冗談かと思ってたJ1の2ステージ制。どうもリーグは本気らしい・・・・
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J1、15年から2ステージ制 チャンピオンシップ実施
Jリーグは11日、J1・J2合同実行委員会を開き、2015年からJ1を前後期の2ステージ(S)制に分け、年間優勝
を決めるチャンピオンシップ(CS、仮称)などを行うポストシーズン制に変更させることで合意した。17日の理事会で
正式に決まる。
ポストシーズンは第1Sの1位と第2Sの2位、第2Sの1位と第1Sの2位が戦い、勝者同士が対戦する。
ここまでを「スーパーステージ」(仮称)とし、この勝者が年間勝ち点が最多のクラブとCSで対戦する。04年までの
2S制は年間勝ち点が最多のクラブがステージ優勝できずにCSに出られないケースがあったため、不公平感を
軽減した。この方式を基本に、対象クラブが重複した場合に繰り上がりが必要かなど、今後細部を詰める。
実行委では、集客回復など人気低迷を打開するために改革が必要という結論に至った。
Jリーグの大東和美チェアマンは大会方式の変更に伴い、10億円超の収入増の見通しを示した。
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わかりにくいから、2015年以降の試合方式を2ステージ制最後のシーズンだった2004年シーズンに当てはめてみる。
1st 1位 横浜Fマリノス(総勝点59 年間2位)
vs2nd 2位 ジェフ市原(総勝点50 年間4位)
2nd 1位 浦和レッズ(総勝点62 年間1位)
vs1st 2位 ジュビロ磐田(総勝点48 年間5位)
横浜と市原の勝者vs浦和と磐田の勝者
(ちなみに2004年シーズンの年間3位は総勝点51のガンバ大阪。)
このトーナメントを勝ち抜いたチームが年間勝ち点1位のチームとチャンピオンシップを行い、勝った方が優勝と・・・。
この場合だと年間"3位"のガンバは優勝争いにすら参加できないにも関わらず、年間"5位"の磐田には
優勝する権利があるということ。
だから試合形式をどう変えたって2ステージ制を根本に置く限り変わらないという事が
何故わからないのか?
年間勝点1位のチームの不公平感を軽減した?どこが?
これで磐田がチャンピオンシップに出場して年間優勝してみろ。
浦和に対し勝点差14下のチームが優勝っておかしいだろ?
最終的に勝点で年間1位が優勝したらいいけど、そうじゃなかったら「お前ら年間○位じゃねーか」と"優勝"にケチがつくんだ。
実際の2004年の結果は横浜FMがチャンピオンシップを獲り年間優勝している。
年間の勝点差は3。年間"2位"の横浜が優勝というケチが付く結果になった。
そして1999年はもっと酷かった。
1stを獲った磐田は2ndステージであからさまに手を抜いて12位。
清水は1stを3位で終え、2ndを獲った。
清水の総勝点は65で断トツの年間1位。対して磐田の総勝点は僅か49。
にも関わらず、チャンピオンシップを獲った磐田が年間優勝という結果に。
勝点差にして-16。年間順位"6位"のチームが優勝した。
正直、これと同じ手が使えるんだよな。1stを獲ったら2ndは若手を使うとかな。
どちらか片方獲れば降格はまず無いだろうし。
Jリーグに聞きたい。
優勝の"質"を下げてまで集客回復を
したいのか?
たとえ清水が優勝しても、外野からケチが付くような優勝なんて真っ平御免だ。
Posted at 2013/09/13 00:01:43 | |
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