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y60kuroのブログ一覧

2011年12月09日 イイね!

思い出の狸小路のカレー屋さんへ

かれこれ20年前の話になります。19才の頃、北海道のレーダーサイトで仕事をしておりシフト勤務の日々でした。大学に行きたいという希望があり休みの日は山から降りて札幌の予備校に潜り込み勉強してました。レーダーサイト勤務になる前、術科学校で無線の勉強をしていた際に同室に北海道出身の先輩がいらっしゃり仲良くさせて頂いておりましたが自分が術科学校を終了する前に退職され郷里の北海道へ戻られました。この先輩が予備校にいらっしゃったのもあり休みになると山から降りて予備校で勉強するのが楽しかったですね。

ある日先輩が美味しいカレー屋さんが有るから食べに行こうと連れて行っていもらったのが、札幌の商店街狸小路一丁目にある「デリー」でした。とても質素な感じのお店でしたがここのカシミールは本当に美味しかったですね。店主のカレーに対する情熱を感じその本当のカレーはこういう物なんだと初めて知ったのがここのお店でした。その店内に漂うスパイスの香りが北海道を後にしても残っておりました。

その後自分は制服を脱ぎ予備校生活、大学進学、医学部再受験失敗、留年、国試浪人、大学院進学となんともスムーズにはいかないのは私の車道と同じでありますがこんな感じで時は流れます。そして就職、結婚、親になりまた夜間学校に通う日々が始まります。この夜間学校の修学旅行で北海道に行くことになったのです。

最終日すすきの近くの雑居ビルでジンギスカンらしき肉を詰め込まれる時があったのですが、この時にふと思い出したのが「デリー」でした。こんなもの食ってられないあの店に行かねば!横に座っていた10才下の仲良くしていた同級生に耳打ちして「ここであまり食べるな。もう少ししたら美味いカレー屋に行こう。ただまだ店が残っていたらだけど。。。」というと彼は「是非行きましょう!」と話はまとまり皆が不可思議なたんぱく質をアルコールで流し込んでいる年下の同級生達を横目に僕の頭の中では自分が10代最後に通っていたあの薄暗いスパイスの香りが漂う店内にタイムスリップしてました。

そのまさに酒池肉林な現場を抜け出すと5月の札幌の夕方の風はちょっと肌寒いぐらいで、客引きをはじめようとする横を足早にすり抜け目指すは狸小路一丁目の本当に端っこの方に有るあのお店です。20年前はバブル真っ盛りでこの界隈もそうとう賑わってました。山の上と予備校潜り込みの時代の僕には余計に眩しく写っていた街並みはその当時に比べるとやはり様変わりしてますね。でも僕の心の中は当時の一番気力体力が充実していた当時の思い出が足を早く進めます。

「あと一本通りを超えると狸小路一丁目だ」と同行の物に告げあの店を目指します。「まだ有るだろうか?」昨今の不況で大丈夫だろうか?時間が経っているから店主が引退していないだろうか?いろいろ頭の中を想いが駆け巡ります。確かあの辺だったなぁ。。。。懐かしい再開となるか、現実を知ることとなるか。。。。

「有ったぞ!!」思わず声を上げてしました。

僕が19の頃と大して変わらない飾りっけのない店の雰囲気はそのまま。中はどうなっているんだろう!?ご主人はお元気かな?なんて思いながら本当に懐かしいドアを開けます。薄暗い店内からふわっと漂うあのスパイスの香り。何もかもが懐かしくタイムスリップします。落ち着いて店内を見回すとテーブルの配置こそは変わりましたが質素な感じの店内はそのままで帰ってきた気分ですね。

早速ラム肉の入ったカシミールを注文し当時の思い出話を交えながらあの味に再開するまでのひとときを楽しみました。暫くするとあのカレーが目の前に。。。。あぁ このカレーの色と香りとこのステンレスのお皿が目の前に現れます。20年ぶりの味は。。。。ふぅぅ この味だ。格別の味に思い出が重なりなんとも感無量な一時でした。そのカレーに入っていたラム肉最高でした。本当に美味しかった!先ほどのタンパク質とは別世界の夢見心地の世界が口の中に広がりました。同行の者も「これ美味しいですよ」と
満足そうな様子でした。

お会計を済ませお店の人に「ご主人いらっしゃいますか?」と告げレジ後ろの厨房の中にいらっしゃるご主人に「20年ぶりに来ました。美味しかったです」 と言うと「ありがうございます。 ようこそお越し下さいました」 と微笑まれたのが印象的です。

来年の春に大学の教授が退官されます。その記念パーティーが札幌であるので参加できるならばまた足を運んでみたいと思います。


食ベログ「デリー札幌店」



Posted at 2011/12/09 08:46:25 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月08日 イイね!

寝言か!?

ある朝のことです。

起床時間になり起床ラッパといきたい所ですが、




「お~い!起きろ!朝だぞ!」


と子供らを起こしにかかると

長男が何やら言っております。






「ちょっと待って!」





「?????」




「今跳び箱をかたずけているから
ちょっと待って」




どうやら夢を見ているのか?

子供なりの言い訳を考えたのでしょうか?





「跳び箱をかたずけたら起きろよ~」





ぼくは台所へ朝食を作りに戻りました^^




「お~い まだか?」




まったく起きてきやしない(爆



Posted at 2011/12/08 13:59:56 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月08日 イイね!

冬履きにしました




y60のタイヤを冬履きにしました。
今年は悩んだ挙句行き着いたのが純正サイズで265/70R16です。
昨年までが265/70R15でワンサイズアップですね。

y60に乗る以前は235/80R16を履いてましたが
タイヤの選択肢が少なく新品でも数世代前のタイヤで凍結路でよく滑る。
その上マイナーサイズなので値段も高く良いこと無し。
でもそれに固執していたのも事実。

今回おデブに乗り始めると深雪ではフローテーション効果も必要になり
265程度の太さは必要と思った次第です。
外径は駆動抵抗を考えるとストックのギア比程度が日常使いも考えると妥当で
そこで外径は780mm程度となりました。

そうすると265/70R16が好適ということに成ります。
このサイズはおデブの標準的タイヤで今まで見向きもしなかったサイズでした。
そこでこのサイズのうんちくを考えてみます。

●巷のデブ四駆がこぞって純正採用しているサイズでラインナップも豊富

●数が出れば値段も落ちる。程度の良い中古が手に入りやすい

●乗用車用のタイヤでサイドウォールも柔らかくタイヤも軽く乗り心地も良い

●2.3tonのデブにはこれぐらいの幅が雪の上では欲しい

●y60のギア比、重心位置の設計が外径750mm~780mmでありその点でも好適

などなど屁理屈を考え今年はこのサイズにしました。
そして銘柄は性懲りもなく今までと同じBS DMZ3で溝が深く長く楽しめるタイヤです。




古くなってくるとBSの発泡ゴムが他社メーカーと差を付けます。
中古ならBSですね。

そして例のごとくこのまま終わらせる訳がなく更にもう一捻りいたしまして
バネ下過重の低減も勿論行なっております。
ブラッドレーVXを採用し強度と軽さを確保恐らく純正アルミと一本で3~4kgは違うと思います。
同サイズのブラVで2kg軽量化してその差を感じます。

冬場は路面の積雪、タイヤの転がり抵抗の増大など走行抵抗が増え、
路面が荒れるため路面への追従性の向上は走行性能に繋がります。
これにバネ下の軽量化は先の経験により期待が持てます。

今年の冬履きはどのような感じになるか
今から楽しみです。



PS .12/24の夜にランクル60周年記念展示されているHDJ81に雪道掻き回し四駆対決の挑戦状が昨晩届きました。参加条件として「捻りもの」はガムテープで封印が必要と言っておきました。参加車はトヨタ勢ばかりですがここはニッサン代表として孤軍奮闘してまいります。でも雪遊びは苦手なんだよなぁ。。。キンタマデカイし(爆




Posted at 2011/12/08 08:27:08 | コメント(7) | トラックバック(0) | Y60 | 日記
2011年12月07日 イイね!

y60AT→5MT化へ向けて 【作業編その6】

ミッションは準備完了。エンジン側の受け入れ準備に掛かります。先ずはコルクコンバーターのドライブプレートを取り外し、クランクシャフトのオイルシールを交換します。興味深かったのがオイルシールがゴム製ではなくてシリコン製で非常に柔軟性があったことです。車両の性質上クラッチ交換のスパンが長いのでこの部品もそれに伴って耐久性を高めるための変更のようです。 ホントはね台座ごと外してシール交換するんだけどこちょこちょとシールだけ交換しました。ドリフトなんか使わなくても手で入っていくぐらい柔軟でした。



バックプレートもMT用に交換します。AT様は上下2分割になっていて下半分がサービスホールの代わりになってました。写真では見にくいけどコーキング跡が残っているに気がつきますか?y60は上半分と下半分で2種類のコーキングを使い分けてベルハウジングを密封してあります。渡河時などで浸水するのを防ぐためでしょうか。私は水遊びはしないのでコーキングは割愛しました。

 

フライホイルを取り付けします。研磨したので気持ちがいいです。気になったまま組み付けるのはこのあと長年気になったまま運転することになるのでやっておいて正解だと思います。お値段も思ったより掛からなかったし踏み切ってよかったと思います。この研磨もこの24時間ほど前に業者に持ち込んで、この日の午前中に研磨されておりますのでなんとも慌ただしいスケジュールでした。それとTD42は真ん中のパイロットベアリングがベアリングでなくて黄銅か何かのスリーブだったのには驚きました。

 

クラッチキットの取り付けです。4トンまで整備するところなのでセンター出しの工具もあり助かりました。クラッチ板もカバーも重くて二人で作業していてもなかなか手こずります。しかもカバーの位置決めのピンの合いがタイトでボルトがフライホイルになかなっ噛み合わず何回か仕切り直しで漸く取り付け成功。これらの作業、研磨まで含めると部品代で約4万弱です。純正部品で行うと更に3万弱プラスですね^^;

 

いよいよドッキング作業です。この大きなマグロをこの狭い水槽に入れるのはなかなか骨が折れます。フロアトンネルに干渉したり、インプットシャフトがクラッチカバーの爪に引っかかったりミッションが重いのでなかなか動かせないし、バランスを崩して落下などしたら目も当てられません。緊張と力仕事の連続で根気、筋力、体力、気力、知恵を要求される修羅場です。もう少しフロアトンネルを広くしよろ!と叫びたい気分ですがそうすると車内が狭くなるし。。。意識が遠くなりそうになりながら格闘していると突然ゴクン!と動きお~少し入ったぞ!と歓声を上げるもすかさずこのチャンスを逃してはならぬとすかさずボルトを1本差し込み、それに続けとほかの位置でもボルトの取り付けに残された筋力を振り絞って穴位置を合わせてボルトをとめて行きます。まるで柔道の試合で延長戦お互いにフラフラになり気力だけで動いているその時に無意識で出した技が素晴らしい切れ味を出した時のような感覚でした。


 

ボルトがエンジンとミッションをつ引き寄せ出すと緊張感も少し和らぎます。ある程度下のボルトを固定しきるとミッションを少し傾けた状態で超ロングエクステンションで上側のボルトをとめて結合完了。すかさずミッションメンバーをフレームに固定して一連の大仕事の山場を越えることが出来ました。
 

この時点で24時を過ぎておりこの日の作業は終了。これから細かい作業をしていきます。




 
Posted at 2011/12/07 07:56:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | Y60 | 日記
2011年12月06日 イイね!

safariな風景92

Posted at 2011/12/06 17:46:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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