<中国>海軍に空母配備 「遼寧」と命名
毎日新聞 9月25日(火)21時36分配信
【北京・成沢健一】中国国防省は25日、遼寧省の大連港で改修作業が進められてきた旧ソ連製空母「ワリャーグ」を「遼寧」と命名し、正式に就役させたと発表した。中国初の空母で研究・訓練用と位置づけているが、海洋権益をめぐる対立が激しさを増す中、周辺国が警戒感を強めるのは確実だ。
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同日午前に港内で行われた式典には胡錦濤国家主席(中央軍事委員会主席)や温家宝首相、軍首脳らが出席。温首相は党中央と国務院(政府)、中央軍事委の祝電を読み上げた。祝電では「空母の編入は軍の水準を向上させ、民族精神を奮い立たせるのに重要な意義がある」と強調した。
◇胡指導部の成果誇示
【北京・成沢健一】中国遼寧省の大連港で改修作業を続けてきた旧ソ連製空母が25日、「遼寧」と命名され、正式に就役した。式典には胡錦濤国家主席のほか、軍の役職を持たない温家宝首相も出席。空母保有は北東アジアでは中国が初めてで、胡錦濤指導部の成果をアピールするとともに、10月1日の国慶節(建国記念日)を前に国威発揚につなげようとする意図をうかがわせた。
式典では中央軍事委主席を兼ねる胡主席が海軍部隊に軍旗と命名証書を授与。式典後には乗艦して儀仗(ぎじょう)隊を閲兵したほか、温首相とともに艦内を視察した。次期最高指導者への就任が確実視され、中央軍事委副主席でもある習近平国家副主席は出席しなかった。
空母の就役時期をめぐっては、来月にも開かれる見通しの共産党大会で指導部が交代することもあり、「胡錦濤指導部の成果を示すために当初からこの時期を想定していた」(中国筋)との見方が強い。
一方で、尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる日中の対立が激しくなるなか、一部の中国メディアは「釣魚島を守ろうとする中国の断固たる決意を示した」とする専門家の意見を伝えている。
「遼寧」は満載排水量約6万7000トン、全長約300メートル。旧ソ連時代に7割建造された段階だったが、98年に中国系企業がウクライナ政府から購入。02年から大連港に係留され、改修作業が進められてきた。
国防省は昨年7月、初めて空母開発を公式に認め、同年8月からこれまでに計10回の試験航行を実施してきた。研究・訓練用と位置づけており、上海郊外で進められているとされる国産空母建造のためのデータ収集も行われるとみられる。
25日付の夕刊紙「法制晩報」は、「遼寧」は今後、北海艦隊の拠点である山東省青島を母港とし、艦載機の発着訓練を実施するとの軍事専門家の見方を伝えている。
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とりあえず現時点では"空母"のカタチをした艦を就役させたってだけでしょうか。
現時点で(ホントかウソかは置いといて)ネット上で挙がっている情報と言えば・・・・
・"航空母艦"なのに艦載機が無いw←Su-33の違法コピー機、J-15を載せる?。
・主機が無い状態で買ったが、大型艦の蒸気タービンorガスタービンを国内で開発できず民間船用のディーゼルを積んだため速力が22ノットw
少なくとも発着艦が出来ない空母なんぞ存在価値無しだし、100歩譲って発艦できたとしても護衛艦隊が無ければ行動不可なんで今のトコ全く脅威にならないですね。大体スキージャンプで速力22ノットじゃ発艦できるわけが無いと思ってんだけど。
まぁ↑のネタも何処まで本当なのか全く不明なんでアレですが、発着艦しているところをとっとと見せてもらいたいものです。
今は"空母"どころか"飛行機運搬船"にもなれてないしな。
俺たちのF-2が主任務を遂行する日は当分来ない。
Posted at 2012/09/26 00:52:21 | |
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