どうも、たけぼーです。
今回は、私が8月初旬に撮影・乗車してきた房総地区を走る113系電車のお話。
先月末あたりから同地区に2編成10両のみ存在する113系が併結して10両編成になっていることを知った私は、実際に現地へ出かけることに。
113系10両編成を使う運用には2~3心当たりがあったので、それに時間を合わせて出かけてみると、見事捕獲することに成功!!!!
今回はその中から、夕暮れの姉ヶ崎駅にたたずむ湘南色の113系10両編成(マリS62 + マリ117編成)を、1両1両見ていこうと思います。
君津寄りから10両編成全体を見るとこんな感じ。
ずっと先までひたすら湘南色の長い帯が続きます。(その長さ約200m)
東海道線や東北線などの長大編成を見て、乗って育った私にとっては、感無量な1コマ。
夕陽もあたっていい感じの画です。
それでは、号車番号順に千葉寄りのS62編成(6両編成)から見ていきましょう。
まずは1号車のクハ111-1450。
この車輛はもともと横須賀・総武線用に製造された1000'番代なので、湘南色をまとうとちょっと違和感を感じたりもします。
113系の6両編成は、先頭車にはモータがなく、中間の4両(2~5号車)が電動車になっています。
113系の電動車は構造上2両1組になっており、S62編成では1253・1254の2組が含まれています。
2号車のモハ112-1253。
3号車のモハ113-1253。
ここからの2両が1254ユニット。
4号車のモハ112-1254。
5号車のモハ113-1254。
そして6号車はクハ111-249。
6両の中でこのクハ111のみが地上線向けの0'番台でした。
右に写っているのは、マリ117編成の車輛です。
湘南色同士の連結部を見ることができるのも、今となっては貴重。
次はマリ117編成に入って10両中7両目のクハ111-2056。
このマリ117編成は、4両すべてが座席を拡大した2000番代で構成されています。
8両目のモハ112-2072。
個人的にこの車輛が一番夕日がきれいに当たっている気がします。
9両目のモハ113-2072。
座席が拡大された影響で、車端部の窓割が先述の1000'番代などとは少々異なっていますね。
ラスト10両目のクハ111-2152。
ちょっと日が陰っちゃったかな?
以上が今回の10両でした。
先ほどの座席の拡大が云々について。
0'番代や1000'番代の車輛のドア~端部にかけては、細長い戸袋窓と2つの「日の字型」の窓があり、端面ギリギリまで窓があります。
一方、座席が拡大された2000番代や1500番代、2700番代では、座席を拡大したことでトータルの座席数や客室スペースが減少したため、↓の画像のように端部の戸袋窓と大型の窓が1つづつになり、端面から窓までの間隔も広くなっています。
この特徴はこの113系のほか、同様のドンガラを持つ115系や415系などでも見ることができます。
今回も長文になってしまって申し訳ありません。
フォトギャラリーもどうぞ。
マリS62編成 君津にて
マリ117編成 君津にて
マリS62編成 姉ヶ崎にて
マリ117編成 姉ヶ崎にて
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鉄なお話 国鉄113系編 | 日記
Posted at
2010/08/22 05:56:49