…昨日に続きましての備中撮影記でごじあます。
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さて、やくもは撮れたし大蟷螂も存分に撮れたし
そろそろ本格的に次の行程に移りましょう。
気付けば小一時間も戯れてたしw ああ、ガキの頃が懐かしわぁ…
バッタ類が思いのほか少なく、ご挨拶代わりの餌を献上することは出来なかったが(´・ω・`)
青空を映して蒼し高梁川。
いざ往かん酷道180号!

・・・節子、それ酷道ちゃう、林道や。
ほっそい道を見たら、とりあえず踏み込んでしまう習性は
我ながらどうにかならんものかと思いますw
言うまでもなく、国道180号なんてのは
「これぞ一級国道!」と言わんばかりの高規格快走路。
背後の橋、そしてそこへ続く集落~備中川面駅前を通るのが
恐らくは新見往来の旧・本通りなのではないかと思われますが

こりゃ、どう見ても林道だ。
SVXで踏み込んだら往生しまっせ・・・w
このまま突き進んでも、眼前の第4高梁川橋りょうを潜り
何となく本線へ出ることは出来るのだが
まあそれは今回の行動の本懐ではないので、さすがにパスw
目指した先は、これも馴染みのポイント「方谷」駅。
駅を出てすぐの川岸一帯が、まるっと撮影ポイントになる。
しかし、年月というものは状況を刻々と変化させてゆくもの。
簡単に降りられたはずなのだが、その足場らしきものがない。というか藪に埋もれている。
路盤のある土手沿いの歩道は健在なのだが
どこか適当に川岸へ降りられる足場がないものかと進んでみる。
あー、なるほど、あるにはある。足場悪いけど。
ついでに
天然大物ジョロウグモの巣がそこかしこに(
ジョロウグモの糸が、金色に輝くことを初めて知った。
キラキラと輝いて行く手を阻む。
でも、ここまで来て引き下がるワケにもいかぬ。
済まない、そこを退いて頂こう!
潅木の隙間をすり抜け、蜘蛛の巣をなぎ払いながら
ようやく、いつもの立ち位置へ到達。
まずは4連の上り列車を後追いで。
α-580 SONY 18-55/3.5-5.6(SAL1855 SAM)
晴れたり陰ったりを繰り返していたが
どうにか、肝心の「やくも」通過時に陰ることは避けられました。
Nex-5 MINOLTA AF 35-105/3.5-4.5(Ⅰ)@マウントアダプタ
そして6連も逃さず確保。
やはりこの場所には、長い編成が似合います。
多客時の9連が堂々行進する姿を、また見てみたいものだ。
時間は14時過ぎ。
まだまだ一日は長い。
とりあえず、さっきの吉備線へ戻ってまったりしようと思い、180号線を駆け下りることにしたのだが
途中で、なんかいい感じに川岸の広場へ降りられる進路があったので
ロケハンのつもりで立ち寄る。
あ、これは・・・!
本日のシメは、ここに決めた。
かつてフィルムカメラ&国鉄特急色華やかりし頃。
総ての高梁川橋りょうを総ナメにするぞ、というテーマで通い詰めた時
ただひとつ、取りこぼしが残っていた。
今回初めて知った、伯備線撮影の定番中の定番。
それがこの「第二高梁川橋りょう」です。

光線状態が安定せず、見切りをつけて移動しようかとも思ったのですが
ここで6連撮らずに引き揚げはねーわ、と
とうとう2時間に渡って持久戦を展開、粘り勝ちの一枚。
同、フルHD動画
ちょっと風切り音がひどいですが・・・(対策を考案中
Nex-5Nは、フルハイビジョンカムを兼任できるのだ。
こういう所で、手持ち無沙汰にさせておく位なら
別の三脚を立てて、こういう任務に当たらせるのもいいものだ。
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ここ数年で、完全に紅白塗色にリニューアルされた、「やくも」
・・・紫のヘッドマークに「八雲」。
「ゆっくりしていってね」をコンセプトに
足元のダクトまで取っ払って魔改造された室内空間。
(語弊はあるがだいたいあってる)
そして塗装の由来は

「いっくわよ~! 『廃線「ぶらり廃駅下車の旅」』!!」
(↑実際の電車は左へ向かって100km/h、まさか一発で決まるとは思わなかった。凄いぞ自分!と褒めてみるw)
・・・巫女の「赤」だそうです。
マジです。こじつけじゃないです。出雲神社の巫女カラー。
でもやはり東方ヲタとしては、血腋肉踊る電車であることに違いはないわけで…ww
なお電車攻撃はあくまで紫様の必殺奥義ですw
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日も傾き、山の影が橋りょうに掛かってきた。
最後は真っ黄色3連で〆、本日の鉄道撮影メニューを終了ヽ(*´∀`)ノ
……そして帰り道。
妖しい月明かりに導かれるように、国道430号線を逸れて寄り道。
行き先は
頂上の王子が岳に、とある物件を抱える
険道462号線。

未完の廃ホテルへ続く
細く長い道程・・・
(あ、ここは車道ではありません一応w)
ここらへん一帯、大規模な有名物件が幾つもありましてですね(ry
まあ実際のところは
瀬戸大橋の夜景が望めないかと、展望台へ向かってみたというのが正しいんですがw
それが何でこんな怪しい絵になって帰って来るんでしょう。
仕方ないね♂
──というわけで、鉄・車・写・観察・狭・痛・廃・・・と
およそ考えられる要素を一日に総て盛り込んだ、
久々に休みらしい休みになった一日でした。
Posted at 2012/09/28 15:50:39 | |
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鉄道 | 日記