2012年12月13日
役に立たない予備知識
車とは全く無関係なのですが、
みなさん、銀行が店舗移転する際、貸金庫の中身の移動方法ってご存知でしたか?
たまたま私の利用している銀行が店舗移転することになり、
預けてある貸金庫の中身を移動して参りました。
そのような経験は一生のうちに一度あるかないかでしょうから、
知っておく必要もありませんが、滅多にない経験でしたのでお話ししましょう。^m^
2ヶ月程前に封書が届き、店舗移転に伴う貸金庫移動手続きのご案内という封書が届き、
中身の移動希望日時を第3希望まで記入し返送するようになっています。
私の場合はうっかりして返送の締切を過ぎてしまった為、
先方からの電話でその場で移動手続きの日時が決定しました。
それが、今日 12月13日(木) だったのです。
自宅から徒歩数分の所にある為、徒歩で約束時間の1分前に銀行入りし来店の目的を告げると、
銀行の名前入りのバッグを渡され、行員さん立会いのもと、貸金庫の中身をバッグに詰めます。
その間、行員さんは離れた位置に後ろ向きで立っており、
声を掛けると、使用していた貸金庫に何も残っていないことを確認して、明け渡し完了です。
続いてカウンターの中にある応接スペースに案内されます。
カウンターの中へ通されたのは他の銀行も含めてこれが初めてです(笑)
そこでは、現在の貸金庫の解約届や新店舗の貸金庫の新規契約書など、
必要書類の作成等、事務手続きを済ませます。
それが済むと、いよいよ新店舗への移動です。
ここからが、ちょっと驚き!(@_@)
手続きを済ませて立ち上がると、そこには警備会社の方が待ちうけており、
移動中、ず~っと付き添ってくれています。
VIPにでもなった気分です!(笑)
駐車場には2台のタクシーが「貸切」状態で待機しており、
その内の1台に促されて私は後部座席に、警備員さんは助手席に乗り込みます。
その間、貸金庫の中身が入ったバッグは私が抱えております。
と言っても、そんなに大したものが入っているわけではないのですが。^^;
新店舗までは車で2~3分ですので、すぐに着いてしまいます。
まだ新店舗はオープン前ですので、玄関横付けで、
しかも店舗の中まで警備員さんが同行してくれます。
そこには別の警備員さんと行員さん数名が待機しており、
ものものしい雰囲気を醸し出しておりました(笑)
今迄は、貸金庫を開けるには、鍵とカードと暗証番号が必要だったのですが、
新店舗では、暗証番号の代わりに指静脈認証になりました。
その為、その場でPCを使って静脈認証の手続きをします。
今迄疑問だった、指を怪我した時はどうなるのかが判明しました(*^^)v
自分の好きな指を決め、その指で認証するのですが、
怪我した時の為に、基本的に左右の指を登録しておきます。
つまり予備の指を登録しておくわけです。
こうしておくと、いざという時にどちらの指でもOKなのです!
しかも、念には念を入れて2本ずつ登録する方もいらっしゃるそうです。
登録手続きは、各指5回ずつ行ってその平均で登録されるそうです。
登録後、試しにやってみて無事に認証されれば完了です。
その場で新しい鍵とカードを渡され、
行員さんの説明を受けながら早速新しい貸金庫に足を踏み入れます。
今迄は、先に利用者が入室していると中へは入ることができませんでしたが、
新店舗では2人同時に別の個室に入ることが可能になっていました。
どういうことかと不思議に思っていましたが、
机上の画面の指示に従い静脈認証されると、
自動で自分用の貸金庫が目の前に現れ、超ビックリです!(@_@)
これを「全自動貸金庫」と言うらしいです(笑)
もしかしたら、都会ではすでにこのシステムになっているのかもしれませんね。
ここでも行員さんが後ろ向きになっていらっしゃる間にバッグの中身を貸金庫に収納し、
行員さんの説明を受けながら、バッグの中身がカラなのを確認の上、退出します。
これで、貸金庫の中身の移動が無事に完了しました!(^^)v
また、来た時と同じように警備員さん同伴でタクシーに乗り込み、
旧支店まで送っていただき、全ての手続きが完了です!(^^ゞ
ここまで約1時間を要しました。
長ったらしくなってしまいましたが、興味のある方にとっては面白いでしょう !? ^m^
申すまでもなく、その銀行によって方法は千差万別だろうと推察されますが、
その点はご了承ください。
以上、役に立たない予備知識でした(笑)
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Posted at
2012/12/13 20:39:20
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