会合で山代温泉に行って来たのですが、そこで目を疑うような光景に出くわしたのでご報告します。普通の方はなんら反応しないと思いますが、サファリ乗り、ランクルJ7#乗りは間違えなく反応すると思います。前者は「お~いっぱいいる珍しい!」ですが、後者は「なんだナナマルじゃないんだ。。。」と(笑
消防団の放水訓練でしょうか?各分団の消防車が一堂に集ってますが、この手の場合雪国ではナナマルの消防車が多いのですが、ここ石川県の山代温泉ではサファリの消防車が殆どでこの光景には驚きました。琵琶湖の東国道304号線ではナナマル消防車のコンボイに遭遇してこれまた驚いた経験がありますけど、こんなにサファリの消防車が一堂に集まっているのは珍しいのではないかと思います。富山県はトヨタが強いのでナナマル消防車がいますが、石川県は日産が強いと言う噂は本当のようです。いやはやここにはTB42Sが5機も集っているのですね。
会合の時間まで少しあったので急ぎ足でサファリの消防車たちに挨拶してきました。まず最初の一枚ですが、車の窓からこの光景で思わず興奮したのです(爆 Y60系の消防車が見えたのですが、どうも寄り目の雰囲気がしない事に驚きましたね。背中合わせのも離れ目ぽいぞ。。。
こいつもサファリでした。Y60系の前のモデルのようで、この顔のピックアップは豪州にあるようです。フェンダーはブリスターになっていないので4ナンバー登録できる車幅ですね。スッキリとした雰囲気が良いです。
その後には更に古いお顔のサファリがいました。ファイアーパトロールから変わった最初のモデルですね。フロントフェンダーのAピラー付け根付近にSAFARIのエンブレムがあり自己主張しております。細身の6.50か7.00-16のスタッドレスにリングホイル良いですね~。しかし面白いのがフロントのルーフについているパノラミックルーフです。まるでRV感覚のルーフの消防車です。
横を見るとこちらにもまた一台Y60系の消防車がおります。
少し歩くともう一台おりました。
おまけでS56年頃の古い火のレンジャーのタンク車です。友人の会社に以前この方の4tユニックがあったのですが、排気量5600ccでマフラーが真後ろに直管真ん中出しと後続車になんとも言えない威圧感を与える排気管の取り回しだったのが印象的です。10トンダンプでもデフの上に真ん中出しのやつがあったなぁ。。。。アイドリング時いつアクセルを踏んでイカ野郎がそこから大量にこちらに噴出されるか。。。ドキドキしながら怖い物見たさの心境で暗黒のブラックホールを見つめていたっけ。

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ではしげしげとサファリ消防車を観察してみる事に。後には防火服と共に装備品が格納されております。上部に走るステンレスパイプはつかまってステップ上に立つためのものでしょう。この3トンを越える消防車がTB42Sの強心臓でぐいぐい走り去るのが良いですね。
リアのオーバーハングに結構な重量の物を載せ走る為には3mのホイルベースが必要なのでしょう。ナナマルはリアはフルフロートアクスルですが、サファリはY60と同じ構造でもこの重量が支えられると言うことのようです。y60のアクスルが如何にオーバークオリティーであるかがわかります。

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y60ハイルーフロングをぶった切ったダブルキャビンです。リアシートの背もたれはSLの客車宜しくバックレストは垂直ですけど足元はy60のGRよりも広くなっております。ナナマル消防車もハイルーフなのはヘルメットを被って搭乗する事を想定してのことでしょう。不恰好だからといってこれを平ルーフにすることはまかりなりません。しかし横のSAFARIという太い字体のエンブレムは暑苦しさを倍増させます。しかしこのサイドステップの異常な大きさはこれが機能部品であることを思いっきり主張しておりますね。これでクロカンするわけでないから良いのですが^^
ミッションの長さが違うのかシフトレバーが思いっきり奥から生えており、センターコンソール付近にはポンプを調節する為の計器のような物が付いてますね。ビニールシートに鉄板剥き出しのドアトリム。。。実用車としての雰囲気がむんむんとします。
感動的な美しさのグリルです。僕の車も新車の時はこんな感じだったのだろうなぁ。フロントバンパーも出っ歯気味でこの上に立つ事が前提のようです。そのためにフォグランプにガードが付いてますが、ここまでするならば真ん中の消防のマークは日産のエンブレムと交換したらいいのに^^
というサファリだらけの異様な状況でした。このサファリたちが温泉街の防火の尖兵として活躍しておるのですね。この日は休みでしたが、消防団の方は消火の訓練にいそしんでいらっしゃってました。本当にご苦労様です。
Posted at 2011/05/16 13:55:36 | |
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Y60 | 日記