【取材日記】韓国空軍は買い物中毒なのか
2012年11月12日12時00分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
8日の国会国防委員会予算決算小委員会が空中給油機導入に向けた手付金として467億ウォン(約34億円)を編成した。企画財政部が削減した予算を国会が復活させたのだ。空中給油機導入を宿願事業と考えてきた空軍はまるで死んだ子どもでも生き返ったような雰囲気だ。
空中給油機は戦闘機や爆撃機のための空のガソリンスタンドだ。空中で給油を受けると作戦半径は大きく広がる。空軍はこれ1機さえあれば戦闘機20機を追加する効果があると主張する。
だが確かめてみよう。空中給油機がすぐに予算編成をしなければならないほど火急なものなのか。企画財政部は韓国の国防の現実を考慮すれば他の事業がもっと急だとして空中給油機予算を留保した。国防予算は限定されており、使うところは多いためまずは急な火から消そうということだった。企画財政部が指摘した「急な火」はひとつやふたつでない。韓国戦争時に使った迫撃砲が博物館ではなく最前方にまだ配置されており、一般前哨(GOP)では赤外線カメラの代わりに5万ウォンのパソコンチャット用カメラを使い、兵士らは1食2000ウォンの食事を食べ…。それだけではない。
海軍の最精鋭イージス艦はミサイルなしで発射台だけ載せて航行する。ミサイルを買う金がないからだ。
空軍にもすぐに消さなければならない「急な火」が多い。
韓国空軍の操縦士の年間平均飛行時間は137時間だ。英国の210時間、米国の189時間に比べ非常に少ない。操縦士が怠けているからか。とんでもない話だ。「燃料価格が上がって」というのが空軍の回答だ。戦闘機に装着した兵器はどうなのか。
看板兵器である射程距離278キロメートルのSLAM-ERミサイルは空軍全体で40発余りだけだ。保有中のF-15K戦闘60機に1発ずつもない。誘導兵器保有量は目標値の65%水準だ。
空中給油機導入論の弱点はまだある。戦闘機運用の現実を全く考慮していない点だ。一度作戦に投入され実弾を使い果たした戦闘機に空中給油をして何の意味があるのか。空を飛んでさえいれば戦闘力が強化されるのか。また、一度飛行したら汗まみれになるほど体力を消耗する戦闘機操縦士の疲労度はどうするつもりか。
空中給油機導入には1兆ウォン以上がかかる。すでに空軍は11月末に空中早期警報統制機4台を実戦に配置する。8兆4000億ウォンをかけて推進する次世代(F-X)戦闘機事業も機種選定を控えている。14兆~15兆ウォンに達する韓国型中型戦闘機開発(KFX)も残っている。兆単位の兵器導入が相次いで行われるわけだ。これに対して兵器導入事業を担当するある当局者は、「空軍はひとつを買えばまた別のものを買ってくれと言う」と話した。空軍はまるでショッピング中毒者(ショッパホリック)にでもなったようだという話だ。このくらいにして何がもっと急なのか注意深く見てみる時になった。
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>海軍の最精鋭イージス艦はミサイルなしで発射台だけ載せて航行する。ミサイルを買う金がないからだ。
冗談だと思っていたらマジだったんだwwww
空中給油機なんぞ買う金があるなら、世宗大王級のVLSにミサイルを装填したほうがいい。
なんのために128セルものVLSを装備しているのか意味がわからんわ。
日本がF-15Jを買ったら、負けじとF-15Kを買い。
日本があたご型を建造したら、負けじと世宗大王を建造し。
日本がKC-767を導入したから、負けじと空中給油機を導入するってか?
少しは自分トコの国力ってヤツを考えたらどうなのよwww
それとも得意の"共食い整備"を今回もやるつもりですか?
Posted at 2012/11/12 21:58:10 | |
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