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黒鉄のブログ一覧

2024年03月23日 イイね!

なんかまた胡散臭いのが出てきたな…

みんカラのストリームに表示された広告の商品ですが
https://www.takumi-motoroil.jp/product/467

いや、嘘だって言いたいわけじゃないんですけどね?
確かにトルマリンには圧電効果があるんですが、粉末状にした場合の圧電効果は殆ど無いんじゃないかって説もあり、そもそも吸気の風圧程度の圧力で水の電気分解が可能なほどの電圧(1.23V)が発生するのかとか、電圧が発生したとして水蒸気がトルマリン粉末の表面に一瞬接触しただけで電気分解は行われるのかとか、色々疑問が湧き出てくるわけですよ。

まぁ百歩譲って実際にトルマリン粉末によって水蒸気の電気分解が行われたとしましょう。
トルマリン以外に含まれているとされるアミノペプチド、ヒノキチオール、フコイダンなどの成分は何にどう作用して何の役に立っているのかといった記述が一切無いのは何故でしょうか?

本当に水蒸気の電気分解によって水素ガスが発生しているなら、混合気中に燃料が追加されるのと同じ事なのでトルクアップするのも理解できますが、「水素ガスが発生してエンジンのトルクがアップしている」と主張するのであれば、エアクリーナー通過前と通過後の空気中の水素ガス濃度を比較する実験や製品使用前後のトルク比較試験を当然行っているはずであるのに、何故そのデータを公表しないのでしょう。
よくあるトルク「感」アップ!ではなくトルクアップ!と謳っているからには、それなりの自信と根拠があると思うのですが、何かデータを公表できない理由でもあるのでしょうか?

う~ん、胡散臭いですねぇ。

いや、製品紹介に書いてあることが事実であれば一度試してみてもいいかなとは思うんですよ?
私はただ、それが事実であると信ずるに足る証拠を出して欲しいと言ってるだけであって、ね?
Posted at 2024/03/24 00:34:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | テクノロジー | クルマ
2023年11月19日 イイね!

凄いコラムを見つけてしまった

https://mf-topper.jp/articles/10001569
このコラムむっちゃ興味深いわぁ。書籍で荷重移動による車両姿勢の変化については何度も読んだけど、殆どが独立懸架式の話で、リジッドアクスルの荷重移動についてここまで詳しく解説してるのは初めて読んだ。
無料会員登録で5記事/30日まで読めるんで、無料登録だけでもこのシリーズ(4回)は全部読めちゃうんだけど、こんな記事が読めるうえに(Kindle unlimitedから外れてしまった)MFiのアーカイブが見られるってんなら喜んで金払うわ。
いや、ホントに私出版社の回し者とかじゃないですよ(笑
純粋に知識欲の問題として、年間17600円の学費で学校に行けるって考えれば超破格じゃんね?って話ですよ。
Posted at 2023/11/19 09:55:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | テクノロジー | クルマ
2023年10月23日 イイね!

注意喚起の為に紹介しておきます

何かといいますと、OBDⅡの分岐ケーブルを使用して2つ以上のOBD機器を同時に接続するとECUがエラーを起こしておかしくなっちゃう(事もある)よーって事らしいです。たまーに見てるGT-studioさんが動画で詳しく解説されていました。

古い車は大丈夫(?)なようですが、年式が新しく、OBDのバージョンが新しいものは要注意なようです。
私も分岐ケーブルの存在は知ってましたが、重量増加を嫌ったのと、整備士の本能というのか直感というのか、そういった部分が「なんか危なそうだな…」と感じたので、自分の車には付けていなかったんですが、やはりこういう現象が起こり得る商品だったのですね。
動画を見てもらえばわかると思いますが、瞬間的ではありますが水温や吸気温がぶっ飛んだ数値になったり、負荷値が1000%超えとか有り得ない数値になったりしてます。
で、ECUがこういうぶっ飛んだ数値はエラーとしてはじくらしいんですが、問題はそういうエラーが連続するとECU内部で安全マージンを取ったセーフモードに移行してしまい、ケーブルを外した後でも自動復帰せず、かつ外部からはセーフモードに移行したことが分からないという事で、気付かないうちに性能ダウンした車に乗っている人がいる可能性があるってことで注意喚起されています。
Posted at 2023/10/23 19:43:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | テクノロジー | クルマ
2023年09月25日 イイね!

ミニコンDSについて 続報

ミニコンDSの特許詳細が公開されていました。
こちらから確認できます↓
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2023-122402/BC274BAC41D021E4EE8173A38E1ED4F7839EE2A5D522E7B02FC19FD808687B89/11/ja

一通り読んでみたんですが、やはり3気筒の場合は吸入行程後期での点火が行われているようです。
怖すぎるわこんなパーツ。
確かに偶数気筒エンジンでの2気筒ずつの同時点火は従来からある制御ではありますが、基本的にはデスビ式からダイレクトコイル式への過渡期においてシステムの簡素化・低コスト化の為に開発された技術であり、ダイレクトコイルが主流となった現在では完全に廃れた技術であるというのが私の認識です。
1つのコイルで2気筒を同時点火するというのが基本的な考えですので、3気筒エンジンでの採用例は私の知る限りではないのですが、もし知ってる方がおられましたら是非メッセージを下さい。勉強させていただきます。

結局のところこの製品も「何故出力が上がるのかは開発者もわからない」と正直に書かれており、「熱効率が上がった」のではなく、「同時点火という異常な挙動により燃調が狂った結果、偶々運良く出力が上がった」のではないかというのが個人的な感想です。
「偶々運良く」出力が上がったということは、
「偶々運悪く」エンジンがブローした、という事も十分考えられるわけで、
そんな運頼みなパーツを自分の車に着ける気にはなれんし、そもそもこの制御内容で熱効率≒燃費が上がるとは思えんので、このパーツは私には不要である、というのが私の結論であります。

1psとか2psの為にギャンブルしたい人は着けてみてもいいんじゃないですかね?
Posted at 2023/09/25 23:10:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | テクノロジー | クルマ
2023年02月14日 イイね!

ミニコンDSについて

ミニコンDSについて以前、シエクルさんとこのミニコンDSについて、性能向上の原理が全くわからないと呟いたことがありましたが、自分なりに今一度整理するために図を描いてよく考えてみました。
3気筒で点火時期が上死点前約40度(高回転でほぼMAX進角入ってる状態)のとき、1番気筒が点火した瞬間の各気筒の関係を示したのがタイトル画像になりますが、この時2番気筒若しくは3番気筒に同時に火花を飛ばすメリットとは…。
というか、3気筒の内2気筒を常に同時点火してる状態なので、結局図中の②の位置でも③の位置でも点火される瞬間があるって事なんですよね…。

排気工程中の気筒に関しては、プラグ近傍に未燃焼ガスが残っていれば燃焼させられる可能性が僅かながらありますが、既に下死点を通過してしまっていますので、有効な仕事を取り出せる可能性はゼロです。
しかし仮に未燃焼ガスが燃焼すれば、それが完全燃焼にしろ不完全燃焼にしろ、排気ガス中の残存酸素濃度は低下しますので、O2センサーの出力がリッチ方向に振れてフィードバックがリーン方向になる可能性はあります。
性能アップの僅かな希望があるとすればココじゃないでしょうか。

で、問題なのは吸気行程中の気筒ですよ。
上死点後約80度、オーバーラップを過ぎてまさに全開で吸気してる最中にスパークさせるとか、何ちゅうことしてくれとんじゃいって話ですよ。
仮に吸気中の混合気に着火してしまったら、インジェクター式のくせにバックファイヤとかいう面白い事になっちゃうわけで、エンジン破損まではいかなくとも、燃焼効率はガタ落ちでしょう。

この図はほぼMAX進角かかった状態なので、巡行運転で点火時期が上死点前10度とかになれば、図の赤線が時計回りにずれます。そのとき2番は下死点後50度、3番は上死点後110度となりますが、状況は良くなるどころかますます無意味で危険な方向に振れている気しかしません。特に吸気行程の3番からやばい匂いがプンプン。

極めつけは商品紹介ページに載ってるハイゼットのパワーグラフ、「ノーマル時に比べ低速からのパワーアップ!」とか書いてあるんだけど、2000rpm~2500rpmの(私の考える)低速域ではノーマルよりパワー落ちてるんですが。
しかも全開全負荷でのテストで装着前後のパワー差が1.72psって、正直誤差の範囲じゃね?って思う。
せめて10回ぐらい連続でやってその平均差出すとか、アクセル開度30%ぐらいで加速したときのパワーグラフとか、私が欲しいのはそういうデータなんですよね~。
もうちょっとパワーアップの理屈がわかる情報を公開してほしいものだ…。

あ、でも特許ってのは申請から1年半したら詳細が公開されるらしいので、そのときまた思い出したら内容を確認してみたいと思います。
Posted at 2023/02/14 23:09:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | テクノロジー | クルマ

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「昨日気付いたんですよ、ハイコーキのマルチボルト用の充電器に付いてるUSB端子、コンセントからの給電だけかと思ってたらバッテリーからの給電も出来るみたいで、モバイルバッテリーよりよっぽど信頼できる車中泊用電源として使えるってことに。」
何シテル?   08/12 15:25
インプとかアルトとか乗ってますが正体はスポーツ走行もできる燃費ジャンキーです。 独自の車弄り論やドライビング論を持ってるので、合わない人は合わないかもです。 ...

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