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つゐんかむのブログ一覧

2020年04月06日 イイね!

読了記『迷路館の殺人』

読了記『迷路館の殺人』『迷路館の殺人<新装改訂版>』/綾辻 行人/講談社文庫

'20/4/4読了


私の大好きな推理小説家である、綾辻 行人氏による「館シリーズ」の第三段。
こちらはその新装改訂版として、多少の手直し等が行われた文庫本です。
以前、改定される前のものは読んでいましたが、新装改訂版ということで改めて読んでみました。

結論から言うと、綾辻氏の小説は何回読んでもやはり面白い!
一度は読破しているのでトリックも結末も分かっていましたが(とは言っても、大分以前に読んだので、ほとんど忘れていましたが)、またぞろ叙述トリックに引っかかりましたf^^;

あらすじは次のような感じ(ネタバレなし)。
※ただし推理小説の性質上、全くの先入観なしで読みたいという方は、ここより下は読まないことをお勧めします。
―――
推理小説家の老大家、宮垣 葉太郎(ミヤガキ ヨウタロウ)は、自身の還暦祝いのパーティーを催すとして、宮垣の弟子である推理小説作家4人と、宮垣の担当編集者とその妻、評論家1人、そしてミステリーマニア代表として1人を、自宅「迷路館」に招待する。各々この「迷路館」に集うのだが、どういうわけか、約束の時間になっても当の招待者本人である宮垣が一向に姿を現さない。
そのことを不審に思いながらも待ち続ける一同であったが、この後、宮垣の秘書である井野という男より衝撃の事実を知らされる。―――『宮垣先生が今朝、自殺されたのです』。
狼狽する一同に、更に追い打ちをかけるかの如く、井野より宮垣の残した衝撃の遺書が公開される。その内容というのが、ここ「迷路館」を舞台として、4人の小説家は推理小説を競作しなければならないというものであった。これを期日にまでに書き上げ、そしてここに集った担当編集者、評論家、ミステリーマニアに批評してもらい、最も優れた作品を作り上げた作家に、宮垣の莫大な遺産を相続するというものであった。更に、この“コンテスト”中、いかなる場合にも「迷路館」から出てはならないというお触れつきで。
特殊な状況下に置かれ動揺する一同であったが、多額の遺産がかかった宮垣の遺言ということで、甘んじて宮垣の遺言に従い、執筆に取り掛かるのだが……。
次々と起こる連続見立て殺人。図らずも「迷路館」に閉じ込められ、脱出はおろか外部との連絡の一切を絶たれた一同に襲い掛かる、巧妙に張り巡らされた罠。そして明かされる「真」と「偽」の“事実”―――。
―――


本書は、いわゆる「作中作」の形で書かれています。事件の当事者であった一人が後に、この事件を元に執筆したノンフィクション小説を、これまた事件の渦中にいた人物が読むという形式です(言葉にすると分かりにくいですね(^^;)。
作中作というと読みにくいというイメージを持っている人もいるかもしれませんがそんなことはなく、身を任せて自然に読むことができます。

本書の著者である綾辻氏の「館シリーズ」には毎回、魅力的で不思議な「館」が登場し、そこで惨劇が繰り広げられます。今回の舞台はその名の通り、館の中が迷路となっています。
モチーフはギリシャ神話のラビリンス(迷宮)が用いられていて、本書に出てくる各部屋には「アリアドネ」「ミノス」「テセウス」などのギリシャ神話の神々の名が使用されています。もちろんこれらは、犯罪の犯行性やその謎解きに於いて非常に重要になってきます。

そしてなんといっても、巧妙にして素晴らしい叙述トリック!
一旦は「あぁ、これで事件も解決。そういうことだったのね」と納得させておきながら、あの大どんでん返し!気持ちよく騙されること請負です(笑

「館シリーズ」としてシリーズものにはなっていますが、事件は各「館」ごとに完結・解決しているので、この本から読んでも問題なく読み進めることができます。

あなたも一緒に騙されてみませんか?(笑





=おしまい=
Posted at 2020/04/06 21:00:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読了記 | 趣味
2020年04月05日 イイね!

読了記『幻想寝台車』

読了記『幻想寝台車』『幻想寝台車』/堀川 アサコ/講談社文庫

'20/4/5読了


いつだったか、本屋の店頭でふと目に留まり購入した文庫本。
EF66の描かれた、どこか懐かしい感じのカバー絵と題名を見て「面白うそう」と、ジャケ買いした本でした(もちろん裏表紙のあらすじは確認しています)。

いわゆるファンタジー小説で、専ら推理小説を読んでいる私にはあまり馴染みのないジャンルでしたが、食わず嫌いも良くないので一先ず読んでみることに。

最初に感じた印象は、文体が比較的フランクだということ。
普段私が読んでいる本の多くは、どちらかというと固い文体のものが多いので、少し戸惑いつつもとりあえず読んでゆく。


あらすじとしては以下のような感じ。あっ、ネタバレはなしです。
―――
主人公の篠原 多聞(シノハラ タモン)には七つ年上の兄、一宇(イチウ)がおり、両親は事故で、祖父母は病気にて失ってしまう。身寄りのない二人は、兄の一宇が自分を犠牲にしつつ弟の多聞を育ててきた。その為、兄弟でありながら歳もある程度離れている所為か、二人には親子のような感情もあった。
二人とも成人した或る日、多聞は恋人の実紗(ミサ)に振られたことに絶望し、半ば実紗への当て付けのように“自殺未遂”を謀る。多聞は本気で死ぬ気はなく、彼の元を去った彼女の気を引き、寄りを戻そうという魂胆だったのだが、どういうわけか、多聞は気が付いたらバスに揺られ見知らぬ田舎町へ来ていた。そこは「蘇利古(ソリコ)村」という、異次元にある死神の村であった。
訳の分からない多聞であったが、蘇利古村の村長、四方 貢(ヨモ ミツグ)から、多聞はまだ死んでおらず、手違いで蘇利古村に来てしまったことを聞かされる。
多聞は生き返るべく、蘇利古村の人々などの手を借りつつ、寝台特急「ひとだま」に乗って或る死神を探しに奔走する。
一方、多聞のこの「騒動」には、兄の一宇が関係していた……。
―――

本書には死神やら死霊、生霊、妖怪などなどが出てくるのだけれど、いわゆるおどろおどろしさは全くなく、軽いタッチで書かれた文体と相まってむしろ喜劇的な面白さが目立ちます。なんと作中、民族学者の柳田國男氏や妖怪学の井上円了氏なんかも“死霊”として出てきて、彼らと一緒に寝台特急「ひとだま」で旅をする場面もあり、「彼らが生きていたらこんな感じなのかな?」と面白く読むことができました。
また死神たちの生活も面白くて、彼らは実に良い人たちで、村には自販機もあれば自動車もあり、妙に俗的な部分が「死神」というイメージからあまりに乖離していて、「こんな村なら行ってみたいなぁ」と思わせてくれます。

寝台特急「ひとだま」には、売り子の「瓜子姫」が出てくるのですが、これは昔話「うりこひめとあまのじゃく」に出てくるあの瓜子姫です。なぜかメイドの服装をしています。
当初私は「これらの登場人物は必要なのか」なんて生意気にも思ったのですが、瓜子姫も天邪鬼もまさか重要人物だったとは……。
まんまとこの作品の雰囲気に騙されました(笑

読了後、堀川アサコという著者を調べてみると、なんと日本推理作家協会の会員でいらっしゃる。読み終わった今となっては、伏線の張り巡らせ方や回収の仕方など、こりゃあさもありなんという感じです。
その為、後半のクライマックスは、ある種推理小説的雰囲気で読むこともでき、個人的には楽しかったです。


一方、個人的には多聞の心情に完全に移入するこはできませんでした。特に後半、多聞、一宇、そして実紗との関係が徐々に明らかになればなるほど。
多聞の気持ちも、一宇、実紗の気持ちも分からなくはないのですが、どうもあっさりしているというか、すんなりしているというか……。
まぁあ、こういう部分は個人の考え方次第なわけですが(汗
そしてやっぱり私には喜劇感がちょっと強いかなぁf^^;


ファンタジー小説ということで「あっさり読んでやろう」なんて失礼なことを思っていましたがとんでもない!
どっぷりとこの世界に浸かって、この世のものならぬ者たちの生活を垣間見て、ともに旅をして、そして考えさせられる「生」について。
とても素敵な作品でした!





=おしまい=
Posted at 2020/04/06 00:06:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読了記 | 趣味
2020年03月14日 イイね!

万能な高性能スポーツセダン

もともと私はセダンが好きで、かつMT車が欲しかったので、そういった車を探していてWRXに巡り合いました。早速近くのディーラーへ試乗しにゆき、一気に恋に落ちましたw
やんちゃな感じのスポーツセダンが好きな人には向いていると思います。ただ人によっては、見た目や乗り味が……なんと言うか「子供っぽい」と見る向きもあるでしょう(見た目に関しては羽を付けなければ大丈夫か)。
とは言いつつも4dr.セダンなので人もゆったり乗れますし、トランクも広いので荷物もしっかり載せられます(リアシートを倒せばマフラーなどの長物も積めます)。なので、ご家族がいても理解を得られやすいかもしれません。
またアフターマーケットでのパーツも充実しているのでカスタマイズの幅も広く、自分好みに仕上げやすいのも良いと思います。
私はサーキットなどへは行かず、専らドライブの用に供していますが、長時間・長距離運転をしても疲れづらい車だと思います。グランドツアラーとしても不満なく使用できます。
乗っているとたまに感じるのは、ボディーがもう少し小柄だと良かったかなぁと思います。都内は狭い道も多いので、離合するときによく思います。小回りが利かないのもその一因かも。
……と、ここまで長々書いてきましたが、個人的にこの車に対する不満は殆どなく、あってもこの車の魅力の前ではほんの些細なこと。車が好きな人ならば、おすすめできる車だと思います。
Posted at 2020/03/14 21:41:39 | コメント(0) | クルマレビュー
2019年12月15日 イイね!

4速が不調な私のWRX

おはこんばんにちは、つゐんかむです(^∀^)/



基本的には好調な私のWRXなんですが、一つ、前から気になっていることがあります。

この件について、ディーラーで点検や整備を受ける際、何度か簡易的に診てもらっているんですが、毎回「ご指摘の現象は再現・確認できませんでした」と戻ってきてしまいます……。


その気になっていることとは、「4速変速時に違和感のある時がある」というもの。
以下に具体的な現象を箇条書きにしてみます。

•4速に変速時、通常であれば変速の手応え(「コクッ、コクッ」という手応え)があるが、それがなく「スコーン」と4速に入る。
•この現象が現れると、4速にシフトが入り切った時に、決まって「ガッ」という金属が擦れるような音が一瞬聞こえる。
•シフトアップ、シフトダウンのどちらの場合でもこの現象は起きるが、シフトダウンの時に多い気がする。
•毎回この現象が現れるわけではなく、起こらない時は全然出ない時もあるし、立て続けて2〜3回起きる時もある。
•ギアの入りが渋かったり弾かれたりすることはなく、またクラッチも普通に繋がる。

こんな感じです。
走行自体にはなんの問題もなく、普通に走れています。
WRXを購入した、割と初期の頃からこの現象が出始めました(現在の走行距離は、購入から3年ちょっとで73,000km弱)。


この現象は一体なんなんでしょう?


個人的には、シンクロがおかしくなっているのかなぁと思っているのですが、メカに疎い素人が勝手に思っているだけです。

一番いいのは、ディーラーでミッションを下ろしてバラして診てもらうということなんでしょうが、これには当然、それなりの費用と時間がかかります。

できれば、100,000kmの大台を迎えた時に、その他の整備と一緒に本格的に診てもらおうかと思っているんですが、そんな悠長にしてたらマズいですかね?


こういったことに詳しい方、コメントなどでアドバイスを頂けると嬉しいです。
宜しくお願いしますm(_ _)m





=おしまい=
Posted at 2019/12/15 16:05:07 | コメント(4) | トラックバック(0) | My WRX STI
2019年11月11日 イイね!

【備忘録】昔の米国のGSのベル

おはこんばんにちは、つゐんかむです(^∀^)/


今日は気になっていたものの正体が分かったので、備忘録としてブログっておこうと思います。
(備忘録なので、言葉遣いの一部おかしな部分がありますが気にしないで下さい)

いわゆるアメリカの「古き良き時代」と言われる、50年代くらいの時代設定の映画(もしくは当時物)などで、自動車がガソリンスタンドに入ると

チンチン♪

ってベルの鳴るシーン、よくあるじゃないですか?

えっ?
分かんない?

こういう感じのやつです(33秒辺り)↓

(ちなみに流れてる曲は、The Four Acesというグループの歌う"Mister Sandman"です。)

動画はようつべからお借りした、みんな大好きBTTFです。動画のシーンは1955年が舞台なっていて、どんぴしゃで「古き良き時代」です。
赤い車(車種は何なんでしょう?)がスタンド(テキサコ)に入るとベルが鳴ってるのが分かると思います。

このベルの正体について昔から気になっていたので、大人の英語力を駆使して調べてみました!

gas station bell 検索......
大人な英語力......

するとこんな動画がヒット↓

英語べらべらのおっちゃん(おそらくアメリカ人)が、ベルの仕組みについて実演解説しているみたいです。
言っていることは大体わかりませんが(ぇ)、映像を見ていれば仕組みは何となくわかります。

タイヤでチューブを踏みつけると、気圧で中のチャンバーが上がり、更に撞木を押し上げてベルを鳴らすとう寸法みたいですね。
なるほど踏ん付けるあたりが実にアメリカ人っぽい発想です。


さて、ではこのベルは何の為に設置されていたのか?
動画に映っているベルには「MILTON DRIVEWAY SIGNAL」と書いてありました。
「MILTON」は恐らくこのベルを作っているメーカー名でしょう。
試しに「milton chicago」で検索してみると、milton industriesという会社のHPがヒットしました。中を覘くと、工具類やエアバルブ、空気圧ゲージなど車に関係したものを作っている会社のようです。

つづいて「driveway signal bell」で検索。
……するもよく分からず。

日本語でいう「○○とは」という感じで入力してみましょう。
ってことで「what is driveway signal bell」で検索。

すると何やら説明文みたいなのが出てきました。
Product description
Milton's driveway signal bell offers an instant signal every time. Perfect for use at service stations, drive up windows at banks or restaurants, or any other applications where an attendant must be alerted. Operates up to 300' of signal hose.


グーグル先生がAmazonから説明分をパクって引用してきてくれたみたいです。
曰く
製品説明
ミルトン社製ドライブウェイシグナルは、いつでも簡易的な合図を提供します。 ガソリンスタンドはもちろんのこと、(主にドライブスルーの)銀行やレストランなど、(来客時に)窓を開ける必要があるあらゆる場面で、(来客が来たことを)従業員に知らせるのに最適です。 (ベルを鳴らす為の)チューブは最大300フィートあります。

補足を入れつつ意訳をするとこんな感じでしょうか。


以上のことをまとめると、

・ベルの正体は「draiveway signal (bell)」とか「gas station bell」といわれるもの。
・このベルは、主にガソリンスタンドや商店などで、来客を知らせるもの(今でいう「ファミファミファミーマファミファミマ♪」みたいなもの)。
・シカゴにある、milton社製のものが有名なようだ(もしかしたら「driveway signal」というのは、この会社の製品名かも)。
・車がチューブを踏ん付けることにより、ベルが鳴る仕組みになっている。

こんな感じですかね。
セルフサービスが主流の米国のスタンドにおいては、もはや来店を知らせる必要がないので廃れていったのでしょうね。フルサービスを行っていた古き良き時代の産物と言えるでしょう。

最後に、実際に車で踏ん付けてベルを鳴らしている動画があったので、貼っておきます(見た感じ、milton社製のものではないようです)。





=おしまい=
Posted at 2019/11/11 21:09:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニブログ | 趣味

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