
ってなワケで、コツコツと踏破を進めている八重山諸島巡りを敢行。
週末に連休を取ると色々と仕事のトラブルが絶えないので今回は平日に。
12/2(火)
仕事明けの神戸空港

スカイマークもクリスマス仕様
もう搭乗までの流れは慣れたもの。
いつものようにスマートにスカイマークのチェックイン!…エラー
スタッフも近づいて来ましたが、よくよく考えると今回の往路は他社でした 爆
なかなかの粗相をしてスタッフに平謝り、、、
搭乗機 JA810X
SNA129便
遅延なく沖縄入り
10月にオープンした那覇空港初のホテルを早速利用
ファーストキャビン那覇空港

今まで空港の徒歩圏内にホテルがなく、翌朝乗り継ぎ勢にとってはホントにありがたい存在。
今回は一般的な2階建てタイプのカプセルを利用

座っても天井に頭をぶつける事もなく、調温は出来ないものの個室ごとに空調が設置されているのはポイント高いですね。
少し割高で1階版に高さを拡張したキャビン(客室)もあります。
チェックインカウンター・ラウンジは2階

キャビンは1階、シャワーは2階とちょっと戸惑う要素はありますが…。
夜間閉鎖される那覇空港内に滞在するというちょっと面白い体験ができます。
チェックインを済ませた後だと、空港内の飲食店はほぼ閉店時間。
現地で声をかけていただいた19歳の青年と情報交換をしながら奔走するもアウト。
諦めて食料調達に立ち寄ったローソンで青年と再会、同じ宿泊者らしくラウンジでも居合わせ、食事しつつ1時間ほど盛り上がりました。

アメリカで4年間留学するためのビザ取得目当てで沖縄の領事館へ行くのだとか。
ホント将来あるキラキラした姿…聞いているだけで楽しかった。
まだ色々と話を聞きたかったですが、お互い翌朝の事があるので22時頃お開き。
仕事を済ませて就寝…
12/3(水)
2時頃起床してひと仕事してからシャワーを浴びチェックアウト。
朝食付きでしたが、食べてると確実に間に合わないので売店で菓子を…
JTA601便
JA10RK

2月から1年限定の世界自然遺産塗装機
朝焼けの那覇空港でスクランブルに備える戦闘機

よく密着で見かける格納庫ですね
テイクオフ
石垣島へ近づくにつれて怪しい雲行き
定番のさんぴん茶
曇天の石垣島
2月以来の再訪ですが、空港名が変わりました。わかります?
土産物店をフラフラしてる間に直通バスが出発してしまったので、後続の路線バスで離島ターミナルを目指します
親の顔より見慣れたターミナル
朝食を調達
定番ですね~
八重山観光フェリー ちゅらさん2
40分ほどの乗船時間で西表島に到着、レンタカー会社の送迎車に乗り早々に移動。
今回の相棒

乗車前のキズ確認などもなくゆる~い雰囲気
まずは由布島
水牛車の乗車券を購入
干潮の時間帯で特に浅く、徒歩でも充分渡れる距離に由布島が見えます

ダンプカーなどは普通に往来してましたね…
沖縄と言えばこのシーンを思い浮かべる人も多いハズ

水牛車に乗れるのは竹富島と由布島。
更に海を渡るとなれば、この由布島行きのみ。
今回はメスのあんずちゃん
2007年生まれ、来年で水牛車引退だそうで。
由布島では2ヶ所の牛さん待機場

野生の水牛は若い頃にケンカをして序列が形成されるそうですが、ココの水牛はケンカなどさせないので、序列がなく同性が居合わせると未だに大ケガをするまでケンカしてしまうそう。
そのため、繋ぎ留めている時は必ずオスとメスを交互にするんだとか。
島自体は1時間もあれば充分巡れるほどの規模。
人口は8人とも言われる由布島。
観光産業に全振りしており、自給自足はなかなか成立しない環境。
公民館跡地
小中学校跡地

建物は残されていません
東北震災で流れ着いた気仙沼市の杭

八重山諸島の各地でこういったモノがチラホラ見られます
マリンスポーツなど行われない物静かな砂浜
由布島が今に至るまで観光地として在り続けるのは水牛の存在あってこそ。
水牛は体温調節が上手くできないため、池に浸かるなどして身体を冷やします。

この時期は涼しいので、浸かってるのはこの子のみでした。
平日だったので、団体客以外はほとんど姿なし。
観光バスがやってくると、水牛車が一気にレースを始めます。
由布島に1時間滞在し、西表島へ戻ります。
帰りはすばる君。
水牛車単体でも1トン近くあり、3歳頃から牽かせる訓練を始めますが空荷の1トンくらいならダッシュで軽々と引っ張ってしまうそう。
西表島の観光をスタート。
といっても、マリンスポーツなどのツアーに参加しないとほとんど巡る場所って無かったり…
海中道路

後ろに見えるピナイサーラの滝は沖縄県内イチの落差でツアーの定番です。
上原港

石垣島から渡船便が就航するのは大原港と上原港の2ヶ所。
この時期は特に波が荒れやすく、1ヶ月欠航続きなんてことも。
滞在中は全便欠航でした。(帰りの便予約してた)
イマイチな天気が悔やまれます
平日だと観光客が少ないからか飲食店も閉まってる所が多く、スーパー川満で食料調達
凄い色ですね
天然記念物イリオモテヤマネコの保護にかなり注力しており、至る所に飛び出しを注意する看板が。

目撃情報は島内の掲示板などで共有されますが、思ったより高頻度で目撃されているよう。
8月には触車事故が起こってしまい、これ以上犠牲を増やさないよう島全体で目を光らせています。
昼食は美々で三枚肉そば¥750

食事してたらすぐ近くの交番から詐欺被害が相次いでいると注意喚起の巡回に来られてました。
離島ならではの親しい緩い雰囲気に耳を傾けつつそばを啜ります。
ンママキーやまねこパーク
島の南部には60年前ヤマネコを生け捕りにした記念碑
忘勿石(わすれないし)

戦時中、決戦に備えて波照間島から移住してきた島民が集団でマラリアの犠牲に。
日没も近づいた頃、予約していた島内最南端のホテルへ。

んなアホな…
これを知ったのは2日前。
さすがにビックリしましたが、2024年の台風で電気系統が故障し、そのまま本館は廃業に至ったのだとか。
別館はレンタカー会社が引き継ぎ、強制的に別館行きに。

島内でも特にこのエリアは主な集落からも離れ、リゾート化が上手くいかなかった末路のようなモノを感じました。
元はリゾートホテルだったので別館も文句なしの客室

トイレがユニットバスでない点もポイント高いですね。
ですが、素泊まり限定で食事は自身で調達する必要がある施設。
常駐スタッフもおらず、この日は他の宿泊者もゼロだったようで周りに人影皆無。
近隣の飲食店を巡ってみるも、平日だからか全て休業。
隣の集落まで行き玉盛スーパーで夕飯を調達

島内には個人スーパーしかないので、絶えることなく客が出入りしていました。
リゾートホテルで寂しい夕食

しかも
テレビも無ェ
ラジオは有る
クルマもそれほど走って無ェ
ナゼかクローゼット内にありました…

貞子でも出て来そうだったので使うのを断念
代わりに携帯ラジオが置いてあり…
ラジオ聴きながらホテルで食事…斬新

受信するほとんどが大陸語の番組でした…
西表島の特徴として、大きなゴミ処理施設がないため店では割箸などが付いてこない事が多く、ホテルでも歯ブラシやカミソリ、ブラシなどの使い捨てアメニティは備え付けられてないと考えた方がイイです。
結果、ティースプーンで食事したワケですが。
食後は翌日の仕事を済ませて就寝…
なんかとても不思議な体験でした。。。
後編へ!!