
ってなワケで、懐鉄入場券コンプリート旅の最終章。
4/9(土)
仕事明けから、
前回のトラブルで打ち切りになっていた山陽エリアコンプリートに出かけます。
姫路~相生~糸崎と乗り継ぎます。
岡山気動車区にキヤ141を発見。
在来線版ドクターイエローってトコですね~
愛称はドクターウエスト。多分ドクターイエローよりも遭遇率低いです。

(2009年撮影)
関西圏と違い、姫路を境に国鉄型の車両がまだまだ現役で旅情を感じられます。
広島エリアに入ると最新型の227系が主流に。
このエリアを足掛かりに、順次 車両の更新が進められるようです。。。
夜だったし、乗り換え時間がなくてバタバタ続きで全く撮影してませんが…。
加速も静寂性も乗り心地も全然違う…逆に落ち着きません。
糸崎から広島~岩国~徳山~新山口と乗り継いで時刻は0:02。
青春18きっぷは、日付を跨いで最初に到着した駅までが同日扱いというルール。
どちらにしてもこの先 電車は無かったので、新山口でビジネスホテルを確保して一泊。

走行距離412km
4/10(日)
2時間ほどの睡眠でまた旅に出発。
新山口駅の窓口のオープンを待って懐鉄入場券”おき”入手。
随分来ないうちに新山口駅は様変わりしてオシャレになってました。。。

(2006年撮影)
5:39発の始発で下関へ。
ひたすら車内で寝てるので、実際あまり疲れはありません。。。
下関駅の窓口のオープンを待って懐鉄入場券"おき"、"いそかぜ"入手。
色々と変化はありますが、時代を感じさせる屋根などは健在でした。。。
かつてあったモノがすっかり消えてましたね…
国鉄時代、蒸気機関車が主力で走っていた頃、煤で汚れた顔を洗うためにホームに当たり前のように設置されていました。

(2008年撮影)
下関駅ホームの駅そばは有名だったんですが、コレも無くなってました。

(2006年撮影)
下関名物"ふく"の天ぷらが載った"ふく天うどん / そば"は有名でしたが、どこかに場所を移したんでしょうか…

当時、訪れた後に駅舎が放火に遭ったりと色々ありましたね~
下関~門司は関門トンネルを通過しますが、併せて直流 / 交流の電気切り替え区間でもあります。
この区間を通過する電車は交直対応の車両に限られるため、まだ車両の置き換えが進まず国鉄型車両が健在です。
新型車両だと解消されていますが、国鉄型車両が電気切り替えを行う数秒間は、昼夜問わず室内の電気が消灯するのも醍醐味。
下関総合車両所も機関車・電車・気動車共に国鉄型車両の宝庫。

タラコ色の気動車に紛れてシルバーのDEC700が見えますね…この時全く気付きませんでした。。。
実はまだちゃんと見た事がありませんが、そろそろ国鉄型気動車置き換えた方がイイんじゃね?って事で試験中の試作車です。
先日全般検査を受けてピカピカになって話題のEF65 1124はトワイライトの客車が居なくなった後も継続塗装。
臨時 特別なトワイライトエクスプレス

(2015年撮影)
そんなこんなで関門トンネルを抜け九州上陸。
九州は懐鉄入場券全く関係ないんですけど、せっかくなので…。
関門トンネル手前にはこんな標識が設置されてます。

(2006年撮影)
九州はとにかく車両が派手なんですよね~
813系
787系・883系
ただ、とにかく車両が傷んだまま放置している事でよく槍玉に上げられるJR九州…

さすがに花形の新幹線はそんな事ないですけどね…
九州に来たのは、貨物列車を撮影するため。
全般検査を受けてキレイになり話題のEF81 303。
キレイな状態で運良く狙いの列車に入ってくれました。

塩害を防ぐためステンレスボディの珍しい機関車で人気です。。。
そんな門司機関区のEF81も、後継としてEF510の試験中。
正式投入後に置き換えが発表されているので、そう長くはありません…。

(2021年撮影)
この時、既に普通電車で帰宅するには困難になっていましたが気にしない。
博多~姫路まで常に新幹線が並走してるのでチートはいつでも使えます。
結局、博多~小倉~下関~新山口とトンボ返りし、新山口~広島のみ新幹線を利用。
のぞみ32号
新幹線効果は絶大ですね…あっという間に帰宅の遅延は解消。
広島駅では懐鉄入場券"ちどり"、"あさかぜ"入手。
寝台特急あさかぜ

(2006年撮影)
これで懐鉄入場券 全種コンプリートしました。。。
あとは普通列車旅を再開し、広島~糸崎~倉敷~姫路と乗り継ぎ。
大体 糸崎駅が新旧車両の転換地点なんですね~
姫路には19:25到着。
もっとゆっくりも出来ましたが、翌日の仕事を考えるとムリのない範囲で…。

走行距離605km
そんなこんなで、開催期間2022/3/22~2023/12/31とまだまだ猶予のある懐鉄入場券を約3,000km走破であっという間に集め終えてしまった鉄道旅。

それでも、このイベントが無ければまた各地を鉄道で巡る気にはなれなかったと思いますし、20年近く前のT-1グランプリをしていた頃の気持ちを思い出しました。
あのイベントは2日間で52本の列車を乗り継いだり無茶してましたので、今回はホント ラクに感じました。。。
24駅 全32種類の入場券、お遍路回り的な気分で是非各地を巡ってみては?
あの頃の列車は、今もこころの中を走っている。(2022/3/29~3/30)
続・あの頃の列車は、今もこころの中を走っている。(2022/4/4~4/5)
以上!おしまい!!