どことなく尻が落ち着かない
「お父さん好きにしてきていいよ」との突然の日曜日の暇を出された午後。
バカオヤジはどこで油を売っていた?
いや油臭くしていたかというと。。。
TD42の横で「勢いは若さの証 だ 取り戻せ!」と
まずはノズルを外すことから始めておりました。
このエンジン売ろうかと思ってましたが、
結局部品取りにすることにして残ったのはいろんな金属部品(リーフ、ペラ、その他)
とまとめて溶鉱炉にいれます。
多分総重量500kg程になるかな(爆
作戦の段取りはまづこの10万キロのノズルを取り外し
内燃機屋でのノズルOH実習を行いその後付け替え
このエンジンのポンプを外しOHと調整
また取替し最後にヘッドを下ろしてOH後載せ換えと
三段活用を企んでおります。
整備要領書に倣いダブルレンチで高圧配管を外します。
軽油の香りが納屋の猛烈なネギの香りに混ざり
頭がクラクラ、目から涙が溢れてきます。
これは嬉しさの感涙ではありませんのであしからづ。
リターンパイプを外すために結局ポンプ付け根の高圧パイプの
デリバリーバルブとの接続部分も外さねばならず大変な状況に。
インテークマニホールドを外せば楽なんでしょうが、
如何せんこのワゴン用のTDにはEGR用の配管が沢山ありこのごちゃごちゃ振りから
混乱の度合いがお分かりいただけるでしょうか。
ここで最後の登場するのがこの自家製SSTであります。
これはずっと以前にご紹介した「道産子SST」
リアハブのベアリング交換の際に北海道の方に作って頂いたのですが、
これはその方からまたもや送っていただいたノズル用のSSTを大切に
保管していたのもが漸くここにて大活躍する晴れの舞台であります。
22mmのソケットをぶった切ってパイプで延長溶接研磨という
野趣あふれる工具ですが北の国からのSSTはまたもや大活躍です。
10万キロ走行のノズルの先ですこれではどうかはわかりません。
テスターにかけて噴射状態を見て見ないとわかりません。
一番先っぽが汚れていたのが3番4番辺りかな。
多分マニホールドの形状から最もEGRが入るのでしょう。
このEGR付きのエンジンは内部が汚れますね。
インマニを覗いてみると排気ガスの黒煙のようなものが堆積している様子が
わかりますがこの鼻くそを掃除してやれば吸気量も増え元気になるでしょうね。
大変そうだけどヘッドのOHしたいですね。
コンプレッションチャンバー(副燃焼室)も交換してあげたいし
そうそう後期型になるとこのコンプレッションチャンバーの形状が変わってますね。
それにしてみようかな?
さて先のことは置いておいてますはノズルの若さを取り戻しましょう。
勢い良くブハッ!と噴射する様に^^
Posted at 2011/12/13 12:04:36 | |
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Y60 | 日記