことで数万でお釣りがくる修理で無事に完治したとのお知らせ。
エバポからのガス漏れを想定していたので半分廃車覚悟でしたが、無事に延命です!




次にコイツ!
半年に及ぶ全塗装から先日戻ったW210中期320ですが、こちらはエバポからのガス漏れが濃厚ですがガス補充後、間もなく2か月が経過しますがガス容量も減少はなく規定値内なのでワンシーズンは持ちそう!
エバポ交換は来年以降に持ち越しの予定。




最後に大問題児のコイツ・・。
確か2月に購入して、ディーラーに即修理に出して一か月超の期間と50万を超える修理代。
その後、ディーラーで修理対応不可の箇所をネオクラ輸入車専門店に出したのが4月中旬。。
ようやく修理のめどが・・という連絡が。。

修理のおさらいですが、まずは納車後に以下の作業をディーラーで実施。
【納車後整備一覧】
・各種点検(1年点検相当)
・シリンダーヘッドカバーの防水処理
・シリンダヘッドフロントカバー防水処理
・タペットカバーガスケット交換
・コの字シール交換
・シリンダーヘッドガスケット交換
・ブローバイホース×2 交換
・シールリング×5 交換
・ベルトテンショナー交換
・ベルトテンションダンパー交換
・ブレーキブースターチェックバルブ/LINE交換
・ATF全量交換
・ATオイルパンガスケット交換
・ATオイルフィルター交換
・AT周りシールリング×2 交換
・ステアリングダンパー交換
・ブレーキフルード全量交換
・トランクリッドプロテクトモール交換
・LLC全量交換(スクリュードレン交換/気密点検含む)
・スピードメーターケーブル交換
・スロットルコントロールケーブル(アクセルワイヤー)交換
・メーターパネルバルブ全交換
・エンジンオイル/エレメント全量交換


続いて、今回専門店で施工中の作業が以下となります。
・リア足回り・ピロボールジョイント交換
・リア左右ブレーキホース交換
・リア左右ブレーキ回り清掃(前々オーナー時OH済みのため清掃のみ)
・ミッションバキュームモジュール交換
・ATシフトポイント調整
・ATオイルレベル調整
・油圧計OH
・ラジオアンテナ交換
・天井内張全面貼り替え
・サンルーフ機構脱着・開閉機構修理・チャンネルグリスアップ
・スロットルバルブOH(含むガスケット・ダクト・Oリング交換)
・社外ナビ一式取り外し
・チャコールキャニスター交換
・パージバルブ交換
・Bピラー内張パネル剥がれ補修
・パワステギアボックスOH
・パワステギアBOXオイルプレッシャーコントロールバルブ分解洗浄・点検
・パワステギアBOXウォーキングスクリュボール/ピストンシャフト分解洗浄
・スクリューシャフト/ボールチューブボルト&ボルトワッシャー交換
・ギアBOXシールキット一式交換
・ギアBOXシャフト調整/ロックナット交換
・ステアリングハンドルセンター調整
・パワステポンプアッシーOH
・パワステポンプブローバルブ分解/フィルター清掃
・パワステフィルター交換
・パワステポンプキャップガスケット交換
・パワステOHシールキット一式交換
・パワステホース全交換(高圧側/低圧側)
・パワステフルード全量交換
・エアコンガス補充

もう書くのに疲れるレベル(爆


不動状態のサンルーフ、分解の結果・・
前々オーナーによる素人作業が原因の天井内張の巻き込みが致命傷となり、サンルーフの開閉機構を損傷していた模様。
前オーナーは免許取得から数十年、メルセデスしか乗っていないという筋金入りの人間でしたがその方が半年で手放した理由はこの前々オーナーによるあちこちに残る素人修理が原因だったのでは・・。

記録簿から辿るに当方のW124は3オーナー車のようです。
初代オーナーはすべて関東地方のディーラー整備、セカンドオーナーは中部地方在住でほとんど自身での整備?たまに町工場、サードオーナーは中国地方在住の方でセカンドオーナーから個人売買で購入後半年で当方に売却、半年間の整備は知り合いのショップにて。
という具合だったので主に悪さをしたのはセカンドオーナーの中途半端な素人作業かも・・。

当方は、前オーナーから前々オーナーは半分玄人並のメルセデスの整備知識の持ち主だったのでそれを信じて購入した。と言われ、確かに内容を見るとかなりの重整備を施していたので購入したわけです。
確かにW124のツボを押さえた整備をしていると思いましたが、サンルーフや社外ナビなどまぁ~雑な整備をしています。
BピラーやCピラー内張なんてツメも折れて中途半端にパネルが付いているし、天張りは弛みを無理やり引っ張って細工している状態で見るに堪えない状況でした。


これが素人がヤフオクでネオクラ旧車を現車確認もせずに購入するということの現実です。
某雑誌で29歳の編集部の方が360モデナを勢いで買って、その後の赤裸々な維持の現実をレポートしている29歳フェラーリを買うという記事がなかなかに面白くて最近ハマっているのですが、このW124の珍道中も
『ド素人ヤフオクでネオクラ輸入車を買う』
というシリーズ化をしてみますかwww

さて、冗談はさておき現段階までの支出状況ですが・・
・車両本体価格36万(リサイクル込み)
・納車後ディーラー整備50万超(これでもだいぶ値引きしてくれた・・)
・専門店での作業依頼で概算65万(こちらも結構マケてくれた・・)

36万で買ってきて120万ほど使ってます(爆

160万近く出せば業オクで距離浅バリ物のW124が買えましたなぁww
まぁ、でもすでに投資した以上は今さらあまり気にしても仕方ないし、何よりコツコツ直すのって車が生き返ってくるのを肌で感じることができて結構好きなんですよね♪
もうここまできたら諦めるしかないです。ROLEX1本買ったと思うことにします。

極上車はすぐに売却しますが、ボロは何年でも所有しているという変人なのでこういう楽しみ方もありではないでしょうか!?




Posted at 2019/05/28 22:47:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年05月26日 イイね!

デッドストックパーツ♪

先日のブログに続いて本日もウッドパネル回です(笑)
ほとんど前回と同じ作業ですので、興味のない方はスルーを推奨します。

先日、ヤフオクにてW124用エアコンパネルのデッドストック未使用を入手しました。

このデザインの純正箱は恐らく80年代の製造であろうと推察されます。




ドイツ製です。
910/4152というのは生産ロットが4152個だったのでしょうか?




中身はコレ。
たまたま当方のW124と同じスイッチ4個のパネルだったので落札したわけですが。


ただし・・こいつは訳あり品。



理由はコレ。
経年劣化により赤丸の範囲内にクラックが生じてしまっています。




分かりにくいのでクラックを黄色で色付けしてみました。
クラックの原因は紫外線によるウッドのクリア層の劣化が一番の要因と考えられますが、こいつはまったくの未使用。
となると、前回のブログにもちらと書きましたが、この時代のメルセデスのウッドパネルの過剰品質からくるクリアの厚吹きも要因の一つとして信ぴょう性を帯びてきませんか!?
要はクリアを過剰に厚く吹きすぎることで10年、20年と年数が経過した際に空気中の湿気や保管場所の温度差など紫外線以外の要因がクリア層の割れを引き起こすのではないかと。
かつて、塗装を趣味でやっていた際にも経験がありますが、吹き過ぎてしまったクリアは年数経過後に必ずクラックを生じていました。



さて、裏面を拝見。
NOV23 19・・の後に辛うじて8が見える気がします。
推察するに1985~89年のいずれかの年の11月23日に製造されたのでしょう。
となるとサッコプレートが装備されるのが1990年ですから、このパネルはW124の前期型用となります。




過剰品質と謳われた時代のメルセデスですがパーツ単位で見ると結構いい加減です。
パネル下部ですが研磨がイマイチのようで艶感がありません。
一瞬、夜間のオーディオの液晶の反射を防ぐためか!?なんて考えましたが、さすがにそこまでは計算していないでしょう。




下から覗かないかぎり目視できない箇所ですが気になったら最後なので研磨して艶出ししておきました。
先のオーディオの液晶の反射を防ぐためなんていう目的が万が一にもあったら・・・と思い、鏡面仕上げにはせず半艶で仕上げました。


さて、ここからはクラックのリペアです。
とは言うものの、今回のパネルは前回のシフト周辺のパネルと比べてクラックがかなり深くまで入っており素人でのリペアは不可能です。
タオルで拭くと繊維が引っかかるくらい。
もちろん指先でなぞってもはっきりと凹凸が分かります。
そのため、ヒビを目立たなくするのは不可能と判断し、指先や布が引っかからない程度にヒビを埋めることをリペアの目標とします。




作業は前回のシフトパネルと同じです。
この怪しげなグッズでまずはクラックを上から埋めてしまいます。
クラックの周辺をマスキング、ペンのクリア塗装といった流れです。

作業に熱中していて画像がありません(爆


3日ほど乾燥させた後、ペーパーで均し後はコンパウンドで研磨という前回と同じ流れで作業します。


完成です!


アップで見ないかぎりは大丈夫そうなレベルまで回復しました。






少しいじわるな角度から光を当てて撮影してみます。
おまけにクラック部分にわざとコンパウンドの粉を詰めて白く見えるようにして撮影してみました。
やはりクラックが深いせいか完全には埋めきれていませんが、今回の目的はあくまでも指先に引っかからないようにすること。
手触りは滑らかになったのでこれで十分でしょう。





途中で磨き過ぎたのか一部、ウッドパネル本体を削りすぎてしまい、ウッドの下地が出てしまいましたが、ゼブラノウッドは便利です(笑)
ゼブラ部分が黒なので下地が出てしまった部分をゼブラの模様に見立てて塗装します。
研磨は同じ圧で全体を研磨しているので、一部のみ下地が出るというのはクリアの厚みが均一でないのでしょう。
このことからも当時のメルセデスの品質は今では神格化されてますが、そう大したものじゃない気がしますwwww

ちなみに・・ゼブラ模様の再現は・・・
油性マジックです(爆

いいんですよ。適当で。
どうせジャンクで買ったものですから。
でも上の画像を見るとどこを塗装したか分からないでしょ!?
こういう時にかつての模型趣味の腕が使えます。
模型でいえばウェザリング塗装の要領で作業すれば良いのです。




最後はいつものように光学レンズ用のコンパウンドで全体を研磨して小傷を取り、ガラスコート剤とウレタンクリア配合の市販のコート剤を数層に分けて塗布して完成!!!

ここまでやりましたがやはり元々の傷が深いのでアップで見るとクラックがはっきり見えます。
まぁ、運転中にウッドパネルをアップで見ることもないでしょうからこれでヨシとしましょう♪
いつかクラックなしのウッドパネルを入手する日まで・・・。



Posted at 2019/05/26 21:39:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年05月20日 イイね!

ウッドパネルリペア番外編♪

前回のブログにてDIYリペアを施したW124のウッドパネルですが、所詮は素人のDIYですので完璧にクラックは消えるはずもありません。

で、どうせなら色々と実験台にしてみようと思い立ちまして、ネットでまた怪しげなリペア剤のネタを仕入れてみました♪



じゃんっ!(^^)!
スマートペン~ですっ(爆



って知りませんよねこんなのww
僕も買うまでこんな商品があることすら知りませんでした。
大好きなアメリカ製なのが購入の決め手です(爆

『テレビCMで話題沸騰!』だそうです。
こんな詐欺まがいの商品のCM見たことないぞ。。
どっちかと言うとこの商品の考案者の頭が沸いている気がします。
なぜならコレ、早い話がクリア塗料が出てくるペンです。
普通に考えて頭が沸いているとしか思えません。自動車のクリア塗装というのは基本的には吹いて塗装するものであって、塗って補修できるものではないでしょう。
この発想がアメリカです。このバカげた視点は嫌いじゃないので僕はUSカルチャーも好きなんでしょう。

さて、購入に際しア〇ゾンレビューを拝見します。


著作権侵害になると困るので小さくしておきます。
71件のレビューがありますが、大半が・・
誇大広告だと記載しております(爆
これは期待が高まりますねぇ~!!
中には、巻き爪の治療には役に立ったなどという良くわからないレビューまでありますw


まぁ、レビューの内容読むと分かりますが大半のユーザーが恐らく塗装の仕組みをあまり理解していないまま説明書通りに傷をペンでなぞって役に立たん!と怒っているようです。
幸い僕は中途半端に塗装の知識があるので、何とか使い物にできそうと判断し、ア〇ゾンではなく少しでも安いメ〇カリで入手してきました♪




で、早速ですがクラックの入っている箇所にマスキングをし、爪楊枝なんかで塗料をチマチマと塗っていきます。
決してペンごと塗らないのがポイントです。
中の塗料を塗料皿に移し、爪楊枝で厚めにちょこちょこ塗っていきます。




説明書には実用強度まで乾燥させるには屋外の太陽光があたる環境下で24~48hの硬化となっています。
僕の場合は屋内なので丸3日乾燥させた後、マスキングを剥がしたのが上の画像です。




分かりにくいですが左下にも針でこすった程度の小さなクラックがありますのでこちらも同様に処置します。




完全硬化しているのを確認したら耐水ペーパーで平滑にしていきます。
今回は2000番のみで磨きますが水研ぎメインです。
研磨後は綺麗にクラックがクリア層の下になっているのが確認できます。




こちらも同様に。
指先の感覚もそうですが、実際に紙切れや針先などでクラック部分が埋まっていることを確認します。




あとはコンパウンドで研磨していきます。
今回は粗目と極細を使い分けて作業します。
で、上の画像は研磨後ですがどうでしょう!?
ホボ分からないレベルまできたような気がします。




こちらも同様に。
元々のクラックもこちらは非常に小さいのでこれでほとんど分からないレベルまできました。




研磨した後は、前回同様にガラスコーティングの液剤とウレタンコート配合のコート剤でコーティングします。

これにて完成♪

かなり分かりにくくすることができましたが、ウッドパネルは積層構造なのでクリア層の下にクラックを閉じ込めただけでは角度を付けて眺めるとはっきりと見えます。
が、車内でそのような角度をつけてウッドパネルをのぞき込むこともそうないでしょうから、もうこれでヨシとします。
僕の性格上、コダワリ始めるとキリがないので。。

いずれ、プロによるリペアなりデッドストックノパネルを見つけたら交換するつもりなのでコレはコレでこのまま使うとします。
結構、楽しい作業でした♪

久しぶりに今夜の動画コーナーやってみます((笑)

すごくツボにはまったW124です。
色は恐らく僕のと同じアンスラか!?
こういう感じに仕上げたいというのと、124のディーゼルが欲しい今日この頃です。




Posted at 2019/05/20 20:43:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2019年05月13日 イイね!

ウッドパネルリペア

※本日のブログは画像多めです。
それに加えて、素人が独自の方法で好き勝手作業していますので本来推奨される方法ではありません。
昨今ではネットで見て真似したら破損したとクレームをよこす信じられない人間もいるようですが一切の責任はもちませんので。


さて、当方のW124はいまだに戻りの時期が未定状態ですがその間にチマチマとジャンクなパーツを集めてみました。


センターコンソールのウッドパネルです。
ジャンクの理由は一部、接着剤の付着あり。とのことで比較的安価で購入できました。
購入時のポイントはクラックが一切ないという点と色抜けが少ないという点。

が、しかし・・・


クラック、普通にあるやんけ(怒
これがヤフオクやメルカリで物を買うリスクです。
購入前にクラックぽいのが画像で見えたので質問までしたのに・・。
まぁ元々、そうはいってもたぶんクラックあるだろうな。ぐらいの気持ちで買ったのでこれで気前よく実験台にできます。

過去の経験から80s、90sのメルセデスのウッドってクリア層がめっちゃ分厚いです。国産車のそれとは比較にならない厚さでクリアが吹いてあります。
イギリス車のウッドも結構近い造りのが多い気がします。
質の高さと事故の際の飛散防止のためのサンドイッチ構造になっているため非常にコストが掛かっているのが見てわかります。
が・・・恐らくこの積層構造とクリアの厚さ故にクラックが入りやすい気がします。。

80sゼブラノ、90sバーズアイこの辺は車庫保管車以外はホボすべてクラックがあると言っても過言じゃないくらい(苦笑
90sのウォールナットは比較的割れにくい気がします。
統計はありませんのであくまでも主観です。



当方の124もばっちりクラックが無数に入ってますね。
これはまだ初期の段階ですが、この先症状が進行するとささくれのようにめくれ上がります。
おまけに当方のは綺麗に色抜けも出てきておりこんがりキツネ色です。
でもこの自然な色抜けエージングは嫌いじゃなかったりしますw




そこで先のコレを入手してきたわけです。
まぁ、クラックも目立つのは一か所のみで色抜けもあまり出ていないのでこれをリペアすることにします。




まずは懸案の接着剤の付着箇所ですが、これ接着剤ではないですね。
何かの原因でウッドのクリア層が溶けています。
よくあるのが芳香剤なんかの液だれでしょうが、この場所に芳香剤は考えにくいので原因は謎ですが、浸食範囲が浅くこの時代のメルセデスのウッドであればこのレベルは十分、研磨で復活できます。




安全のためにも手始めは1000番以上が良いかと。ちょうどその辺に転がってるペーパーがたまたま1500番だったのでまずは軽く一磨き。




結構、クリアが固いです。
過去に趣味で模型の塗装やら車の塗装をしていた経験からすると、番手を落としても十分耐えられそうですが、とりあえず1000~15000を使いながら様子をみます。




クリアの状態を見ながら時折、水研ぎの工程も入れます。




あせらず根気よく丁寧に。




綺麗に除去完了です!




これから磨きの工程に入るので2000番で均しておきます。




コンパウンドもその辺に転がっているので十分なのでこれを使います。
粗目と細目のみでOKです。
仕上げ用極細は使いません。




粗目でもここまで綺麗になります。




具合に応じて粗目と細目を使い分けながら慎重に。
リューター改のミニポリッシャーなんかを使う手もありますが、この程度の磨きなら手磨きで様子を見ながらチマチマが一番です。



あらかた磨き終わりました!
この段階で綺麗に溶けた箇所は無くなりました。


で、ここからは目立つクラック箇所の補修を行いますが。
結果的には失敗しました。
今にして思えば傷の箇所にウレタンクリアでも充填してから仕上げてやればよかったのでしょうが、元来がテキトー人間なのでクラックの深度が浅いと判断して力業でやってしまったためです。

まずは結果から。
半ば予想はしていましたがクリア層を削りすぎてしまい光の映り込みが不自然に歪みます・・・。(苦笑

当初の見立てでは、感触的にクラックの深度が浅い→クラックの箇所だけ研磨で削り取りができそう。
という見立てでしたが・・・
恐らくしっかり基盤の板まで貫通している感じでした。

1500→1000→800番と番手を落としましたがなかなかクラック除去ができないため、最終的に600番で研磨してみたところ明らかに削りすぎたため作業中断しました。

ひとつ分かったことはやはりこの時代のメルセデスのウッドのクリアは極厚だということ。
普通はあそこまで研磨すれば基盤の木目に達します。
まぁ、嘆いても仕方ないので作業を続けます。



経年による小傷が多かったので全体を光学レンズ用の研磨剤なるもので研磨していきます。
小傷やクスミが取れてすっきりしました。



懸案のゆがみが出たクラック箇所。
この角度からですとまったく見えません。




屋外で太陽光の下で見てみますがこの角度でも映り込みません。
見る角度によりという一番、いらっとくるパターンですねぇ・・。

<クラック補修前>




<クラック補修後>



まぁ。。素人の作業なんでこんなもんでしょう。
最初より分かりにくくなったのでよしとします。



さて、ここからはクリア層の保護のためコーティングを掛けていきます。
市販のウレタンクリア配合の小傷を埋める効果を謳うコート剤と、業務用のガラスコーティングの補修液を使います。
どっちも洗車の残り物ですwww
ウレタンコート→ガラスコートの順番で何層か重ね塗りします。
完全乾燥まで24時間とのことなので数日に分けて作業します。



完成ですっ!!

溶けていた箇所は綺麗に無くなりました。




全体の傷も綺麗に除去しましたが、鏡面仕上げまではしませんでした。
もう少しコンパウンドの粒子を細かいものにすれば鏡面までできるのですが、そもそも新車でも鏡面ではありませんww
加えて27年目に入った当方の車両に装着した場合、不自然に綺麗に仕上げてしまうと他のパネルと調和が取れなくなりそうなのであえて多少の小傷は磨き残して仕上げてみました。


一応・・仕上げの際に目標にしたのはコレです!


年明けに破談になった30年ガレージ保管、ワンオナ1万kmのこのW124の内装パネルです。
もっとも新車当時に近い状態で保管されていると推察されるので参考に。。




これにて完成!

いずれ210のステアリングを再生していただいたプロに頼んできちんとリペアに出そうと思います。
それまではこのパネルで十分でしょう。
映り込みが歪んでいる箇所とクラックは見ないことにしておきますwww






Posted at 2019/05/13 22:00:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「代車はC43 http://cvw.jp/b/631273/47266065/
何シテル?   10/08 12:41
北米仕様をはじめとしたUS志向の弄りが好きですが、車全般が好きなので色んな車に乗ってみたいです。 ベース車はユーロでも国産でもUS仕様にした上でどう個性を...

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