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2010年06月29日 イイね!

黒ゲート号、室戸へ (前編)

黒ゲート号、室戸へ (前編)昨日は、今月3回目の休暇。
本来なら、とある所へ機材配達となる予定だったのだが
よく見れば日曜の午後、業務終了後が空いているではないか。
だったらココで運んでしまえば、月曜日が非番に出来るじゃないか。

時間は創るもの、とはよく言ったものだ。

で、予報を見る。
クモリ雨クモリクモリ雨雨・・・ある意味「予想どおり」
だが、鉄道撮影で培ったカンは、まだ鈍ってはいなかったようだ。
天気図と雲の流れを動画で表示、照合してみると・・・

どう見ても、県南方面・太平洋沿岸は快晴フラグ立ちまくりじゃないか。

というわけで、予報ガン無視で
GX200とCX-1を携え、ひたすら南を目指した。

コース的には、ある意味通い慣れし過ぎた感のある国道55号本線を避け
県南随一の観光道路・徳島県道147号日和佐牟岐線
『南阿波サンライン』をコースに選ぶ。


噂にたがわぬ、素晴らしい展望。
ただ、起伏がものすごく、コーナーもキツいため、正直keiには荷が重いコースではある。
もっと腕に覚えのある人は、そうでもないんだろうけど・・・

随所で寄り道しつつ、ゆるりと南阿波サンラインを抜ける。
海南で、先日踏破に成功した「酷道193号」と離合。

ここから先は、鉄道以外での自力踏破実績はない。
訪れること自体、じつに3○年振りとなるのだ。
小学校のころ、一度だけドライブで室戸を訪れたことがあり、それ以来「未踏」である。
どんな景観が待っているのか・・・

那佐湾の港湾で一服ののち、さらにひたすら南下。

生見海岸を過ぎ、野根の集落を過ぎれば、その先は民家もろくにない。
ただひたすらに、青い海だけが拡がる。
道もいい。交通量もゼロに等しい。信号機など全くといっていいほど見当たらない。
途中、路線バスに引っ掛かったりはしたが、それもまたご愛嬌。
急ぐこともなく、ゆったりと快走する。
keiを、これだけ伸び伸びと走らせてやれたのは初めてかもしれん。

進むに連れ、だんだん日常離れした光景が増えてくる。
その中でも強烈な印象だったのが、『鹿岡の夫婦岩』。
国道から見ると、海に面した断崖絶壁に、いきなり3本の巨岩がそそり立っている。
3本目の巨岩については、見た感じ、国道55号を通すために切り通しとなった結果のように見えなくもない。
訪れたカップルさんの2ショットを頼まれたりして。
夫婦希望ですか?まあ頑張って(←他人事)

こうしてkeiは、ついに室戸岬に到達した。
ぐるりと岬を回り込む国道。風光明媚を地で行くような光景・・・
・・・だが、そこで停止はしない。

実は、真の目的地は、この岬の背後にそそり立つ山の上だったのだ。



長すぎるので後日後編へ続いたりしますw
Posted at 2010/06/29 18:35:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記
2010年06月23日 イイね!

神の見守る里山

神の見守る里山書き連ねようとする事は出てくるものの、
それを文章化したり、絵日記として構築するまでの気力が残らない日々が
ここ数日続いていた。





今年度の職務の詰まり具合は相当なものである。
新年度から起算して、実質10日休んでいないはずだ。
(打ち合わせ等で拘束のあった日を含めると10日少々)

それでも、何か「行為をした」足跡ぐらい残っていないと
一体この時期に何をしたのか、思い出すことすらないような
空虚な日々になってしまう。

だから、日曜日の婚礼業務の終わった午後・・・というか、夜
先日6/11のエントリで下見に行った揚げ句、野犬に難癖を付けられそうになって急いで離脱した
折野川流域の山間部へと足を運んでみたのだった。


・・・さすがに、もうピークは過ぎてしまった。
10日前のような乱舞は見られない。

それでもどうにか、点々と飛び交う光を何枚も束ねて
「来年はこうありたい」の序章みたいなものは撮れた。

ふと、背後の大麻山を見上げると
山頂常夜灯付近に霧が被さり、幻想的な光景が展開していた。
あの明かりの間近に、大麻神社の奥宮峰神社がある。

蛍の舞う里山を、神様が見守っているような気がした。

その山・大麻山県立自然公園の現実は・・・・・



人の営みは、神をも畏れぬというのか。



ps.
場所は、険道41号線から分岐した「川筋」。
この先はやがて、数件の民家を通り過ぎたのち
さしものkeiも苦戦を強いられる程の、荒廃したダートとなる。
下見の折、道楽レベルでの走破は無理と判断。おそらく通り抜け自体も不可能だろう。
なぜなら、地図上の経路で到達する41号との交差点には、鎖が掛かっていたからだ。
Posted at 2010/06/23 01:26:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | ホタル | 日記
2010年06月13日 イイね!

ま た や っ た 。

ま た や っ た 。帰宅後、SVXの所で
プロジェクションライトの清掃を画策していたところ
親父が家から出てきた。


「いやーすまん、また車ヘコませてもた」


「・・・・・はぁ??」




ここ数日、運用は当方がSVX、親父がkei。
洗車コーティングや、整備記録にあったような小メンテナンスの実施のためだ。

画像がその状況。
左リアクォータの角から、職場の2階建て駐車場の枠内にバック進入したところ
支柱にめり込んだというのだ。
しかも言い訳が揮っている。

「keiは視界が悪い(これは一理あり・後述します)」
「バックしてたら「ポコン」と音がして車が停まったので、空き缶か何かかと思って
そのまま力をかけたらバキッと音がした」

・・・工場敷地内の、二階建て駐車場の何処にどうやったら空き缶が紛れ込むんだ?
それ以前に、バック中に音がして停まったなら、その時点で一も二もなく即前進だろう。
自分なら、後方の状況に自信がない状況なら、例えワダチ程度のことであっても降りて確認する。
視界が悪い・・・と自分で思っていたなら、猶更だ。


──父のバック車庫入れには、極めて悪い習慣がある。
それは「切り返しを極端に忌み嫌う」というものだ。
これは、面倒がる…とかいう次元のことではない。
いわゆる「ヘタクソの象徴」として蔑視している・・・ということなのだ。

近年、父を乗せて帰宅したときも
自宅の車庫入れに普通に切り返しを行う私に「ブサイクな運転しよんなぁ~~」と厭味を言われたことがある。
初心運転者期間に、ではない。今の自宅に引っ越してからのことだから、3年以内のことだ。
それを言った貴方は、ここ1ヶ月少々の間に「2度」失敗しているが。

自分は、そんなものにプライドなど賭ける気は毛頭ない。
まず浅く進入し、前進して方向を作り、左右クリアランスが確認されたところで真っ直ぐに入れる。
切り返しは2度でも3度でも構わない。必要なだけ行う。
クルマもヒトもモノも、何一つとして傷付けるのはイヤだ。

父は、その拘り・・・いや、敢えて「自惚れ」と言おうか・・・のために
家の生垣の枝を折りながら車庫に入ったとか・・・いや、こんなものは命には関わらない、
甚だしきは車庫の出口に露出したLPガス配管を破損という、およそ洒落にならない前科があるのだが。
(爆発していれば、今頃こんな愚痴だって並べられないところだ)

まさしく、老齢ドライバーの陥る悪しきスパイラルに嵌まっている。
ベテランという自負とプライドばかりが増長し、反射神経や感覚などは反比例して年齢なりに衰えていく・・・というやつだ。


さて、「keiの視界が悪い」ということだが
これは実際に乗って、父がやったように「後方を振り返って直視」してみて
ある程度納得はできた。
座面が高く、見切りのいいkeiは、一見視界がいいように思われるが
実は「斜め後方への水平方向視界が悪い」という弱点がある。
乗り始めて思ったが、左への車線変更が案外不安なのだ。

対するSVXは、視界の面積こそそれなり程度だが、あの「グラストゥグラスキャビン」のため
下方はともかく、想像以上に水平方向への視界は良い。
そのため、左斜め後方の状況が、ひょいと振り返るだけで
気配として直に伝わるのである。

こういった視界のサポートとして、両車ともドアミラー内にサブミラーを貼り込んであるし
keiには大面積バックミラーのデッドエリアにサブミラーを入れるなど、対策を施しているのだが
全く活かしてくれていない・・・。



父には、厳しく警告した。
老いと衰えを受け入れ、従来どおりの運転を絶対にしないように、と。
こんな軽微な生傷(それでも結構カネは掛かるんだよ)ならともかく、
生死に関わる大事故を起こされてからでは遅いのだ・・・!!

現役を名乗り、免許証を所持して公道を走るからには
つまらんプライドを捨てて、身の丈にあった運転をして頂きたいもんである。
運転はいつだって、自他ともに「命懸け」なんだから・・・

家族は、交通事故なんて望んではおらんのだよ、おとん。
Posted at 2010/06/13 01:29:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2010年06月11日 イイね!

帰り道から10分踏み込んだ秘境

帰り道から10分踏み込んだ秘境最近、真っ直ぐ家に帰るということを、あまりしない。
やれホタルを見に行くだの、やれいつもと違う道だの・・・


どうも私生活の充実感がないことへの、捌け口を求めて
彷徨っているのかもしれない。



今日は、最も身近な「険道」
主要地方道・徳島県道41号徳島北灘線を辿り
大麻の山を越え、卯辰越の峠の先・折野川を視察に向かう。
ここもホタルの名所として記されていたからだ。

2回程だが、大昔に通ったことだけはある。
一応、その「険道」ビギナー偏のような佇まいも、知ってはいるつもりだ。

但し、夜間は前例がない。

ちょっとした冒険になるな、と思った。


大麻神社を右手に見つつ、2車線だった道路はすぐさま
離合困難な部分を随所に含む、九十九折りの山道へ。
道は狭いが、こんな時間、既に対向車の姿などあろうはずもなく。

峠を越えると、いつも明るい星のように輝いている
大麻山の航空管制灯常夜灯が、すぐ横の尾根に見える。
(6/23追記;航空用じゃなく、あくまで常夜灯なんですね。その存在意義はむしろ「灯台」に近いものがあり、海運上の重要なランドマークだそうです)

やや広くなった道を駆け下り、集落の入り口付近の何かの施設の入り口、
自販機のある場所があったので、ひとまず様子を見ることに。

おお、いるいる!
そこらじゅうに点々と、光が飛び交っているではないか。
水田のある山里に光が舞う・・・何十年、いやそれ以上昔から当たり前だった
古き良き里山の夜。
川原(だと思う、多分)の方にも、かなりの光点が見え隠れするのが判る。
大谷・櫛木より生育規模は大きいようだ。


だが。


施設の鉄格子の向こうから、何か出てくる。

野犬だ。
侵入者と識別されたか、激しく吠え立ててくる。

・・・吠える声が、他の場所からも聞こえる!寄ってきている!!
道路の、山の手の方向からだ。
なんてこった。コイツの警報をキッカケに、徒党を組む構えらしい。
1匹ぐらいなら適当にあしらっておく事もできるが、群れとなると話は別だ。
市街地の日常では考えられない戦慄。
すぐさまSVXに掛け戻り、ホーンと空吹かしで野犬共を威嚇、
それでも及び腰ながらに立ち塞がって吠え立てる奴らを、事と次第によっては跳ね飛ばす覚悟で急発進。
相手は、さすがに大慌てで逃げていった。


ヤバ過ぎる。
撮影がどーのという次元の問題じゃない。

こいつらだけではないだろう。イノシシもいる。野猿もいる。
足許に目を遣れば、マムシが行く手を阻む。
(先日の撮影場所である大谷の民家の裏でさえ「出た」そうだ。マムシも、イノシシも)

人里から、クルマでたかが10分。
人間様のナワバリなんて知れたものだと思い知る。

昔の人々は、こんな山でも、生活を賭けて生身で往来していたのだ。
どれほど心細かったことだろうか。
不安や緊張に研ぎ澄まされると、些細な物音や、ちょっとした違和感にも
驚きや恐怖感を感じるものだ。

昔人は、それを「妖怪」と読み替え
正体不明の恐怖に「正体」をでっち上げることで、無理やり納得していたのだろう。

人工の明かりが支配する、人間のナワバリ。
そこには、もはや往年の妖怪の恐怖はない。
(いや、今は同属であるはずの人間こそが妖怪・・・なのか?)
だが、こうして単身、一歩ナワバリを踏み外しただけで
この現世にあってすら、その恐怖の片鱗が鎌首をもたげて来る。
それは、東方プロジェクトのような、可愛い女の子の姿として親しめるような生易しいものじゃない・・・リアルで生々しいものなのだ。


重なる山々の先に、我々のナワバリが輝く─────。
Posted at 2010/06/11 01:13:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | チラシの裏 | 日記
2010年06月04日 イイね!

Attack・酷道193

Attack・酷道193

可愛いkeiには旅をさせ…(ぇ
(画像はまぎれもなく「一般国道」です)





何となく思い立って、去年の今頃に一度途中まで行ったことのある
国道193号南線「山川海南線」を訪れてみた。

四国には、いくつかの名だたる「酷道」が存在する。
有名どころとして上げられるのが「438-439号コンボアタック」
そして今回訪れた「193号」も、そのひとつ。

どうせやることもないし、ちょっと腕試しに行くか…
最近あまりそういうとこ行ってないし
(や、別段ダートラもどきのタイムアタックをするワケじゃないんだけどw)

というわけで
詳細はフォトギャラリーへ・・・(1部・2部あります)
Posted at 2010/06/04 21:25:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 行ってきた | 日記

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何シテル?   12/15 15:45
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