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ブローした６速ミッション。
分解しましたよ。

結果は、ご覧のとおりです。

判りますか？

ちなみに、画像左側がフロントです。



さて問題です。

何速でしょう？

先月、ハイランドでミッションを壊してからすっかり
「なげわらし」状態のＳ１４
（↑子供を放置しておく事）

このままでは、走れないので修理作業を開始しました。

とは言っても、修理方向はまだ未定。
優柔不断だったのか俺？


今のところ、候補は、
１、ＲＰＳ１３用５ＭＴミッションに戻す。
２、今のミッションをオーバーホールして使う。
３、Ｓ１５の対策済み後期ミッションを中古で買う。
ってな感じです。

１が妥当なのですが、まだ当たりも付いていないであろうカーボンクラッチはどうなる？
こんな物中古で売ってもたかが知れてるし…どっちにしろ使いたい。

悩んでても進めないので、とりあえず、ミッションを降ろして、分解してみようと思います。
なにぶん、異音はしますがどのギヤでも走れるんですよね、まだ…

まずは、オイルを抜きます。

と、いきなり出ましたよ。
ドレンボルトの磁石にくっついてます。

間違いなく「ギヤだった物」

やっぱりギヤですかぁ…

バラさなくて良いかな？

２は無くなったな。

３も強度的に不安だし…

やっぱり１か…

いまいち、すっきりしないなぁ

FD3SのCPUセッテンング。

コネクターボルトを交換して、もう1つの問題解決へ。

それは、ブーストが下がらないこと。

今現在のブーストは、１．１ｋ。
異常なハイブースト仕様ではありません。
俺ならこれで良いかも。

でも、このオーナーさんは違います。
かなり無理してこの車を作ってます。
なので、できるだけ長くもたせたい。

このエンジン、素性のわからないエンジンを洗って組んだだけ。
ついでにサイドポートは、でかくしましたが…

つまり、ゴムなどの再利用不可部品以外は、交換してません。
部品の使用限度は「無視」しました。

もちろん、オーナーの財布の都合ですよ。

なので、ブーストは低めで行きたい。
出来れば０．８ｋくらいに押さえて、ロータリー初心者のオーナーに慣れてもらわないとね。

と言う事で、ウエストゲートのスプリングをチェック。
付いてたのが、画像右側の黒っぽい奴。

日の光で見ると、紫色です。
ＨＫ○のカタログでは、１．１～１．４ｋ用だと思います。

実際のブーストが１．１ｋなので、間違いないでしょう。
そこで、０．８～１．１ｋ用を注文しました。
届いたのが、画像左側の黄色い奴。
さて問題です。

違いますか？

スプリングの巻き数は、同じです。
不安になったので線形をノギスで計測。
どちらも、４ｍｍです。

一生懸命眺めたり、手で押して見たりしても「違いが…」わかりません。

うーん、こまった。
同じか？
色は明らかに違うのに？

これを、ネタにしようと、ご覧のように撮影しました。
で、違い発見です。

長さが、僅かに違う！

黄色い方が、実寸で２ｍｍ短いです。

違いはたったこれだけ。

でも同じバネレートなら、短い方が早く開く？
短い方が、たくさん開く？

そう信じたいと思います。

ブースト…わずかでも下がってね。