
ってなワケで、外出も憚られる2連休。
通勤用コペンのエンジンオイル漏れが激しく、車内が臭くて堪らない。
ハッキリとした原因箇所の特定に至らずとも、出来る範囲のメンテを敢行。。。
タペットカバーがオイルでギトギトですね~
側面が一番ヒドイ…
前オーナーの頃からあまりメンテされて来なかったんでしょう、ホコリまみれです。。。
L880Kは吸気系とイグニッションコイルを外せば結構簡単にタペットカバーを外せる段階までたどり着けました。。。
かつてイグニッションコイルなどを製造する工場で働いていたので、なんか既視感がありますね~

生産は国産車ではトヨタ系列(スバル、ダイハツ)対象外でしたが…。
製造ロットは2005年9月でした。。。
吸気系も同じ頃製造ですね~
ここまで来ればタペットカバー周辺のボルトを緩めて行けば外せます。。。
スパークプラグはそのままでOK。
ギトギト…

せっかくなので結晶塗装でもしようかと思いましたが、硬化炉が要るんですね…
内側。
思ったよりキレイじゃないでしょうか??
家庭用洗剤に浸け置き。。。
洗浄後。。。
そんなにキッチリ洗浄してませんが、まぁこんなモンでしょう~
古いタペットカバーパッキンとスパークプラグOリングを取り外し。
Oリングは完全に硬化してプラスチックのようになってましたが、パッキンの方はまだ硬化途中といった具合。
エンジン側もそれなりにキレイな状態。

周辺の枠はギトギトだったのでキレイに拭き上げました。。。
なんか、体長1cmくらいのコオロギがオイルで佃煮のようになってお亡くなりになってたんですが…エアクリフィルターをも突破して侵入したんでしょうか…
タイミングチェーンが見えます。

一般的に、タイミングベルトと違ってメンテナンスフリーと言われてますが、L880KのJB-DETエンジンのチェーンは伸びてしまいやすいそうで…伸びたチェーンがエンジン内部を破壊して異音が発生するケースが起こるそうで、触診でタルミをチェックしておきましょう。
カムシャフト先端辺りにある黒い樹脂パーツ。
今回手配しませんでしたが、ココからのオイル漏れも発生しやすいとの事。
今回はタペットカバーパッキンとスパークプラグOリングを交換。
送料込みで¥2,600くらい。
Oリングはゴムハンマーで慎重に叩きながら圧入します。
このOリング、ホンダ車と共通みたいですね…
元に戻していきます。。。
イグニッションコイルを戻して…
吸気系を戻して…

ハイ完成。。。
ついでにエンジンオイルとオイルフィルターも交換。
しかしフィルターはL880K専用設計で需要が薄いため店頭に並んでないわ、交換の整備性は悪いわ…シャレになりませんね…
フィルター交換はフロントグリルを外さないといけません。。。
エアクリボックスとインタークーラーの隙間からチラッとフィルターが見えます。
そのままだと見にくいので、銀色のフィルターレンチを装着して撮影。

大体、30cmほど奥になるのでまず手は届きません。
長いエクステンションバーを用意しましょう…。
下から真上を見上げた状態。
オイルパンとの位置関係はこんな感じ。
この狭い隙間から手を伸ばしてフィルターレンチをセットし、グリルを外した正面から長い工具でフィルターを回す…ホント手間なレイアウトになってます…

最初、下から覗き込んでもフィルターが全く見つけられず相当難儀しました…
正直、タペットカバー脱着の方が簡単なのでは??
んで、ついでにスロットルワイヤーがタルミまくってたので張りを調整。
張りすぎると常にスロットルが開いている状態になってしまうので、エンジンをONにしてアイドリング音を聞きながら調整。

調整できるほぼ目一杯まで張ってどうにかイイ具合に。
アクセルペダルの遊びが皆無になりました…
なんか別のクルマみたいなレスポンスに。
スロットルボディも清掃しとけば良かったな~
漏れたオイル吸気しまくって汚れてるハズだし…
以上!おしまい!!
Posted at 2020/04/22 17:45:30 | |
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